・ドイツのcellcentricは4月28日、米ACT Expo 2025で北米の重量級道路輸送向け先進NextGen燃料電池システムの詳細を紹介すると発表した。cellcentricはダイムラー・トラックとボルボグループが折半出資する燃料電池合弁会社。
・新システムは総重量約400kgで従来の13Lディーゼルエンジン室用に設計されているため既存の車両プラットフォームへの組み込みが容易である。このシステムの特徴は高温で動作可能なため

・インド重工業・公営企業省傘下のインド自動車調査協会（ARAI）は4月30日、ボルボ・トラックのインド法人Volvo Trucks Indiaに対してインド市場初となるロードトレイン車両（軌陸車両）のCMVR（中央自動車規則）型式承認を与えた。この車両は1989年制定のCMVRに基づいて公道での使用が認可された。軽量で大量の貨物輸送を目的とするロードトレインの導入により物流効率の向上が期待される。
・ARAIはインド陸運・国道省の支

5月8日に一部データを更新しました。
・マークラインズが5月2日時点で集約した2025年4月の米国新車販売台数(GM/Stellantis/テスラなどの推定値を含む速報値)は、前年同月比9.9%増の146万3,493台だった。4月の営業日数は前年同月より1日多い26日だった。季節調整済み年率換算販売(SAAR)は、1,730万台/年(前年同月1,600万台/年)だった。
・米国は4月3日から全ての乗用車およびライトトラックの輸入に対

※英GlobalData社 (旧LMC)のアナリストによるショートレポート (4月23日付) をマークラインズが翻訳したものです。
・BAUMA (建設機械、資材製造･加工、建設用車輌、鉱業機械分野での世界最大の見本市)はドイツ・ミュンヘンで3年に一度開催される展示会で、今回の会期は2025年4月7日～13日だった。57カ国から3,600超の企業が出展し、61万4,000平方メートルのスペースでイノベーションを展示した。ゼロエミッシ

・ボルボ傘下の商用車電池メーカーである米プロテラ(Proterra Powered LLC)は4月24日、同社の新しいOnyx Strataシリーズに含まれるH2-23バッテリーパックを発表した。クラス8トラックやその他の要求の厳しい商用アプリケーション向けに設計された新しいバッテリーパックは、大型輸送向けのプロテラのバッテリー技術ポートフォリオを拡充する。
・H2-23バッテリーパックは、重量密度176Wh/kg、体積密度270W

・ボルボ・グループは米国事業全体で、最大800人をレイオフする準備を進めているという。4月22日付の複数の米国のメディアが報じた。
・同グループの北米法人のVolvo Group North Americaの広報担当者は、「このような措置を取らざるを得ない事は遺憾だが、車両の需要減に合わせて生産を調整する必要がある」と述べ、輸送費と需要に関する不確実性、規制変更の可能性、国境を往来する貨物輸送量の減少とサプライチェーンへの影響などが

・ボルボ傘下の米大手トラックメーカーであるマックトラック (Mack Trucks)は4月8日、高速道路での利用が多い長距離用トラックとして同社史上最も空力性能に優れ、ドライバー重視の設計を採用した、新型トラック「パイオニア (Pioneer)」を発表した。この新型車は、大胆なデザインと複数の業界初となる機能を備えており、米国およびカナダにおいて、デイキャブのほかショート、ミディアム、ロングの各スリーパーオプションを含む複数構成で注

・ボルボ・トラックは、メキシコのヌエボ・レオン州シエネガ・デ・フローレス(Cienega de Flores)工場の建設に10億ドルを投資すると認めた。4月4日付のメキシコのメディアのNearshorerが報じたもので、この決定に先立ちSamuel García同州知事がスウェーデンのヨーテボリ(Gothenburg)でボルボ・トラックの幹部らと会談した。
・2024年に発表された当初の投資額は7億5,000万ドルで、プロジェクトが

・商用電気自動車(EV)充電ネットワーク開発の大手企業である米国のGreenlane Infrastructureは4月2日、ボルボ・トラックの北米法人であるVolvo Trucks North Americaと提携し、Greenlaneの充電ネットワークをVolvo Open Chargeに統合すると発表した。
・Greenlaneは、北米市場におけるボルボ初の公式充電ポイント事業者(CPO)となる。Volvo Open Char

4月10日に一部データを更新しました(2回目の更新)。
・マークラインズが4月2日時点で集約した2025年3月の米国新車販売台数(GM/Stellantis/テスラなどの推定値を含む速報値)は、前年同月比9.1%増の159万1,710台だった。
・米国は4月3日から全ての乗用車およびライトトラックの輸入に対して25％の追加関税を課す予定であり、卸売および小売価格の上昇が予想されている。複数の米メディア報道によると、アナリストは関税が

・ダイムラートラックは3月14日、米国で2025年半ばに第5世代となる重量級電気トラックのフレイトライナー「カスケディア(Cascadia)」の量産を開始すると発表した。これにより、ダイムラートラックのグローバルでの電気トラック・バスの商品ラインナップは11モデルに拡大する。
・ダイムラーバスは、欧州で都市間電気バスであるメルセデス・ベンツ「eイントゥーロ(eIntouro)」の量産モデルに近いプロトタイプを発表した。2026年に納

・ボルボ・トラックは3月11日、北米の地域輸送市場向けに新型トラック「VNR」を発表した。同モデルは米国バージニア州ダブリンのニューリバーバレー(New River Valley)工場で生産され、ボルボ・トラックの新プラットフォームをベースとする。新型「VNR」は今後数カ月以内に発売される予定。
・新型「VNR」の発売は、2024年初頭の長距離向け新型重量級トラック「VNL」の発売に続き、ボルボ・トラックの新プラットフォームをベース

・ボルボ・トラックは3月4日、欧州の大型電気トラックセグメント(16トン以上)で5年連続首位となり市場シェアは47％に達したと発表した。北米の大型電気トラック市場でも首位となり2024年度の市場シェアは40％を超えた。 
・欧州では2024年にボルボの電気トラック1,970台が登録され、ドイツ、オランダ、スウェーデン、ノルウェー、スイスが上位5市場となった。 
・ボルボ・トラックは現在8種類の電気モデルを提供しており世界で4,800

3月19日に一部データを更新しました。
・マークラインズが3月4日時点で集約した2025年2月の米国新車販売台数(GM/Stellantis/テスラなどの推定値を含む速報値)は、前年同月比2.3%減の122万1,863台だった。2月の営業日数が前年同月より1日少ない24日だったことも影響し、先月は5カ月ぶりに前年同月比マイナスとなった。GM、現代自、起亜、スバルなどが好調を維持するも、フォードやステランティスの2桁%のマイナスをカバ

・米国の複数メディアは2月27日、Detroit Manufacturing Systems (DMS)のオーナー兼CEOであるBruce Smith氏は、同社がデトロイトを拠点とするAndroid Industries LLCとAvancez LLCを買収することで合意に達したと報じた。Smith氏は両社をDMSに合併し、アーバンヒルズ(Auburn Hills)を拠点とするVoltava LLCを設立する。Voltava LLC

・ルノー・トラックは2月19日、バン、シャシーキャブ、ステップインバンを含む仏Flexisと提携して開発した小型電動商用車ラインアップを2026年から欧州のネットワークで販売すると発表した。ボルボ・グループの一員であり、Flexis SASの創設メンバーでもあるルノー・トラックは、都市流通とロジスティクスにおける地位を強化している。
・これらのモデルは、電気バン「Master E-Tech」、小型電動商用車(LCV)「トラフィック(

・ブラジルの大手バスメーカーのマルコポーロ(Marcopolo)は2月13日、同社が大きな存在感を示す主要市場である中東へバス5台を輸出すると発表した。 
・輸出車両は「Paradiso G7 1200」バス5台で中東地域の大手自動車販売代理店Al Qurain Automotive Trading Companyが使用する。同社は自動車、トラック、バスの世界的ブランドを複数扱っている。 
・ボルボ「B11R」シャシーをベースに生産

・印アイシャー・モーターズ(Eicher Motors)は2月13日、ボルボ・グループとの合弁会社(JV)であるVE Commercial Vehicles (VECV)が、マディヤ・プラデシュ州ボーパール(Bhopal)のインダストリー4.0に準拠した工場に、新たな生産ラインを開設し落成式を行ったと発表した。小型電気トラック「プロ X (Pro X)」の最初のロットがロールオフされ、インドの物流企業に納車された。
・Bharat

・2月12日付のブラジル現地メディアAutoIndústriaの報道によれば、ボルボのブラジル・クリチバ(Curitiba)工場は先進的なキャブトラックをメキシコに輸出すると共にBRZT電気バスシャシーのグローバル市場向けの独占的生産拠点となる。 
・Volvo Latin AmericaのWilson Lirmann社長は、ブラジルとの貿易協定により関税が撤廃されたことで従来ロングノーズ型が主流だったメキシコ市場でキャブオーバー型

・ボルボ・グループは2月13日、カルナータカ(Karnataka)州政府との間で、約140億ルピー(約247億円)投じ、インド南部バンガロールのホスコテ(Hosakote)に第4の国際製造ハブを設立することで、覚書(MoU)を締結したと発表した。新施設では2,000人以上の直接雇用が見込まれている。
・ホスコテ工場は拡張により、ボルボ・インディアのトラックとバスの年間生産能力は3,000台から2万台へと大幅に増強され、インド国内およ