サイバーセキュリティ
ポルシェ、バグ発見報奨金プログラムを8月に再開
・ポルシェは8月13日、ソフトウェアのバグ発見に報奨金を支払う同社のBug Bountyプログラム(バグ発見者に対する報奨金支給制度)に過去2年間で世界の数百人に及ぶITセキュリティ研究者が参加し、同社の情報セキュリティの向上と潜在的な攻撃手法の発見に貢献したと発表した。プログラムはこの成功を受けて拡大され8月18日に再開される。
・再開するプログラムでは提出されたバグ発見レポートの審査をAI技術を用いてスピードアップ、改善する。

Ficosa、先進車両のサイバーセキュリティ向上を目的としたSELFYプロジェクトのパイロットテストを支援
・Ficosa Internationalは7月22日、オーストリアおよびスペイン・カタルーニャ州バッシュ・パナデス(Baix Penedès)にあるApplus+ IDIADAのADAS/CAVテストサーキットで実施された、欧州SELFYプロジェクトのパイロットテストに貢献したと発表した。このテストでは、実際の大都市環境を再現し、交通弱者の95%以上およびセキュリティ侵害の90%以上を検出することに成功した。
・本プロジェクトは

Elektrobit、HighTecと共にInfineonのDrive Coreを用いてRustをAUTOSAR Classicに統合
・Continental傘下のElektrobit Automotiveは7月21日、ドイツのコンパイラべンダーHighTec EDV-Systeme及びInfineon Technologiesと提携したと発表した。3社はInfineonのAURIX TC4xマイクロコントローラー用Drive Coreを用いてRust言語のアプリケーションをAUTOSAR Classic基本ソフトウェアに統合した。
・この提携によりElektr

ベントレー、サイバーセキュリティ・ソフトウェアでMHP Consulting UKと提携
・ポルシェ傘下のコンサルティング企業MHP Consulting UKは7月3日、ベントレー(Bentley Motors)と提携してベントレーの業務に向けた強力なサイバーセキュリティ管理システムとソフトウェア更新管理システム(CSMS & SUMS)を開発したと発表した。
・このプロジェクトはUNECE (国連欧州経済委員会) 自動車基準調和世界フォーラム (WP.29) 規則に完全準拠しておりベントレーは不適合ゼロで認証を取得

NXP、AI対応OrangeBox 2.0コネクティビティ・ドメイン・コントローラ開発プラットフォームを発表
・NXP Semiconductorsは、車両のゲートウェイと無線技術の間でセキュアな車内通信を実現する車載グレードの開発プラットフォーム、OrangeBoxの第2世代OrangeBox 2.0を発表した。
・OrangeBox 2.0は、CPU性能が前世代の4倍に向上、組み込みAIアクセラレーション、ポスト量子暗号のサポート、ASIL Bセーフティ・アイランド、ソフトウェア・デファインド・ネットワークなどを搭載し、現在だけでなく将

CARIAD、自動車システム開発の合理化に向けArchEを開発
・VWのソフトウェア部門CARIADは3月26日、自動車システム開発のスピードアップと質向上を狙った専用ツールArchEを開発したと発表した。
・一般に、アーキテクチャツールは技術者が複雑なシステムの設計・管理を行う際に効率、拡張性、安全性を確保する上で有効であり、自動車業界ではサイバーセキュリティ、リアルタイム性能、機能安全性の統合に不可欠である。
・しかし、既存ツールは自動車用ソフトウェア開発のニーズを必ずしも満たしていない

イベコバス、コネクテッドバスおよびコーチのサイバーセキュリティを優先
・イベコバスは1月28日、設計段階からコネクテッド化が進むバスおよびコーチにおいて、サイバーセキュリティを最優先事項として取り組むと発表した。同社は、より環境に優しいモビリティの実現を目指すとともに、サイバーリスクの防止に努め、変化する規制環境における安全性とセキュリティの確保に注力している。
・サイバー攻撃、データ盗難、車両制御の侵害などからの保護は、運行者と乗客の安全を確保するために不可欠である。また、昨年7月に施行されたEUの
