・BMWグループは7月2日、AIを活用した保守支援ツールの「Factory Genius」を導入したと発表した。数秒以内に解決策を提示することで工場設備のトラブルシューティングを迅速化し、診断にかかる時間を短縮するという。
・検索エンジンのように動作するこのツールは、マニュアル、故障報告書、毎日更新されるシフトの引継ぎ記録といった内部データの情報源をスキャンし、迅速に正確な解答を探し出す。データはインターネットではなくBMW独自の技

・6月2日、リビアンでソフトウェア部門を率い、2024年11月よりVWとの合弁事業の共同責任者を務めるWassym Bensaid氏は、同社主導のソフトウェア・アーキテクチャー技術がVWグループの次世代電気自動車(EV)に使用されることについてコメントした。同日付の複数の米国メディアが報じた。この提携は、特にリビアンのソフトウェア・アーキテクチャーに絡むソフトウェア・スタックとネットワーク相互接続に限定されており、リビアン充電ネット

・6月3日付の複数のドイツメディアは、VWが独ヴォルフスブルク(Wolfsburg)工場を2027年から電気自動車(EV)専用工場に転換することを目的とした再編計画を進めていると報じた。これにより、同工場は一時的に週4日の操業になる可能性があるという。EV生産への移行は、VWがコスト削減、欧州での需要低迷への対応、そして急成長する中国EVブランドとの競争を目的とした包括的な戦略の一環である。
・労働組合は移行期間中の最低生産水準につ

・5月29日付の複数の米国メディアは、VWの米国法人Volkswagen of America (VWoA)が米国の追加関税の影響が続く中、現在の車両価格を6月まで維持すると報じた。
・VWoAは声明で、「顧客にとって手ごろな車両価格を維持するため、VWは現在のコスト上昇分を負担する」と述べ、6月以降も価格を据え置くとした。
・VWはメキシコからコンパクトセダン「ジェッタ(Jetta)」、サブコンパクトSUV「タオス(Taos)」、

・VWが2025年5月10日(土)～7月6日(日)の週末16日間にわたり、独ヴォルフスブルク(Wolfsburg)工場で追加シフトを計画していると4月17日付の複数のドイツメディアが報じた。需要増に対応するのが目的で、同工場の全生産ラインが対象となるという。
・ヴォルフスブルク工場では主力のCセグメント車「ゴルフ(Golf)」とコンパクトSUVの「ティグアン(Tiguan)」に加え、コンパクトMPVの「トゥーラン(Touran)」と

・米国のVWディーラーは4月1日、メキシコと欧州からの輸入車の価格設定に影響を及ぼすと予想される米国の関税の変更に伴い、納車と価格の「一時的な調整」を通知するメモを受領した。4月3日付の複数の米国メディアが報じた。
・メモにはテネシー州チャタヌーガ(Chattanooga)工場での生産も影響を受けると記載されているが、モデルについての言及はなかったという。同工場では3列7人乗りミッドサイズクロスオーバーSUV「アトラス(Atlas)

・VWのブラジル法人VW Brazilは4月4日、VWが南米への投資計画を200億レアル(約5,000億円)規模に拡大し、同地域での長期戦略を強化すると発表した。
・当初の計画では2028年までに160億レアル(約4,000億円)がブラジルに割り当てられていたが、アルゼンチンに2029年までに追加で5億8,000万ドル(約40億レアル)が投じられることが決定した。これにともない、2029年までに南米市場に投入されるモデルの数は以前に

・BMWは3月7日、独ディンゴルフィング(Dingolfing)工場でDセグメント電気SUVの改良型「iX」の生産を開始した。同工場での「iX」生産は2021年から開始されている。改良型では、最高出力が25%向上し、電費効率が大幅に改善され、航続距離はWLTPサイクルで最大701kmに達する。
・改良型「iX」は、BMWグループのポートフォリオの中で最も航続距離の長い電気自動車(EV)となる。年末のNeue Klasseプラットフォ

・英国自動車工業会(SMMT)が3月5日に発表した2月の乗用車の新車登録台数は前年同月比1.0%減の8万4,054台で、5カ月連続のマイナスとなった。1-2月累計では前年同期比1.9%減の22万3,399台となっている。
・2月の乗用車の販売台数をブランド別にみると、VWが3.9%増の8,029台(マーケットシェア9.6%)、BMWが20.1%減の4,724台(同5.6%)、フォードが24.2%減の4,433台(同5.3%)、プジョ

・Volkswagen Group Africaは2月5日、南アフリカで2025年、BセグメントSUV「Tクロス(T-Cross)」、Cセグメント車「ゴルフ(Golf)」、DセグメントSUVの「タイロン(Tayron)」を含む新バージョンを投入すると発表した。
・VWは2025年モデルの「Tクロス」のラインアップに、1.0 TSI 70kW Manualと1.0 TSI 85kW DSGの2つのベースモデルを追加した。
・1.0 T

・VWは2月5日、エントリークラスの電気自動車(EV)コンセプトを3月上旬に発表し、量産モデルを2027年に世界初公開することを発表した。
・車両価格は約2万ユーロで、欧州の顧客にとって手頃でありながら高品質な選択肢となる。新モデルはVWの小型EVラインナップの一部となり、VWグループ傘下のブランドグループ「コア(Core)」の下で開発され、MEBプラットフォームの改良版をベースとする。このラインナップの最初のモデルとなる新型Bセグ

・英国自動車工業会(SMMT)が2月5日に発表した1月の乗用車の新車登録台数は、前年同月比2.5%減の13万9,345台となった。消費マインドの低迷と厳しい経済状況が重なり、4カ月連続のマイナスとなった。
・1月の乗用車の販売台数をブランド別にみると、VWが18.4%増の1万3,565台(マーケットシェア9.7%)、起亜が5.9%増の1万813台(同7.8%)、BMWが14.2%減の9,265台(同6.6%)、プジョーが34.2%増

・中国のLiDARメーカー禾賽科技(Hesai Technology)は1月28日、フランスのOutsightおよびスイスのEmbotechと提携し、EmbotechのAVM (Automated Vehicle Marshalling)技術のために先進LiDAR技術と認識ソフトウェアを提供したと発表した。このAVM技術は、BMWの施設で工場内自動運転(Automated Driving In-Plant: AFW)システムとして利

・BMWは1月29日、性能を向上させ、航続距離を最大701 kmに伸ばしたDセグメント電気SUVの改良型「iX」を発表した。電子部品、ホイール・ベアリング、タイヤなどを強化することで効率を高め、エネルギー消費量を8%以上削減し、AWDの「iX xDrive60」の航続距離を約60 km延長した。
・「iX」にはxDrive45、xDrive60、M70 xDriveの3バリエーションがあり、主要市場は米国、英国、ドイツとなる。引き続

・1月22日付のメキシコの複数メディア報道によると、VWのメキシコ・プエブラ(Puebla)工場は新規プロジェクトの準備と敷地内の清掃作業のため、11施設を一時閉鎖すると発表した。
・全従業員に対し、施設3、8、9、20、21、22へのアクセスを禁止し、機器や設備を使用しないよう指示した。
・今回の閉鎖は、2027年に開始予定のVW「ゴルフ(Golf)」および「ゴルフ エステート(Golf Estate)」の生産を含む新規プロジェク

・VWは1月9日、2024年の世界販売台数が前年比1.4％減の480万台だったと発表した。
・ドイツではVWブランドが19.1％の市場シェアで首位となった。販売上位モデルは「ゴルフ(Golf)、「Tロック(T-Roc)」、「ティグアン(Tiguan)」「パサート(Passat)」、「ポロ(Polo)」だった。電気自動車(EV)セグメントでは、VWブランドは新規登録台数の16.3%を占め、前年比で2.8%ポイント増加した。
・また、V

・VWグループは12月20日、ドイツ最大の労働組合である金属産業労組IGメタル(IG Metall)および労働評議会との間で包括的戦略である「Zukunft Volkswagen (未来のVW)」協定を締結したと発表した。競争力強化、雇用確保のほか、持続可能なモビリティにおいて主導権を握ることを目指す。
・今回の合意は、コスト削減、生産能力調整、技術的進歩に重点を置いている。VWは2030年までに、技術面で世界をリードする量販メーカ

・VWが、主力モデル「ゴルフ(Golf)」の生産をメキシコに移転する可能性を検討しているという。この情報は、ドイツの日刊商業経済紙Handelsblattの記事に基づき、メキシコの現地メディアCluster Industriaが12月13日に報じた。
・今回の生産移管は、経済的課題や生産計画に基づくコスト最適化戦略の一環として検討されている。現在、「ゴルフ」はドイツのニーダーザクセン州ヴォルフスブルク(Wolfsburg)工場でのみ

・一汽VWは11月30日、「ゴルフ(Golf、高爾夫)」シリーズの改良型を発売すると発表した。全4モデル設定され、販売価格は12.99万元-20.99万元。
・3種類の異なるデザインと8種類のボディカラーが設定される。流線型のボディデザインにマトリックスヘッドライト「IQ.LIGHT」を搭載し、個性とスポーティさを兼ね備える。車体サイズは、全長4,282/4,289mm、全幅1,788mm、全高1,479/1,468mmで、ホイール

・VWグループは11月28日、独ヴォルフスブルク(Wolfsburg)工場でのDセグメントSUVの新型「タイロン(Tayron)」の生産開始を発表した。
・「タイロン」はオプションで7人乗りを選択することができ、同工場で生産されている「ゴルフ(Golf)」、「ティグアン(Tiguan)」、「トゥーラン(Touran)」に次ぐ4番目のモデルとなる。工場長のUwe Schwartz氏は、現在進行中の「ティグアン」の生産と並行して、「タイ