・LGエレクトロニクスは、ソフトウェア定義型自動車 (SDV) に最適化された車載インフォテインメント (IVI: In-Vehicle Infotainment) ソリューションを開発したと発表した。同社は台湾の半導体メーカーMediaTekと協力し、MediaTekのIVI統合システムオンチップ「Dimensity Auto」プラットフォームに、LGエレクトロニクスとGoogleの共同開発による「Android Automoti

・LG化学の電気自動車(EV)バッテリー製造子会社であるLG Energy Solutionは、フランスの金属リサイクル・環境サービス企業Derichebourg (DBG) と電池のリサイクル事業を行う合弁会社を設立したと発表した。この合弁会社では、LG Energy Solutionがポーランド工場から供給する電池製造工程の廃棄物やDBGがフランスなどで回収した使用済み電池を活用してブラックマスを製造する。2026年にはフランス

・SK Innovationのバッテリー事業子会社であるSK Onは、米国の電気自動車 (EV) スタートアップSlate Autoからバッテリーのサプライヤーに選定されたと発表した。SK Onは米国工場でNCM (ニッケル・コバルト・マンガン) バッテリーを生産し、2026年から2031年までSlate Autoの2ドアEVピックアップトラック向けに供給する。供給規模は約20GWhで、これは準中型EV基準で30万台分に相当する。ま

・現代自動車は4月24日、2025年第1四半期(1～3月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比9.2％増の44兆4,078億ウォンで、第1四半期として過去最高を更新。北米市場での好調な販売や有利な為替レートなどに支えられて売上高増加につながった。
・営業利益は前年同期比2.1%増の3兆6,336億ウォンで、営業利益率は8.2%、純利益は0.2%増の3兆3,822億ウォンとなった。為替環境の好転やハイブリッド車の販売拡大により、前

韓国のSamsung SDIは、Jaguar Land Rover Automotive (JLR) から「JLR Quality Award」を受賞したと発表した。優秀サプライヤーとして製品の技術力と品質が認められたもの。Samsung SDIは2018年に締結されたJLRとの戦略的パートナーシップを通じて、「レンジローバー(Range Rover)」や「レンジローバースポーツ(Range Rover Sport)」などのプレミア

韓国の複数メディア報道によると、同国のShinsung STはグローバル電気自動車メーカーのサプライヤーリストに登録され、量産モデル用部品を受注したという。Shinsung STはこれまで、韓国のLG Energy SolutionやSK Onといったバッテリーメーカー向けにバスバーやバッテリーモジュールケースなどを供給してきた。グローバル完成車メーカーとの直接取引契約を締結するのは今回が初めてとなる。(2025年4月24日付各種リ

・韓国の複数メディアは、同国のTop Run Total SolutionがLGエレクトロニクスからLCDクラスターディスプレイ用機構部品を受注したと報じた。供給期間は2027年から2033年までで、受注総額は約147億ウォン(14億7,000万円) に達する見込み。同社が供給するのはディスプレイの外形を構成する精密射出成形部品で、ベトナム法人において全量を生産する。なお、このクラスターディスプレイはドイツOEMの車両に搭載される予

韓国の複数メディア報道によると、POSCO Future Mは負極材用球状黒鉛の国内生産を目的として新会社「カーボン新素材株式会社」を設立するという。資本金は3,961億ウォン (396億1,000万円) で、POSCO Future Mの持分比率は100%。新設法人が量産する球状黒鉛を活用し、POSCO Future Mは世宗特別自治市に位置する工場で天然黒鉛負極材を生産する計画。POSCO Future Mは、今回の投資を通じて

・LGエレクトロニクスは、トヨタの北米法人であるToyota Motor North America (TMNA) の「Annual Supplier Business Meeting」において「2024 Excellent Value Improvement Award」を受賞したと発表した。北米市場における電装製品の供給能力や原価低減活動が評価されたもので、LGエレクトロニクスが同賞を受賞したのは今回が初となる。LGエレクトロニ

・現代自動車グループとPOSCOグループは4月21日、鉄鋼とバッテリー素材分野における事業協力に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。
・この覚書に基づき、POSCOは現代自グループが米国ルイジアナ州に新設する電気アーク炉(EAF)一貫製鉄所プロジェクトに出資する予定。
・総額58億ドルが投じられる同製鉄所は、2029年の稼働開始以降、年間270万トンの熱延・冷延鋼板の生産能力を備える見通し。今回の協業により、POSCOは北米鉄

・韓国のPOSCOグループは、現代自動車グループとの間で鉄鋼および二次電池事業における相互協力に関する了解覚書 (MOU) を締結した。まず、POSCOグループは鉄鋼事業における現地化戦略の一環として、現代自動車グループが米国ルイジアナ州に新設する製鉄所に共同投資を行う。この合弁事業を通じて、POSCOは柔軟なグローバル生産・販売体制を整備し、米国・メキシコ市場向けに円滑な供給を行うことが可能となる。POSCOは現在、メキシコの自動

・韓国の複数メディア報道によると、LG化学の電気自動車(EV)バッテリー製造子会社であるLG Energy Solutionは、インドネシアで推進していた電気自動車 (EV) 用電池のバリューチェーンプロジェクトを中止する。同社は2022年、LG化学、LX International、POSCO Holdingsなどの韓国企業、中国の浙江華友鈷業 (Zhejiang Huayou Cobalt) などとコンソーシアムを形成。同コンソ

・BorgWarnerの燃料システム・アフターマーケット事業部門が分社化した米PHINIAは4月15日、韓国のKGMと小型商用車(LCV)向け2.2L水素内燃エンジン(H2ICE)の設計・開発・供給に関する戦略的提携を発表した。この提携は、KGMの既存ディーゼルエンジンに代わるゼロカーボン燃料ソリューションの提供を目的としている。
・この提携により、PHINIAは水素専用に設計されたH2ICEシステムを開発し、革新的なDI-CHG1

・起亜自動車は4月17日、人工知能(AI)を搭載した音声アシスタント「AIアシスタント」を、2024年の韓国と米国デビューに続き、欧州全域で発売すると発表した。この新システムにより、起亜の車両と自然な形で会話することができ、車の機能に簡単にアクセスし、理解することができるという。
・AIアシスタントは、音声コマンド、意図、文脈を理解し、よりスムーズで直感的な操作を可能にする。起亜はOTAアップデートにより、新機能の追加や旧モデルのア

・Webastoは、起亜の「EV3」にトラクションバッテリーと開閉式ルーフシステムを供給すると発表した。
・同社は、起亜「EV3」向けに58.3kWhと81.4kWhの2種類のバッテリーを供給している。また、同モデルは、Webasto製の開閉式サンルーフもオプションで装備することができる。このサンルーフは、大型の可動式ガラスパネルを採用したデザインとなっている。
・両部品とも韓国製で、ルーフが蔚山工場、バッテリーが唐津工場で生産され

・業界情報筋によると、韓国のPOSCOは現代製鉄が58億ドルを投じる米ルイジアナ州の電気アーク炉のプロジェクト参画に向けた交渉を進めていると、4月14日付の複数のメディアが報じた。同プロジェクトでは、現代製鉄が関連会社や外部投資家からの資本参加を通じて費用の半分を負担する計画である。
・POSCOの交渉上の狙いは、出資によって米国の製鉄所における鉄鋼生産の一部に関する権利を取得することが軸になっていると報じられている。
・現代製鉄は

・ハンコックタイヤは、米国で発表されたルーシッド(Lucid)の新型電気SUV「グラビティ(Gravity)」にiON evo AS SUVタイヤが新車装着用(OE)タイヤとして供給すると発表した。
・次世代コンパウンド技術を採用したオールシーズンタイヤは大型電気SUV用に設計されている。高性能ポリマー、環境に優しい素材、高濃度シリカを組み合わせることで様々な走行条件下で優れたグリップ性能と燃費性能を高めた。
・このタイヤは電気自動

・現代モービスは、上海モーターショー2025(会期：4月23日‐5月2日)に出展すると発表した。同社は今回、現地完成車メーカーおよび中国に進出したグローバル顧客メーカーを対象とするプライベートブースの形で、拡張現実ヘッドアップディスプレイ (AR-HUD) やサウンドデモカーといった現地特化型の新技術などを公開する。AR-HUDは、高解像度のバーチャルイメージをフロントガラスに投影し、様々な走行情報を表示する製品。優れた明るさとコン

・Hanon Systemsは、同社の「可視光LED光触媒反応を利用したHVAC抗菌脱臭技術」が「2025 Automotive News PACE Award」を受賞したと発表した。この技術は、可視光LED光触媒抗菌脱臭モジュールが車両内外から流入する微生物、有害ガス、臭いを効果的に除去する。外部公認機関の試験結果、ウイルス殺菌率は98.5%で、既存製品の66.1%から大幅に上昇した。また、ガス脱臭率も従来の35%から97.5%ま

・韓国の複数メディア報道によると、Samsung Electro-Mechanicsは、BYDにMLCC (積層セラミックコンデンサ) を供給するという。BYDからMLCCの供給に対する最終承認を取得した。供給規模は明らかになっていないが、市場では年間数千億ウォン (数百億円) に達するものと見込まれている。(2025年4月15日付各種リリースより)