軽量化
FEV、AIを活用した車両軽量化構造開発で日本のNature Architectsと提携
・国際的エンジニアリングサービスプロバイダーFEVは9月25日、日本の技術企業Nature Architects (NA)と戦略的提携を結び革新的な車両構造を共同開発すると発表した。両社はAIを活用した設計手法により軽量化構造、機能性、開発効率に関する新基準確立を目指して協力する。
・この提携に基づきFEVは車両開発経験とプラットフォームデータを、Nature Architectsは形状最適化、メタマテリアル、折り紙工学を活用した

Benteler、持続可能なモビリティのイノベーション推進で上海の同済大学と提携
・Benteler Groupは、共同研究と人材育成を目的として上海の同済大学と提携したと発表した。両者は、軽量構造、車両の安全性、持続可能なモビリティなどの主要なトピックについて研究する。また、インターンシップ、研修プログラム、専用の奨学金を通じて、若い才能を育成する。
(2025年6月16日付プレスリリースより)

Borealis、ドイツでリサイクル可能な軽量ポリマーフォームの生産能力増強に投資
・オーストリアのポリオレフィンメーカーBorealisは5月26日、ドイツ・ブルクハウゼン(Burghausen)工場に1億ユーロを投資して高溶融強度ポリプロピレン(HMS PP)ラインを新設すると発表した。操業開始は2026年後半の予定。この新ラインにより同社の完全リサイクル可能なHMS PPの供給能力は3倍になる。
・同社はDaploy High Melt Strength ポリプロピレンと呼ばれるフォーム(発泡)ソリューショ

スペインのセアト、もみ殻由来素材「オリザイト」を用いた「アローナ」の生産を開始
・セアトは4月15日、米の副産物であるもみ殻から作られた再生可能な天然素材「オリザイト(Oryzite)」を使用した2つの部品を搭載するサブコンパクトSUV「アローナ(Arona)」の生産を開始したと発表した。
・「アローナ」のトランク下部にある二重フロアを支える2つの部品には、オリザイトが15%使用されている。これらの部品は、かつてポリプロピレンとガラス繊維のみで構成されていたが、現在では1台あたり約60gのもみ殻が使用されてい
