・ノルウェーのバッテリーメーカーMorrow Batteriesは7月2日、同社の完全子会社Morrow Technologiesがリチウム・ニッケル・マンガン酸化物(LNMO)バッテリーセルの開発促進に向け、eモビリティの研究開発を行うスウェーデン国営企業RISE傘下の試験センターSEEL Swedish Electric Transport Laboratoryと戦略的提携契約を締結したと発表した。 
・両社はこの提携に基づきI

・Norsk Hydroは、Aluminum Stewardship Initiative (ASI) パフォーマンス基準V3.1に基づく74カ所の生産拠点の再認証を完了したと発表した。これは、アルミニウム押出成形企業の中で最も多い数となる。
・その内訳は欧州42拠点、北米25拠点、アジア2拠点、南米5拠点となっている。
・DNV Assurance Services UK Ltd.の監査を受けた再認証は、2028年5月末まで有効。

・ノルウェーのHexagon Purusは6月16日、日野自動車と米国市場におけるクラス6および7の重量級ストレート(平ボディ)電気トラックの生産と供給に関する長期契約を締結したと発表した。車両には日野のシャシーに、Hexagon Purusの独自のゼロエミッション技術を搭載したバッテリーシステム、補助モジュール、パワーモジュールなどを組み込むという。
・トラックは日野のブランド名を冠し、日野の持つ広範な公認ディーラーのネットワーク

・Kongsberg Automotiveは、ドッグクラッチ・アクチュエーター(DCA)に関して4年間で推定生涯収益約2,000万ユーロ相当の新規契約を受注したことを発表した。
・この製品は中国の無錫工場で生産し、大手電気商用車メーカーに供給する。
・DCAは、乗用車から大型商用車までのハイブリッド車(HV)、バッテリー電気自動車(BEV)、燃料電池自動車(FCV)用の電動アクスル、セントラルドライブ、多段変速機のギアシフトおよびデ

・Kongsberg Automotiveは、2025年もコスト削減策を継続すると発表した。既に発表された間接費削減プログラムは順調に進んでおり、2025年第3四半期までに完全に実施することで年間1,000万ユーロの削減が見込まれる。同社は収益性改善に向けた追加のコスト削減策も年内に開始する。
・関税と貿易戦争激化のリスクは同社の事業に引き続き不確実性をもたらしており、同社では直接的な影響の軽減に取り組んでいる。
・同社は不確実性が

・ノルウェーのバッテリー新興企業Beyonderは4月30日、スイスのバッテリーメーカーLeclancheと覚書を締結した。両社は覚書に基づきBeyonderのBePoweredセルをLeclancheのドイツ・ヴィルシュテット（Willstatt）工場で量産するための生産プロセス開発に関する提携交渉を始める。
・両社は独自技術を活用して高性能で持続可能なエネルギー貯蔵ソリューションを開発する可能性を探る。これにはBeyonderの

・蔚来(NIO) 傘下の小型電気自動車(EV)ブランド「ファイアフライ(firefly、蛍火虫)」は4月23日、上海モーターショー2025 (会期：4月23日‐5月2日)で、新型ハッチバックEV「ファイアフライ」を16カ国で順次発売すると発表した。蔚来はより効率的で柔軟な戦略により、今後1年間で25の国と地域への進出を目指す。
・「ファイアフライ」は、2025年春に欧州市場への初進出としてノルウェーとオランダで発売される予定。価格は

・Norsk Hydroは、自動車向けのエンジンや構造部品に使用される低炭素アルミニウム鋳造製品の開発を目的として、メキシコの自動車部品大手Nemakと基本合意書(LOI)を締結したと発表した。
・この取り組みでは、使用済みスクラップの使用比率を高めるとともに、Hydroがブラジルに保有するAlunorteアルミナ精製所で、天然ガスや電気ボイラーといったクリーンエネルギー源への転換を進めることで、製品の脱炭素化を実現する。
・長期的

・ノルウェーを拠点とするバッテリー産業向け人造黒鉛メーカーのVianodeは4月14日、ノルウェー政府の事業支援機関Innovation Norwayから4億ノルウェークローネ(約54億円)の融資を確保したと発表した。この資金はノルウェー国内に投資され、Vianodeの研究開発を強化して、高性能で低排出な電気自動車(EV)やバッテリーのローカルサプライチェーン構築を支援する。
・この融資は、ヘロイヤ工業団地(Herøya Indu

・Kongsberg Automotive (KA)は、エアブレーキフィッティング(Raufoss ABCシステム)の契約延長を獲得したと発表した。受注総額は5,800万ユーロを超える見込みだという。 これは2025年4月に開始される4年半の契約で、大型輸送用トラック・バスの大手メーカーから受注した。ノルウェーにあるKAのラウフォス(Raufoss)工場で生産される予定。 
・軽量で耐久性があり、環境負荷の少ないRaufoss AB

・ノルウェーを拠点とするバッテリー産業向け人造黒鉛メーカーのVianodeは3月20日、持続可能な電気自動車(EV)およびバッテリーの生産を支援するため、初の高性能リサイクル黒鉛を発売したと発表した。
・リサイクル黒鉛の利用は、北米や欧州メーカーの輸入依存の低減に貢献するとともに、米国、カナダ、EUにおける国産素材の活用を促進する規制への対応を支援する。また、EUが掲げる「2030年までに人造黒鉛のリサイクル率を25%に引き上げる」

・Norsk Hydroは、Hydro EnergiがNTEと長期電力購入契約(PPA)を締結したことを発表した。契約は、Hydro Energiが、2027年1月1日から2029年12月31日までの期間に合計660 GWhの電力の供給をNTEから受けるというもの。NTEは、再生可能エネルギーの生産と供給に焦点を当てた大手エネルギー企業。
・北欧の電力市場の重要なプレーヤーとしてHydro Energyは、Hydroのアルミニウム生

・VWグループ傘下のライドシェアサービス企業MOIAは3月6日、2025年初めから自動運転のプロトタイプ「ID. Buzz AD」を使ってノルウェー・オスロ(Oslo)で冬季の走行テストを行っていると発表した。米テキサス州オースティン(Austin)、独ミュンヘン(Munich)とハンブルク(Hamburg)に加え、MOIAは極端な気候条件下での自動運転技術の適用範囲を拡大している。
・走行テストは雪、氷、低温における自動運転車の挙

・ノルウェーの素材メーカーElkemは2月26日、韓国で開催されるInter-battery 2025 (3/5-7)に参加すると発表した。同社は電気的品質を重視した耐火性でコスト効率の高い製品群を紹介する。これらの製品はハイブリッド車や電気自動車(EV)にとって不可欠な部品の封止、接着、ポッティングなどの保護機能も備えている。 
・同社はEVの熱管理ソリューションを提供する断熱・軽量化用BLUESIL RT Foam、熱管理及び電

・中国のバッテリーサプライヤー孚能科技(Farasis Energy)は2月18日、ノルウェーのバッテリー新興企業Beyonder ASと生産に関する基本合意書を締結した。孚能科技は自社の生産能力を活用しながら、Beyondeのバッテリー技術を生かした製品を新たな用途に展開するとしている。
・両社は欧州の主要OEMのマイルドハイブリッド車(MHV)向けに、ハイエンド48Vモビリティモジュールを共同開発、販売、納入する覚書も締結した。

・ノルウェーのバッテリーメーカーFreyr Batteryは2月19日、T1 Energyへの戦略的社名変更を発表した。T1ブランドは、米国テキサス州オースティン(Austin)に新設された本社を拠点に、垂直統合型の米国製ソーラーモジュール＋バッテリーストレージのリーダーとなるという同社の決意を表している。 
・今年3月3日より、ニューヨーク証券取引所で取引されている同社の普通株式およびワラントは、ティッカーシンボル「FREY」およ

・ノルウェーを拠点とする電池産業用人造黒鉛メーカーのVianodeは2月13日、北米で進行中の大型人造黒鉛工場の開発計画に対し、ドイツの輸出信用機関Euler Hermes AGから最大3億ドルの融資保証を獲得したと発表した。
・Vianodeの北米工場は当初年間約7万トンの人造黒鉛を生産できるように設計されており、2027年後半に生産を開始する予定。本プロジェクトは数十億ドル規模の投資となる。Euler Hermes AGからの融

・ノルウェーのバッテリーメーカーFreyr Batteryは2月10日、米国テキサス州オースティン(Austin)に新たなグローバル本社を設立すると発表した。 
・Freyrは、オースティンをグローバル本社の所在地として選定した。これにより、米国製ソーラーモジュールを提供するという同社の事業と戦略に合わせた形で、人員配置を地理的に調整することが可能となる。同市は、ソーラーモジュール工場があるテキサス州ウィルマー(Wilmer)に近接

・2月7日付の複数の北米メディアによれば、ノルウェーのFREYR Batteryは米ジョージア州コウェタ郡のギガファクトリー建設計画を中止した。金利上昇、バッテリー価格下落、経営陣交代、戦略的優先事項の変更を理由に計画を撤回し、代わりにテキサス州のソーラーパネル工場建設に注力している。 
・同社は当初複数段階の建設を計画しており、第一段階として17億ドルを投じて生産能力約34GWhのバッテリーセル生産棟を建設し、2029年までに投資

・吉利控股とメルセデス・ベンツの合弁会社スマート(smart)は1月30日、ミッドサイズ電気SUV「スマート#5 (smart #5)」がスウェーデン、ノルウェー、フィンランドで3,000km以上の冬期テストを成功裏に完了したと発表した。スマートの欧州および中国R&Dチームは、欧州の顧客に信頼性を提供するために、3つのプロトタイプを極限状態でテストした。
・テストは主に以下の3つの分野に焦点を当てた。
走行性能：後輪駆動モデルでも氷