・ロシア産業貿易省は5月7日、サンクトペテルブルク(St. Petersburg)市政府および合資会社Romanovと、特別投資契約(SPIC)を締結したと発表した。この契約に基づき、シュシャリ(Shushary)工業地帯にある生産拠点において、クロスカントリー性能を強化したBAZブランドの民間用貨物シャシーの量産が開始される。 
・BAZの新型貨物シャシーは、自社開発のモジュール式プラットフォームをベースに開発されており、独立懸架

・ロシアの国営原子力企業Rosatomは5月2日、リチウムイオンバッテリー生産の全工程をカバーする同国初のギガファクトリーについて、カリーニングラード州オマン市で鋭意建設中だと発表した。全ての建物および建屋の約8割が完成しているという。2025年内にパイロット生産を開始し、2026年に量産を開始予定。
・リチウムイオンセルの製造からバッテリーパックの最終組立までを行うという新たな独自の事業はロシアのバッテリー産業の発展に大きく寄与す

・ロシア産業貿易省は4月2日、カルーガ(Kaluga)州にブラシレスモーターの新たな製造施設が開設されたと発表した。この施設で製造されるモーターは、高効率で信頼性が高く、環境に配慮した設計となっており、自動車、ロボット、航空機など、さまざまな産業分野に適している。 
Based on press release from the Ministry of Industry and Trade of the Russian Federa

・ロシア産業貿易省は3月16日、カタール商工会議所と共同で、ロシアとカタールの企業による会合を開催したと発表した。 
・この会合でロシア企業は、自動車産業、デジタル技術および通信、輸送およびインフラなどの分野における具体的な取り組みや、有望なプロジェクトおよび協力可能分野について発表した。 
・会合には、カマズ(Kamaz)の代表者も出席した。 
Based on press release from the Russian Min

・ロシア政府の産業開発基金(IDF)は3月4日、ロシアの自動車部品メーカーAvtopribor Iskraに対し、5億6,750万ルーブル(約9.4億円)の優遇融資を行うと発表した。この資金は、ラダ「ヴェスタ(Vesta)」、「グランタ(Granta)」、「ラルガス(Largus)」向けのジェネレーター生産施設をトリヤッチ(Tolyatti)に建設するために使用される。 
・このプロジェクトへの投資総額は、7億6,000万ルーブル(

・ロシア産業開発基金(Industrial Development Fund)は2月27日、ロシア産業貿易省が輸入と国内生産のバランスを取るための取り組みの一環として、自動車部品市場の「ホワイト化」と関税保護の強化に重点的に取り組む予定であることを発表した。
・産業貿易省の責任者は、2022年に特定された740の重要部品のうち、約330の部品がロシアのメーカーによって供給されていると述べた。残りの部品については、現在対応策が検討され

・ロシアの副首相は2月18日、イラン政府との会合で、エネルギー分野や航空機の製造、ロシア車メーカーのイラン市場参入での協力について話し合った。現地の複数メディアが報じた。
・また、副首相はロシア車のイラン参入について、イラン国内にロシア車組立の拠点を設立することについても話し合ったと述べた。
Based on multiple sources

・ロシア政府は2月11日、カルーガ州知事がプーチン大統領と会談し、2025年の車両生産計画について協議したと発表した。知事はカルーガ州の旧VW工場で2025年に11万台以上の自動車を生産する見通しだと報告。また、かつてプジョーやシトロエンのモデルを生産していた旧ステランティス工場では、長城汽車傘下の哈弗(Haval)ブランド車両2万5,000台の組立てを受託する計画が進められている。さらに、すでに2,000台以上のトラックが生産され

・ロシア産業貿易省は11月25日、自動車部品の輸入代替を支援するため、自動車部品メーカーに対して約6億ルーブル(約8億円)の支援を行うと発表した。
・サマラ(Samara)地域のLADAPLAST-Tは、手動と電動の両方のシステムで使用できるシート調整機構を生産する技術を開発している。
・スタルースコルスキー(Starooskolsky)自動車・トラクター電気設備工場は、電気燃料ポンプと低圧燃料供給モジュールの自動生産技術を開発する

・11月7日付のロシアの複数メディアによると、カルーガ(Kaluga)州知事は、Automobile Technologies (旧称PCMA Rus)が間もなくロシアで人気の高い中国ブランドの新車の組み立てを開始すると述べた。
・工場では新たな従業員の採用も行われる予定である。中国企業の名称は明らかにされていない。知事は、この提携は1年前から続いていた中国側パートナーとの交渉が成功した結果であると述べた。 
Based on mu

・11月8日付ロシアの複数メディアは、同国の国営コングロマリットRostec State Corporationが中国企業と共同でシベリアかモスクワに自動車工場の建設を計画していると報じた。
・Rostecの代表は最近、中国へ大手自動車メーカーの工場を訪問し、工場建設での協力について話し合ったもよう。
Based on multiple sources

・ロシア政府は8月6日、北部ムルマンスク(Murmansk)州の知事とプーチン大統領が会談したと発表した。
・会談の中で知事は、同州ではリチウム加工とリチウムイオンバッテリー用正極活物質の生産のため、新たな生産施設の建設に取り組んでいると述べた。この施設は、モンチェゴルスク(Monchegorsk)市に建設される予定だという。
Based on press release from the Government of Russia

・ロシア政府は7月31日、第一副首相が、リチウムイオンバッテリーの製造に使用される正極活物質の生産を、モンチェゴルスク(Monchegorsk)のコラ鉱業冶金会社(Kola Mining and Metallurgical Company)に委託する問題に関して会議を招集したと発表した。このプロジェクトは産業貿易省の支援を受けている。 
・コラMMCは、正極活物質生産の全サイクルを習得するために必要なインフラと将来性を有している。今

・ロシア産業開発基金(Industrial Development Fund)は7月2日、ロシア当局が乗用車生産用の単一モジュラープラットフォームの開発見通しについて、自動車業界の代表者と協議していると発表した。 
・研究開発に対する助成手続きも決定した。現在の国家支援措置、特にFRP自動車部品の専門プログラムとクラスター投資プラットフォームは、プロジェクトの実施に利用される可能性がある。 
Based on press relea

・ロシア産業貿易省は6月14日、産業開発基金(IDF)の自動車部品プログラムの枠組みの下、ロシアのサプライヤーPOLAD JSCによる「ロシア自動車産業に向けたマスチック等接着剤の生産」プロジェクトの実施を支援すると発表した。POLAD JSCは大規模な近代化を行い必要な生産設備をすべて導入する。 
・マスチックは様々な溶接用接着剤と同様自動車のアンダーボディや継ぎ目を腐食から守る。POLADのマスチックはUAZ (ワズ)、MAZ

・ロシアのアフトワズ(AvtoVAZ)は6月6日、ロシア産業開発基金から総額70億ルーブル(約123億円)を超す優遇融資を受ける契約3件を締結した。この資金はラダ(LADA)車の改良型エンジンと新型ラダ「オーラ(Aura)」の部品生産に充てられる。 
・アフトワズはトリヤッチ(Togliatti)工場で新型「オーラ」の部品と組み立ての生産体制を整え、ボディ部品、内装・外装部品、ステアリングホイール、シート、ブレーキシステム、HVAC

・ロシア産業貿易省(Ministry of Industry and Trade of Russia)は5月31日、2020年12月3日付ロシア連邦政府令第2014号の改正を提起したと発表した。
・電気モーターを搭載した車両の調達に対する国内生産品の最低調達比率の義務付けが含まれる。
・草案では、公共調達へのアクセスに関する規則に、乗用車、小型商用電気トラック、電気トラック、様々なセグメントの電気バスを対象品目として追加し、2025

・ロシア産業貿易省は4月11日、自動車産業クラスターに参加する3つのプロジェクトを支援すると発表した。この3つの研究開発プロジェクトに対する支援総額は、3億ルーブル(約5億円)以上となる。 
・1つ目は、トリヤッチ(Tolyatti)のSteering Systemsのプロジェクトである。このプロジェクトは、乗用車および小型商用車向けの電動パワーステアリング生産プロジェクトで、ロシア国内の自動車産業向けにコンポーネントを国内生産する

・アフトワズ(AvtoVAZ)のMaxim Sokolov社長は4月8日、ロシア連邦議会下院産業貿易委員会傘下の専門家会議の議長を務めた。専門家会議では、中国からの輸入車の拡大と、国内市場を保護するための一連の対策案が議論された。
・Sokolov氏は、ロシアの保護障壁は、外国の自動車メーカーに完成車の輸入からロシアでの生産開発への投資への移行を促すには不十分であると述べた。
・2023年半ばから、中国製ブランドが数量的にロシアの乗

・ロシア連邦政府議長は3月27日、EV充電インフラ整備に向けた地域負担補助の施策を確実に維持するようエネルギー省、産業・通商省、経済発展省、財務省に指示したと発表した。これは「電気自動車(EV)と水素自動車」構想の一環である。 
・この構想では2025年に2,800カ所以上、2026年に3,300カ所以上の急速充電ステーションを設置を目指している。無人物流回廊構想推進に向け高速道路M-11 (Neva)の高度自動運転車用インフラを整