株式会社エルテック

 エルテックは1988年の創業以来、半導体をベースにした解析技術と、特許等の知的財産(IP)の調査/解析に関する経験の双方を駆使して、お客様のご要求に応じた技術情報(レポート)を提供することを主要業務とした技術サービス会社です。

 現在では半導体に限らず、様々な車載製品の解析実績も豊富であり、製品入手から解析までワンストップにて対応し、ベンチマークに向けたリバースエンジニアリング、多岐に渡る特許調査等も手掛けています。年間約400件におよぶ解析調査を行っており、こうした専門性を生かしたレポートを数多く作成販売しています。

Ltec service

販売レポート

 以下の最新製品を解析したレポートをマークラインズより販売いたします。インバーターやBMSなどの 電子回路解析レポート と、IGBTやSiCなどの パワー半導体解析レポート です。
サンプルレポートは、各レポートをクリックしてください。

電子回路解析レポート パワー半導体解析レポート
  • Toyota Prius Ⅳ搭載 バッテリー監視IC (ADC・セルバランス機能、バンドギャップ回路)

 

エルテックの解析実績→ 年間約400件の解析調査を行っています!

  • パワートレイン関連 電子制御機器
    例: 各種ECU、EV/HEV用コントローラー、アイドルストップ装置、電池、各内部素子
  • 走行安全関連  システムおよび機器
    例: ステアリングシステム、ライティングシステム、エアバッグシステム、ADAS用機器
  • ボディ関連機器
    例: メーター、ナビ等の表示部、ヒーターユニット、パワーウインドウ、オーディオチューナー

解析報告例のご紹介 – 電池セル監視ユニットの基板

Cell Monitoring Unit 製品概要
  用途  : 車載Cell Monitoring Unit
  サイズ : 116mm x 75mm 
  積層数 : 4層
  部品点数 : 445個
  端子数 : 1174端子
搭載部品調査 搭載部品調査 (BOM作成)
基板から取り外した部品について調査し、品種や素子定数の特定を行っている。
コスト調査を目的とした部品表のみのご依頼も受託している。
基板除膜
基板除膜
基板除膜
X線写真(上図)から、積層数が4層であること、配線間がスルーホールによって接続されていることが判る。
この基板構成情報をもとにして各層ごとに除膜して配線情報を抽出することができる。
レイアウト配線抽出
レイアウト配線抽出
レイアウト配線
上図は、ある層の現品を撮影した配線写真である。スポットに至るまで鮮明に識別できる。この写真から配線情報を自動的に抽出したのが
下図であるが、鮮明な写真をもとにしたゆらぎのないパターン化ができる。人手による作業でないため接続の信頼性が高い点が特長である。
回路図作成

回路図作成
抽出した配線情報からフラットな回路図を作成し、電源ノードやメイン経路などを見極めながら、動作が把握しやすいように機能的にまとめられている。

アウトプットはPDFの回路図とEDIFによるライブラリデータが提供されるが、別途、CADデータでの納品も可能である(オプション)。

クロスプロービングツール クロスプロービングツール
クロスプロービングにより部品や配線がレイアウトと回路図で、
1対1に対応しハイライト表示させることができる。
オプション解析
オプション解析

オプション解析
ここまでの解析によって、製品の詳細な特徴が把握できた。こうした標準な解析に加え、トランス乗数測定、レイアウトデータ提供、構造解析(断面、組成など)、熱解析、ノイズ解析等も得られたデータを利用すれば可能である(オプション対応)。

上段: 断面構造解析

中段: 熱解析

下段: ノイズ解析

 

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マークラインズ株式会社 コンサルティング事業部
担当:齊藤
電話:03-4241-3906
e-mail:benchmark@marklines.com