工場稼働状況
テスラ、上海メガファクトリーが本格稼働
・テスラは2月11日、上海臨港に建設した2カ所目のメガファクトリーの稼働開始を祝うセレモニーを開催した。テスラが米国本土以外に初めて建設した蓄電システム生産専用メガファクトリーでもある。2024年5月に着工した。
・同工場の年間生産能力は1万台で、蓄電規模は約40GWh。2025年第1四半期から生産能力を徐々に引き上げ、2025年のテスラの蓄電製品搭載量は少なくとも前年比50%増を実現する見込み。次世代製品の研究開発にも取り組む。

ベルギーのUmicore、中国で燃料電池触媒プラントの起工式を実施
・ベルギーのバッテリー材料開発企業Umicoreは12月1日、浙江省蘇州市常熟で燃料電池触媒の大規模プラントの起工式を行ったと発表した。プラントの稼動は2026年初頭の予定。
・当初からカーボンニュートラルとなるよう計画されており、バリューチェーンにおけるスコープ3排出量の削減に貢献する。同工場は世界最大クラスの固体高分子形(PEM)触媒製造施設となる見込み。また、Umicoreの欧州とアジアにおける燃料電池用触媒の生産および研究開

アウディ一汽、吉林省長春市に新設のNEV工場が2023年末に完成へ
・アウディは11月15日、中国・吉林省長春市に建設中のアウディ一汽新エネルギー車(NEV)工場(奥迪一汽新能源汽車有限公司、Audi FAW New Energy Vehicle Co., Ltd.、以下、アウディ一汽NEV工場)について、2023年末の完成に向けて作業が順調に進んでいると発表した。
・アウディ一汽NEV工場には、2023年9月に、一度に最大70台の車両のテストが可能な長春テストセンターが開設された。現在は1,000
