・6月5日付の米国の複数メディア報道によると、バッテリーセルメーカーのAESCは米国サウスカロライナ州フローレンス(Florence)郡に建設中の16億ドルのバッテリー生産工場の工事を一時中断したという。同工場はBMWに円筒形セルを供給し、約1,600人の雇用を創出することが予定されている。
・建設を一時停止した理由は、米国の経済・電気自動車(EV)政策、市場環境に関係する不確実性のためだという。
・AESCは声明で、同工場にはすで

・高性能バッテリーソリューションの世界的リーダーAESC (横浜市西区)は6月3日、フランス・ドゥエー(Douai)ギガファクトリーが稼働したと発表した。 
・ドゥエー工場の年間生産能力は10GWhで現在ルノーに先進的バッテリーを供給している。これは電気自動車(EV) 20万台分の電力に相当する。同工場はすでに650人の雇用を創出しておりフル稼働時には従業員を1,000人まで増員する計画である。 
・ドゥエー工場では電極生産、セル組

・英国政府は5月9日、イングランド北東部のサンダーランド(Sunderland)に建設中のAESCのギガファクトリー向けに10億ポンド(約1,950億円)の投資資金を確保したと発表した。ギガファクトリーは1,000人の雇用を創出し、英国の電気自動車(EV)シフトを加速、最大で年間EV10万台分となるバッテリーを生産する能力を備えることになる。
・今回の発表に先立ち米英貿易協定が合意され、英国の輸出品への関税が引き下げられ、自動車産業

・欧州委員会は1月31日、EUの国家補助規則に基づき、AESCがフランスのドゥエー(Douai)に電気自動車(EV)用リチウムイオン電池を生産する新工場の設立を支援するフランス政府によるAESC向け補助金4,800万ユーロを承認したと発表した。この措置は、雇用創出、地域開発、EUのグリーン転換目標を支援する。
・カーボンニュートラルとなる予定の新工場は、EU規則による支援対象地域であるオー・ド・フランス(Hauts-de-Franc

・日産は10月3日、テネシー州スマーナ(Smyrna)工場で生産した2019～2020年型モデルのコンパクトハッチバックの電気自動車(EV)「リーフ(Leaf)」について、DC急速充電中に高電圧バッテリーパックが発火する恐れがあるとして、2万3,887台をリコールすると発表した。
・米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)によると、リコールは2018年8月29日から2020年11月3日の間に組み立てられた車両が対象で、テネシー州スマー

・スペイン政府は7月8日、スペインのペドロ・サンチェス(Pedro Sánchez)大統領がエクストレマドゥーラ州ナバルモラル・デ・ラ・マタ(Navalmoral de la Mata)にあるAESCのリチウム電池ギガファクトリーの定礎式に出席したことを発表した。このプロジェクトは第一段階で10億ユーロを投資し、900人の雇用を創出する。
・大統領は、この新プロジェクトがスペインの自動車部門をさらに後押しするだろうと述べた。
・政府

・AESCグループは、米国サウスカロライナ州フローレンス郡(Florence County)のリチウムイオンバッテリー製造拠点の第2次拡張に投資すると発表した。同社はこの2回目の拡張に15億ドルを投資し、1,080人の新規雇用を創出する予定。この投資は、2022年12月に発表した最初の投資と2023年12月に発表した拡張投資に続くもので、AESCはこの地域に総額31億2,000万ドルを投資することになる。 
・この投資により、202

・英国のクリーンテクノロジー企業Altiliumは3月4日、英国で製造される電気自動車(EV)用バッテリーの持続可能性を改善するため、日産が主導する共同プロジェクトに参加すると発表した。
・両社は、原材料のリサイクルを最適化し、バッテリー材料のクローズドループモデルを開発することで、天然資源の採掘の必要性を減らすために協力する。このリサイクルモデルには、日産のEV「リーフ(Leaf)」の使用済みバッテリーから出る廃棄物や製造工程で出

・スペインの首相は2月28日、中国のエンビジョングループ(Envision Group、遠景科技集団)のCEOおよびその傘下のエンビジョンAESC (Envision AESC Group Ltd.、以下AESC)の会長と会談したと発表した。
・この会談でエンビジョングループとAESCの幹部は、プロジェクトの開発状況について詳しく説明し、スペインに対する両社のコミットメントをさらに強化したという。
・AESCは、カセレス州(Cáce

・英国インフラ投資銀行(UK Infrastructure Bank)は1月29日、イングランド北東部のサンダーランド(Sunderland)に予定されているリチウムイオン電池メーカーAESCの15.8GWhギガファクトリー建設を支援するため、2億ポンド(約373億円)の融資を発表した。同工場では、英国で製造される次世代電気自動車(EV)用リチウムイオンバッテリーが生産される予定で、操業が開始されれば、1,000人以上の雇用が創出さ

・中国の複数メディアは12月25日、一汽傘下でバッテリー製造などを手掛ける新会社の迪一遠景新能源動力科技(無錫)有限公司が江蘇省無錫市に設立されたと報じた。
・中国国家企業信用情報公示システムによると、新会社の登録資本金は10億元で、一汽解放の完全子会社である一汽解放汽車有限公司、遠景動力技術(江蘇)有限公司が共同出資する。
・事業範囲はバッテリーの製造、バッテリー部品の生産、自動車部品の研究開発、配送電および制御装置の製造、エネル

・12月12日付のサウス・カロライナ州商務省のリリースによると、リチウムイオン電池メーカーのAESCは、同州フローレンス(Florence)郡に建設中の電気自動車(EV)用バッテリーセル工場を拡張すると発表した。追加投資額は8億1,000万ドルで、新たに450人を雇用するという。
・この拡張計画は、2022年12月に発表したオリジナルの建設計画(投資額8億1,000万ドル、雇用人数1,170人)に続くもので、新たな投資総額は16億2

・スペインのビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)は12月11日、AESCによる仏ドゥエー(Douai)でのギガファクトリー建設を支援していると発表した。BBVAはアレンジャーやヘッジプロバイダーとして、2023年9月に他5つの銀行と共に電気自動車(EV)向けバッテリーギガファクトリーのプロジェクトファイナンスに署名した。
・プロジェクトファイナンスの総額は8億1,900万ユーロ。ここには、欧州投資銀行(EIB)のローン

・欧州投資銀行は10月12日、リチウムイオン電池メーカーのAESCが進める仏ドゥエーでのギガファクトリー建設に4億5,000万ユーロを割り当てると発表した。欧州委員会が進める投資促進策InvestEUの一環となる。
・内訳は、プロジェクトへの直接融資が3億3,720万ユーロ、参加銀行からの間接融資が1億1,280万ユーロとなる。
・AESCのギガファクトリーは、ルノーが2025年からの生産を計画する電気自動車(EV) 20万台向けと

・米ケンタッキー州経済開発公社(Kentucky Cabinet for Economic Development)は9月14日、AESCが同州ボーリング・グリーン(Bowling Green) 市のKentucky Transparkに建設中の、面積が160万平方フィート(約15ヘクタール)で20億ドルを投じたギガファクトリーで鉄骨構造が完成したと発表した。2025年初頭のオープンに向けた建設が順調に進行しているという。
・この最

・リチウムイオン電池メーカーのAESCは9月20日、事業拡大に伴い、グローバル本社を神奈川県座間市から同横浜市みなとみらい地区へ移転すると発表した。新本社での業務開始は2023年11月6日の予定。
・同社は世界６カ国で新工場を建設しており、グローバルに事業を拡大している。今後のさらなる成長を見込み、本社移転を決定した。新本社は国内外からのアクセスがよく、関係各所とのスムーズな連携と優秀な人材確保が期待される。
・営業部門、管理部門、