プラスチック
独Covestro、Neste及びBorealisと共同でタイヤを自動車用高品質プラスチックにリサイクル
・ドイツの化学品メーカーCovestroは 6月11日、フィンランドのNeste及びドイツのBorealisと共同で廃棄タイヤを自動車用高品質プラスチックにリサイクルするプロジェクト契約を締結した。
・廃棄タイヤは化学的リサイクル技術で液状にして基礎化学物質を抽出した後、高純度ポリカーボネートに加工する。これらはヘッドランプの部品からラジエーターグリルまで様々な自動車用途に使用できる。
・今回の提携ではNesteが液状化した廃タ
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サウジアラビアのSABIC、自動車排出ガス削減とリサイクル性向上のための新発泡樹脂を発表
・サウジ基礎産業公社(SABIC)は5月9日、米国最大のプラスチックショーNPE2024 (5/6-10)において、PP-UMS (Polypropylene - Ultra Melt Strength)発泡樹脂を発表した。この樹脂は、卓越した発泡性を実現する高い溶融強度を特徴としており、非常に低い密度と優れた耐衝撃性によりPP発泡体の押出成形を可能にし、ドイツ自動車工業会規格VDA278 の排出物規制にも適合する。
・SABIC
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独Envalior、Chinaplas 2024で自動車向け新製品を発表
・ドイツの樹脂加工メーカーEnvaliorは4月25日、上海で開催されたプラスチック・ゴム展示会のChinaplas 2024に初出展した。同社はこの展示会で自動車部品と非自動車用途の幅広い製品を展示した。
・ポリアミド材料Stanyl PA46を使用した電気自動車(EV)用ベアリングは、高温下でも剛性を保ち機械的性能と費用対効果において独自のメリットを提供する。
・高流動性ポリアミドAkulon/Durethanを使用した自動車用
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BASF、UTECH 2024でポリウレタンの持続可能なリサイクルソリューションを発表
・BASFは4月15日、オランダのマーストリヒト(Maastricht)で開催される国際ポリウレタン展示会UTECH 2024でポリウレタン(PU)の新しいコンセプトとリサイクル方法を紹介すると発表した。
・BASFは寿命となった熱可塑性プラスチックのリサイクルに適した新世代フレキシブルPUフォームを紹介する。この発泡体は100%リサイクル可能で、リサイクルしたものは新しい発泡体の原料として使用できる。古い発泡体はエネルギー効率の
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