・米調査会社のJ.D. Powerは6月26日、2025年米初期品質調査(IQS)結果を発表した。同調査は、オーナーが購入から90日間に指摘した10の主要分野における不具合件数を集計したもの。
・自動車業界全体にわたって上位に入った不具合は、依然としてインフォテインメントシステム関連だが、2025年は若干改善が見られた。その一方で、エアコン、車庫の開閉、グローブボックスの開閉などオーディオ以外の機能がタッチスクリーンでの制御となった

・GMは6月11日、内燃エンジン(ICE)車と電気自動車(EV)の米国生産を拡大するため、今後2年間で国内の3工場に約40億ドルを投資する計画を発表した。この新たな投資により、GMは以下の3工場で年間200万台超の生産が可能になる：
ミシガン州オリオン(Orion)工場
・旺盛な需要に対応するため、2027年初頭にICE車のフルサイズSUVとフルサイズピックアップトラックの生産を開始する。その結果ミシガン州ファクトリーゼロ(Fact

・米国の現地メディアDetroit Free Pressの6月9日付報道によると、GMの米国における2025年1月から5月までの電気自動車(EV)販売台数は前年同期比で2倍強となり、EV市場におけるシェアも倍増したという。
・GMの全ブランドのEVを合計すると、2025年1-5月の販売台数は6万2,830台で、そのうちシボレーブランドだけで3万7,620台だった。2025年のEV販売について、グローバル・シボレーのScott Bel

・GMがLGエナジーソリューション(LGES)とサムスンSDIに対し、GMとの各々の合弁工場にLFP (リン酸鉄リチウム)バッテリー生産ラインを設置するよう要請していると、事情に詳しい関係者の話として5月28日付の複数の韓国メディアが報じた。
・GMは以前、サブコンパクト電気SUVの次世代「ボルトEV (Bolt EV)」とフルサイズ電気ピックアップトラックの「シルバラードEV (Silverado EV)」の今後設定されるグレード

・カナダのジョリー産業相は5月22日、GMのオンタリオ州オシャワ(Oshawa)工場を視察中に、カナダの軍備増強の促進をもって自動車産業へのトランプ関税の対応策の一環とする考えを示した。同日付の複数のカナダのメディアが報じた。
・ジョリー産業相は、防衛費増額によって自動車産業を含む関税の影響を受ける産業を支援できると述べた。カナダ政府は2025年に国内総生産(GDP)の1.4%を防衛費に充てる計画である。
・「カナダ国内で製造し関税

・シボレーは5月21日、フルサイズ電気ピックアップトラックの「シルバラード(Silverado) EV」の2026年型モデルに、今夏からオフロードグレードのTrail Bossを追加すると発表した。発売当初からのRSTグレードを停止し、Work Truck、LT、Trail Bossの3グレード設定となる。
・Trail Bossグレードは、ベースグレードより最低地上高が24%高く、油圧リバウンド制御システムで調整されたコイルサスペ

・5月6日付の米国の複数メディア報道によると、GMのニューヨーク州トナワンダ(Tonawanda)エンジン工場は、6.2L V8 L87エンジンのリコール対応に伴い、生産体制を強化している。同エンジンは、数十万台規模のトラックおよびSUVに搭載されているという。同工場の従業員は増産対応のため、残業勤務に入る予定。
・リコール対象は、シボレー「シルバラード1500 (Silverado)」、「タホ(Tahoe)」、「サバーバン(Sub

・5月2日付のデトロイトニュースの報道によれば、GMはトランプ米大統領のカナダ貿易戦争に対応するためカナダ・オンタリオ州オシャワ(Oshawa)のトラック工場で今秋からシフトを削減すると発表した。トランプ大統領は一部の例外を除きカナダからの輸入品に25％の一般関税を課した。カナダも同様に25％の報復関税で追随した。
・オシャワ工場は2024年にシボレー「シルバラード(Silverado) 1500」と「シルバラードHD」を合計14万

・GMは4月29日、エンジンが停止し衝突のリスクが高まる可能性があるとして、世界で72万1,000台のSUVとピックアップトラックをリコールすると発表した。同日付の米国メディアのDetroit NewsとDetroit Free Pressが報じた。GMを巡っては2025年1月、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)が約90万台の車両について、エンジン故障に関する報告を受けて調査を実施していた。
・リコール対象には米国の約60万台が

・4月29日付のデトロイトフリープレスの報道によると、GMがミシガン州オリオン(Orion)工場で生産する車両のセグメントとパワートレインの種類を再評価しているという。この件に詳しい2人の関係者からの情報では、工場の改修完了後はこれまでの方針を改め、電気自動車(EV)のみの生産に拘らない可能性があるという。
・GMは、オリジナルの計画では2025年後半にフルサイズ電気ピックアップトラックのシボレー「シルバラードEV (Silvera

・4月17日付の米国の複数メディア報道によると、GMは4月15日、ニューヨーク州ロチェスター(Rochester)部品工場で働く従業員100人に対し、他の複数の工場での電気自動車(EV)生産量調整に伴い週労働時間を短縮すると通知した。GMは声明の中で、今回のレイオフはサプライチェーンの制約によるものだと説明した。
・これにより、2024年12月から現在までの間に、ロチェスター工場でレイオフあるいはポジションを縮小されたパートタイムお

・起亜は4月9日に開催した投資家向け説明会において、中長期事業目標を発表し、グローバルで2030年までに419万台を販売し、市場シェア4.5％を獲得するとした。そのうち約56％をハイブリッド車(HV)および電気自動車(EV)が占めるという。また、ピックアップトラックの拡販も計画に含まれており、2025年以降、同社初のピックアップトラック「タスマン(Tasman)」を韓国、豪州、新興市場に投入し、年間販売台数8万台を目指す。さらに、北

・4月10日付のデトロイトフリープレスの報道によると、GMは需要に合わせた生産調整を行うため、4月14日付でミシガン州ファクトリーゼロ(Factory ZERO)の従業員200人をレイオフすると発表した。同社はこの動きは関税に関連するものではないことを確認した。
・人員削減の大部分はバッテリーパックの生産部門が対象となっており、レイオフされる従業員の明確な復帰時期は未定となっている。
・ファクトリーゼロでは、シボレー「シルバラード(

・シボレーは、カナダ・オンタリオ州オシャワ(Oshawa)工場で、関税対応として、フルサイズピックアップトラック「シルバラード(Silverado) HD」のZR2高性能オフロードバージョンの生産を開始した。4月4日付の複数の米国メディアが報じた。
・GMカナダはSNSで、「カナダではトラックの需要が高く、オシャワ工場の製造チームはそれに応える準備ができている」と述べた。
・これまでGMは同工場で「シルバラード HD」ZR2バージョ

・韓国のバッテリー・エネルギー関連調査会社SNE Researchは4月8日、2025年2月の電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、ハイブリッド車(HV)のグローバルでのバッテリー搭載量データを公開した。
・1-2月の車両搭載量は前年同期比40.3%増の129.9GWhだった。トップ10電池メーカーの国別のシェアは、中国メーカーがシェア67.5%、韓国系メーカーが17.7%、日本が3.9%となった。
・また1-2月

・GMは4月3日、米インディアナ州フォートウェイン(Fort Wayne)工場でフルサイズピックアップトラックを増産し数百人の臨時従業員を雇用すると発表した。米国のメディアのDetroit Newsが報じたもので、同日にはトランプ大統領が輸入自動車への25％の関税を発動している。
・GMは声明で「現在の生産と事業向け需要に対応するため、臨時従業員の雇用を含むフォートウェイン工場の稼働調整を実施する」と述べた。ピックアップトラックのシ

・GMは4月1日、2025年第1四半期の米国販売台数が前年同期比16.7％増の69万3,363台となり、傘下の4ブランドすべてで2桁増を記録したと発表した。GMは総販売台数、小売販売台数、フリート販売台数で米国自動車業界をリードした。
シボレーブランドの販売台数は13.7％増の44万3,564台で、2019年以降で最高の第1四半期となった。電気SUVの「エキノックスEV (Equinox EV)」、「ブレイザーEV (Blazer

・GMは3月13日、米カリフォルニア州北部地域に天然ガスや電力を供給するPacific Gas and Electric Company (PG&E) による住宅向けの試験プログラム「Vehicle-to-Everything」に参加したと発表した。GMは2022年に家庭や企業へ電力管理ソリューションを提供するためにGMエナジー(GM Energy)を設立したが、このプログラムでは、GMエナジーが扱う家庭用製品の一部をカリフォルニア

・2月10日付の複数の米国メディアの報道によると、シボレーはミシガン州ファクトリーゼロ(Factory ZERO)で2026年型となるフルサイズ電気ピックアップトラックの改良型「シルバラード(Silverado) EV」の生産を5月19日に開始する。ディーラーは早ければ4月10日から注文が可能になる。
・シボレーは、2023年秋に「シルバラードEV」を2024年型として発売し、2025年にはパッケージを追加した改良型を投入する。
・

・ラム「1500ラムチャージャーEREV」(レンジエクステンダー電気自動車)プラグインハイブリッドは2025年前半に受注が開始される一方で、2026年に発売されるラム「1500 REV」は168kWhのバッテリーパックを搭載した航続距離350マイル(約560キロ)バージョンのみで、以前発表された229kWhのバッテリーパックを搭載した航続距離500マイルのレンジエクステンダーモデルは提供されない予定だと、1月23日付の複数の米国メデ