・フォードは9月10日、アルゼンチンでされているピックアップトラック「レンジャー(Ranger)」の最新モデルにリサイクルカーペットを使用すると発表した。 
・新型のミッドサイズピックアップトラック「レンジャー」には、TN PlatexとTrefelt Argentinaによる循環型生産プロセスを経てリサイクル素材から作られたカーペットが採用された。 
・TN Platexは、糸、織物、完成品、および工業製品の製造を手がける繊維会社

・ステランティスは8月20日、米国イリノイ州ベルビディア(Belvidere)工場での製品投入計画が延期されると全米自動車労組(UAW)に通知したことを確認した。ただし労働協約に含まれるコミットメントは堅持するとしている。
・ステランティスは延期通知後のUAWの非難に強く異議を唱え、2023年にUAWと締結した労働協約に含まれる投資合意書のコミットメントに違反していないと述べている。
・ステランティスによると、UAWは同社が製品投資

・全米自動車労組(UAW)は、ステランティスがイリノイ州ベルビディア(Belvidere)工場への製品投入協約を守らなかったことに対し、組合支部が苦情を申し立てる準備を進めているとし、同社に対して全国ストライキを行う可能性を示している。
・苦情によると、ステランティスは組合側に対し、「2024年にはBelvidere Consolidated Mopar Mega Hubを立ち上げず、2025年にはBelvidere Mega Hu

・プロトンは7月26日、マレーシアのタンジュン・マリム(Tanjung Malim)工場にプレス加工の生産ラインを増設すると発表した。23日、同工場で生産ラインの起工式が行われた。2ライン(EラインとＦライン)の増設のため、2億5,300万リンギット(約84億万円)を追加投資し、プレス加工の能力を増強する。
・Eラインに、プレス工程が4段階ある1600トンプレス機1台と800トンのプレス機3台を設置する。さらに、Fラインにプレス工程

・BMWは6月21日、米国サウスカロライナ州スパータンバーグ(Spartanburg)工場に、工場設立30周年となる節目の年に北米初のプレス工場を開設したと発表した。
・このプレス工場では、2024年秋に発売するミッドサイズクロスオーバーSUVの新型「X3」に用いる板金部品のプレス加工を行う。プレス工場では、ドア、フェンダー、リフトゲート、ボディサイドなどの部品を生産する。
・BMWは新プレス工場の建設に2億ドル超を投資した。プレス

・5月10日付のメキシコ現地メディアMexico Nowによれば、台湾のティア2サプライヤーでプレス加工などを手掛けるLemtech Holdingsは、700万ドルを投じてメキシコ・ケレタロ州に同社にとってメキシコ初となる工場を開設したと発表した。
・新工場は自動車産業向けの金属プレス、プラスチック射出成形、機械組立に特化し、2024年末までに60人、2025年までに合計で80人の従業員を雇用する。
・同社では将来300万ドルを追

・10月29日付の複数の米国メディアの報道によると、UAW全国フォード協議会は、暫定協約を組合員に送付することを決定し、11月1日から11月中旬にかけて組合員による承認投票を実施する。UAWによると、この暫定協約には、4年半の契約期間中に81億ドルの製品コミットメントと工場投資が含まれている(詳細は下記の通り)。
イリノイ州シカゴ(Chicago)工場：4億ドル投資。 ハイブリッド車(HV)や警察仕様車を含む「エクスプローラー(Ex

・7月24日付のMexico-Nowの報道によると、メキシコ中北部のケレタロ州の少なくとも21社の零細・中小企業(MSME)が、テスラがサンタ・カテリーナ(Santa Catarina)市に建設を進めているメキシコギガファクトリー(Gigafactory Mexico)のTier2サプライヤーとして、Tier1サプライヤーから部品やサービスの見積もり依頼を受けているという。
・ケレタロ州産業MSME協会(Amiqro)のJose L

ElringKlingerは、大手バッテリーメーカーから、グローバル自動車メーカーのバッテリープラットフォーム向け金属バッテリーハウジング部品供給契約を獲得したことを発表した。バッテリーハウジング部品はハンガリーKecskemét工場で2023年内に量産を開始する予定。契約期間は2030年までで、受注額は数百万ユーロ規模。受注した製品はバッテリーハウジングとバッテリーのガス抜きバルブの間にアダプターとして設置されるもので、いくつかの

テネシー州経済開発庁(Tennessee Department of Economic Development)は、トヨタ紡織の米国現地法人Toyota Boshoku Tennessee, LLC (TBTN)が5,440万ドルを投じてテネシー州Jacksonの金属プレス工場の製造事業を拡大し、80人の雇用を創出すると発表した。今回の拡張により、TBTNの既存工場にさらに87,000平方フィートのスペースが追加される。プレス加工の

・3月2日付の複数の米国メディアの報道によると、同日に開催されたテスラの投資家向けイベント(Investor Day 2023)では、新型車の発表こそなかったものの、4時間に及ぶマスタープラン・パート3のプレゼンテーションから、多くの情報が提供されたという。
テスラのElon Musk CEOが、次世代電気自動車(EV)の生産に特化したメキシコギガファクトリー(Gigafactory Mexico)を、同国北部ヌエボレオン州モンテレ

CIE Automotiveの子会社であるMahindra CIE Automotive (MCIE)は、投資家向け最新情報として、各事業の取り組みと受注状況について発表した。2022年は、Bill Forgeが電気自動車(EV)用トランスミッション部品に対応する鍛造・機械加工ラインを新設し、AEL (Aurangabad Electricals Limited)が4輪EVに対応する新工場を完成させた。また、CIE Hosurが新し

ElringKlingerは、シールド技術 (Shielding Technology) 事業部門の名称を金属成形・ASSY技術 (Metal Forming & Assembly Technology) 事業部門に変更したと発表した。新たな名称は事業部門の幅広さを反映しており、そのポートフォリオには、内燃エンジン用のシールド製品だけでなく、プレス加工および金属成形部品、eモビリティ向けASSYなども含まれ、新部門ではElroShi

Freudenbergグループ傘下のVibracousticは、ピックアップトラック、オフロード車、大型SUV、小型商用車などの大型ボディ・オン・フレーム電気自動車 (EV) 向けのバッテリーパックアイソレーションシステムを開発したことを発表した。VibracousticはNVH  (騒音・振動・ハーシュネス) 性能に対して車両全体およびシステムベースアプローチを採用。プレス加工のスチールハウジング、エラストマーダンパー、押出アルミ

フタバ産業は、レクサスの新型「RX」にボディー部品とインパネリインフォースメントが採用されたと発表した。ボディー部品は、エプロンサブアッセンブリ、ホイルハウスインナーサブアッセンブリ、ルーフサイドインナーサブアッセンブリといった中規模アッセンブリー製品が採用された。また、ダッシュロアクロスは従来ホットスタンプ加工で製造されていたが、今回は冷間プレス加工品が採用されている。インパネリインフォースメントは、従来の鉄に加えて、運転席側に大

・フォードは8月1日、南アフリカ・シルバートン(Silverton)工場への158億ランド(約1,250億円)の投資の一環として、高いレベルで自動化され高品質を保証するという新しいハイテク車体工場を建設したと発表した。同工場では、次世代のミッドサイズピックアップトラック「レンジャー(Ranger)」を生産し、国内販売用に出荷するとともに100カ国以上の世界市場に輸出する。
・4万4,000平方メートルの新車体工場と倉庫は、完成間もな

・フォードは7月8日、南アフリカ・シルバートン(Silverton)工場で最新技術を導入した新たなプレス工場を稼働したと発表した。新プレス工場は、同社の南アフリカへの158億ランド(1,270億円)の投資の重要なプロジェクトとして建設された。建屋面積は1万320平方メートル。
・フォードはこれまで車体プレス部品の生産を外部サプライヤーに依頼していたが、2022年後半に生産開始予定の次世代「レンジャー(Ranger)」のためにプレス工