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JLR、英国と中国で大規模太陽光発電プロジェクトを加速
・ジャガー・ランドローバー(JLR)は8月20日、世界的な事業運営を支えるため、大規模な太陽光発電設備の導入を開始したと発表した。
・JLRはこの夏、英国ゲイドン(Gaydon)の本社にサッカー場36面分に相当する規模の新しい太陽光発電所を開設した。この26ヘクタール18MWの施設は、敷地内エネルギー需要の最大31%を賄う見込みであり、同社が英国で進める3件の太陽光発電プロジェクトのうち最初の完了事例となる。
・同社はさらに、英

JLR、米国港湾でAI検査システム「UVeye」を導入
・イスラエルの新興企業UVeye(ユーブイアイ)は8月14日、ジャガー・ランドローバー(JLR)と提携し、米国の主要3港湾施設であるブランズウィック(GA)、ボルチモア(MD)、ポート・ワイニーミ(CA)にAI搭載の車両検査システムを導入すると発表した。これは、UVeyeの自動化された「車両用MRI」が顧客受入ラインプロセスに初めて導入された事例となる。
・同システムは、入庫車両のへこみや傷、車体下部の損傷、リムの不具合など、20m

グローバルデータ市場インサイト:タタによるイベコ買収、欧州商用車業界の転換点
※英GlobalData社 (旧LMC)のアナリストによるショートレポート (8月5日付) をマークラインズが翻訳したものです。
・トラック業界関係者は、アジア系グループによる初の欧州OEMメーカーの買収について長年推測しており、中でも2022年にCNH Industrialから分社化されたイベコがその焦点となっていた。
・タタ・モーターズ(Tata Motors)が2025年7月30日、イベコの商用車部門(防衛部門を除く)の買収を

ZF、ウェールズ政府から43.2万ポンドを資金調達 英ポンティプール工場の近代化を推進
・ZFの子会社であるZF Automotive UKは、英国ウェールズ政府の「Economy Futures Fund」から43万2,000ポンド(約8,450万円)の資金調達を受け、主にブレーキキャリパーを製造するポンティプール(Pontypool)工場の生産ラインを近代化すると発表した。この近代化は、ジャガー・ランドローバーとの新規事業獲得を支援し、60人以上の雇用を守ることになる。
・この資金は、同工場の50年以上使用されて

英Altilium、EVバッテリーのリサイクルでJLRと協業へ
・英国のリチウムイオンバッテリーリサイクル事業会社Altiliumは6月1日、英国先進推進技術センター(Advanced Propulsion Centre: APC)のAdvanced Route to Market Demonstrator 3 (ARMD3)プロジェクトを通じた、ジャガー・ランドローバー(JLR)との協業予定を発表した。詳細はドイツのStuttgartで開催されるBattery Show Europe 2025

JLR、自動車関税引き下げと雇用維持につながる英米貿易協定を歓迎
・ジャガー・ランドローバー(JLR)は5月8日、英米両政府が英国の自動車産業にさらなる確実性をもたらす貿易協定に合意したことに感謝する声明を発表した。
・米国向けに輸出される英国車への関税率は現行の27.5%から10%に引き下げられ、JLRだけでも年間数億ドルの減税となる。2024年の米国への輸出台数にほぼ等しい台数(年間10万台)を上限に10%の関税率が適用される。また、英国の自動車産業で働く25万人の雇用維持にもつながるという。
