工場稼働状況
マセラティ、2025年Q4に「グランツーリスモ」と「グランカブリオ」の生産を伊モデナ工場に移管・再開へ
・マセラティは5月15日、「グランツーリスモ(GranTurismo)」と「グランカブリオ(GranCabrio)」の生産を2025年後半からイタリア・モデナ(Modena)工場に戻すと発表した。両モデルの全バージョンは、2025年第4四半期からモデナ工場で生産される予定。
・これはマセラティにとって新たな章の始まりであり、イタリアンデザイン、パフォーマンス、ラグジュアリーの象徴である前世代のアイコニックなモデルが生産されていた工場

ステランティス、マセラティモデルの生産を伊ミラフィオリ工場からモデナ工場に移管へ
・イタリアの3つの労働組合(FIOM-CGIL、FIM-CISL、FIM-CISL)は5月15日、ステランティスがマセラティのすべての生産(「グランツーリスモ(GranTurismo)」と「グランカブリオ(GranCabrio)」)をイタリア・トリノのミラフィオリ(Mirafiori)工場からモデナ(Modena)工場へ移管することを決定したと発表した。これはマセラティが直面している深刻な課題を浮き彫りにしている。現在の両工場の生産

露アフトワズ、休暇後に自動車組み立てを再開
・ロシアのアフトワズ(AvtoVAZ)は5月12日、企業休暇と5月の祝日中に実施された近代化工事の後、自動車部品、車両、組立キットの生産を再開したと発表した。
・2025年5月1日から5月11日までの間に、アフトワズは投資額2億2,000万ルーブル超(約4億円)に相当する9,000件を超える設備の予防保全および近代化作業を実施した。自動車の生産と並行して、イジェフスク(Izhevsk)工場、子会社のVIS-Auto工場およびLada

伊労組、不透明な状況が続く中、ステランティス・テルモリ工場で200人の人員削減を確認
・イタリアの労働組合FIOM-CGILは5月8日、ステランティスのテルモリ(Termoli)工場において、地元組合と共有した最近の人員削減に加え、さらに200人の従業員が希望退職することを確認した。
・労働組合は、新規の投資不足、新型車投入の遅れ、テルモリ・ギガファクトリー・プロジェクトの進展が見られないことを理由に、雇用喪失が増加していると警告している。
・現在、人員削減基金の増額が決定されている。しかし2015年以降1万6,00

thyssenkrupp、独ハーゲンのスプリング・スタビライザー部門の生産拠点を閉鎖へ
・thyssenkruppは、同社のスプリング・スタビライザー事業部門について、ドイツ・ハーゲン(Hagen)にある生産拠点を段階的に閉鎖し、同地のコンピテンスセンターも閉鎖することを決定したと発表した。この措置により、今後2年間で約300人の雇用が削減される見通しだという。
・また、同事業部の本社機能も段階的に縮小される予定で、最終的にハーゲンでは、30から40人のみ雇用が残る見込みとなっている。
・同拠点は近年、欧州自動車産業の
