自動運転
スバル、鹿島建設と共同で光ファイバーセンシング技術を用いた路車協調型自動運転の実証実験
・スバルと鹿島建設は6月24日、大阪市の協力のもと、大阪・関西万博会場へのアクセス道路として使用される高速道路において、光ファイバーセンシング技術を用いた路車協調型自動運転の実証実験を開始したと発表した。
・両社は阪神高速道路 淀川左岸線 (2期)海老江区間のアスファルト舗装内部に光ファイバーセンサーケーブルを敷設。シャトルバスや実験車両を走行させ、道路に作用する走行荷重による振動やひずみを検知・計測し、道路および交通管理に資する道

百度の自動運転プラットフォーム「萝卜快跑」、香港での試験エリアを拡大
・百度(Baidu) Apolloは6月18日、自動運転配車サービスプラットフォーム「萝卜快跑 (Luobo Kuaipao)」が香港東涌の特定路線と時間帯における自動運転テストの実施許可を取得したと発表した。これにより自動運転の応用シナリオがさらに広がる。
・今回、計10台のテスト車両が認可され、毎回最大3台の自動運転車両が道路上で試験を行う。
・「萝卜快跑」にとって2024年12月に香港での展開を開始して以来、3回目のテスト区域

アマゾン傘下のZoox、米カリフォルニア州にロボタクシーの生産工場を新設
・アマゾン(Amazon)傘下の自動運転の新興企業であるZooxは6月18日、米国に初となるロボタクシー専用の量産工場を開設したと発表した。同工場はZooxのロボタクシーサービスの米国各地への展開に向けた成長戦略のために活用される。サービスの展開はネバダ州ラスベガスを起点として、カリフォルニア州サンフランシスコへと続き、数年以内にはテキサス州オースティンやフロリダ州マイアミを含めた数拠点へと拡大していくという。
・新工場はカリフォル

VW傘下の独MOIA、スケーラブルなモビリティサービス向けの自動運転バン「ID. Buzz AD」を公開
・VWグループ傘下のライドシェアサービス企業MOIAは6月17日、モビリティサービス専用に設計された同社初の自動運転バン「ID. Buzz AD」を公開した。この車両は、車両本体、ソフトウェア、サービスを含む総合パッケージの一部であり、公共および民間モビリティ事業者向けに即戦力となるソリューションを提供する。
・この総合ソリューションには、Mobileyeの自動運転システムを搭載した道路交通法に準拠した車両と、MOIAが独自に開発し

広汽伝祺とファーウェイ、空港出発階におけるバレーパーキング機能の実証を始動
・広汽伝祺(Trumpchi)は6月14日、ファーウェイ(華為、Huawei)と共同で、広州白雲国際空港においてバレーパーキング機能(Valet Parking Driver: VPD)の技術実証を実施したと発表した。この実証には、ファーウェイの乾崑(Qiankun)インテリジェント運転技術を搭載したスマートカーシリーズ「伝祺向往」の新型MPV「M8」乾崑ADS版が、初めて試験導入された。
・「M8」乾崑ADS版には、192ラインの

MAN Truck & Bus、eBus戦略と自動運転バス導入計画を発表
・MAN Truck & Busは6月16日、2030年までに完全自動運転の都市バスを開発する計画を進めていると発表した。大手テクノロジー企業と提携し、実環境で自動運転のeBusをテストするMINGA (ミュンヘンで自動運転地域交通の研究を行うプロジェクト)のようなパイロットプロジェクトに取り組んでいる。MANはさらに、@City (都市交通向け自動運転研究プロジェクト)やBeIntelli(自動化プロジェクト)といった他のイニシア

WeRide、中東ドバイの道路交通局と覚書締結、自動運転車の試験運行へ
・中国の自動運転技術企業WeRide(文遠知行)は6月16日、アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイの道路交通局(Roads and Transport Authority: RTA)および米国の配車サービス企業ウーバー(Uber Technologies)と覚書(MoU)を交わしたと発表した。この合意に基づき、2025年内にドバイでウーバーのアプリを利用した自動運転車両の試験運行が開始されるという。2025年4月に発表されたWeRid

Pony.ai、広州と深圳で第7世代自動運転車の公道テストを開始へ
・小馬智行(Pony.ai)は6月6日、第7世代となる自動運転車の公道でのテストを広州市と深圳市で開始すると発表した。今回のテストに使用する自動運転車両「覇王竜」は広汽埃安(Aion)と共同開発した。
・Pony.aiの第7世代自動運転システムは、使用されている部品のすべてが車載規格に準拠しており、総コストは前世代から70%削減された。プラットフォーム設計により、多様な車種への迅速な適応も可能になるなど、複数のブレイクスルーを実現し
