・米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)は12月16日、シートベルトの着用促進を図るため、2027年9月以降に販売される新車に後部座席用シートベルトリマインダーシステムを義務化すると発表した。
・今回の最終規則では、後部座席と助手席へのシートベルトリマインダーが新たに義務化されるほか、既に義務化されている運転席については警告音の持続時間を延長する要件が追加された。シートベルトの着用率を高め、衝突時の負傷・死亡事故の削減を目指すとして

・9月3日付のデトロイトニュースによると、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、GMの一部SUVのシートベルト不具合について、同社が延長保証を発行した後、5年にわたる調査を終了したと発表した。NHTSAによると、2019年6月に発行された保証範囲でリコール原因となった問題に対応したという。 
・2014年、同社は130万台以上の中型SUVをリコールした。シートベルトを前席の外側につなぐ柔軟なスチールケーブルが経年劣化で破損し、衝突

・セアトは5月21日、クプラがスイスのBcomp及びイタリアのSabeltと提携してクプラ「ボーンVZ (Born VZ)」電気ハッチバックに亜麻繊維を導入することで炭素繊維の安全レベルを維持しつつプラスチック使用量を削減したと発表した。新しいカップバケットの背もたれには亜麻繊維が使われCO2排出量を49％削減した。亜麻繊維の自然なばらつきによりそれぞれのシートは世界で唯一のものとなる。 
・クプラでは持続可能な素材を使用する戦略の

・ステランティスは8月4日、新型「アストラ エレクトリック(Astra Electric)」に、安全性を強化したアダプティブ・ベルトフォースリミッターを搭載すると発表した。 
・この機能は、衝撃時におけるベルトの力を正確に制御するもので、傷害を最小限に抑え、ドライバーを効果的に保護するという。 
・センサーを使用することで、システムが衝突の程度を認識し、それに応じてベルトの力を調整する。これにより、危機的状況において極めて重要となる

・3月15日付のデトロイトニュースによれば、ホンダは前席シートベルトが正しくラッチされない可能性があるとして米国とカナダで約50万台をリコールすると発表した。
・ホンダが米国でリコールするのは以下の44万8,613台である。
   • 2017-2020年型　ホンダ「CR-V」
   • 2018-2019年型　ホンダ「アコード(Accord)」
   • 2018-2019年型　ホンダ「アコード ハイブリッド(Accor

・アウディは11月23日、「Q8 eトロン(Q8 e-tron)」のシートベルトバックルに向けた最新のプラスチックカバーを発表した。このケーシングの一部は化学的リサイクル工程を介して自動車の混合プラスチック廃棄物から作られている。アウディが安全部品にこうしたリサイクル品を用いるのは初めてとなる。同社はPlasticLoopプロジェクトと連動したパイロットプロジェクトで得られた知見に基づき、プラスチックメーカーLyondellBase

・8月12日付のデトロイトニュースによると、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)欠陥調査室(ODI)は現代自と起亜の2020年～2022年型モデルのシートベルトプリテンショナーに関するリコールの調査を開始した。
・この調査はプリテンショナーが破裂または爆発する可能性があるとの申告に基づくものである。ODIはプリテンショナーの欠陥に起因する可能性がある3件の事故を把握している。これらの事故ではシステムが異常展開して金属片が後部座席に

・8月16日付のデトロイトニュースの報道によると、GMは、3列目シートベルトが誤作動する可能性があるとして、米国内の大型SUV約48万4,000をリコールする。
・リコールの対象車両は、2021年型と2022年型のシボレー「サバーバン(Suburban)」、「タホ(Tahoe)」、キャデラック「エスカレード(Escalade)」、GMC「ユーコン(Yukon)」。
・安全規制当局が掲載した文書によると、左右の3列目シートのバックルを

・5月24日付のデトロイトニュースによれば、現代自動車はシートベルト・プリテンショナーの異常爆発で乗員が負傷する恐れがあるとして米国で23万9,000台をリコールする。
・これまでに米国で2名、シンガポールで1名の負傷者が報告されている。
・米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)は運転席と助手席のシートベルトプリテンショナーが展開時に異常爆発して車内に破片が飛散する可能性があると現代自に書簡で指摘した。
・今回のリコール

・12月23日付のデトロイトフリープレスは、大量の2021年型となるフルサイズピックアップの新型「F-150」が、シートベルト取り付けや他の問題の解消のためにミシガン州フラットロック(Flat Rock)組立工場周辺の施設に搬送されていると報じた。これには品質確認のためにデトロイトメトロ空港周辺やハムトラミックのAmerican Axle施設に保管されている2021年型「F-150」ピックアップの初期生産分数千台も含まれているいう。

・12月23日付のデトロイトフリープレスの報道によると、GMはフロントシートベルトの不具合とサスペンションの問題で約83万7,000台をリコールする。
・シートベルトのリコールの対象となるのはピックアップトラックの2019-21年型シボレー「シルバラード（Silverado）」とGMC「シエラ1500（Sierra 1500）」、2020-21年型「シルバラード」、「シエラ2500/3500」、SUVの2021年型シボレー「サバーバ

・デトロイトフリープレスは11月21日、GMがシートベルトプリテンショナーから発生する高熱ガスがカーペットに着火する可能性があり、64万台超のピックアップをリコールすると発表した。
・これまで2件の火災が発生しているが、怪我人の報告はないという。
・リコールの対象車両は、フルサイズピックアップの2019-2020年型「シルバラード(Silverado)」とGMC「シエラ 1500 (Sierra 1500)」で、2020年型のヘビー

・GMは15日、大型ピックアップの2014-2015年型シボレー「シルバラード（Silverado）」とGMC「シエラ（Sierra）」のシートべルトに不具合があるとしてリコールを発表した。
・シートベルトを車両につなぐスチールケーブルが経時劣化で分離する可能性があるという。
・米国、カナダ、メキシコ、中南米、中近東を合わせたグローバル合計対象台数は103万7,982台としている。
・対策としては、サイドシールド・オープニングを広げ

・フォードは28日、特許を取得している膨張する安全シートベルトシステム(inflatable safety belt system)について、他社や他業種に対してライセンスを付与すると発表した。
・膨張シートベルトの技術は、飛行機やヘリコプターなど航空用のほか、水上用、軍事用など、乗客が座席に座る輸送に適用可能としている。フォードはライセンスを付与することで、膨張シートベルトの普及を促進する。
・膨張するシートベルトは、普通のシート

・フォードは5日、「インフレータブル・シートベルト（inflatable seat belts）」を発表した。後部シートに座ることの多い子供や高齢者への保護性能向上を念頭に開発した製品。
・シートベルト内部のチューブにコールドガスを送り込み膨らませる仕組みで、衝撃をより広い面で受け止めてエネルギーを分散させることにより、乗員保護機能を高め、事故による損傷を軽減できるという。
・フォードではこの新タイプのシートベルトを来年発売する20

・現代自動車は17日、京畿道華城にあるナムヤン技術研究所で、大型高級セダン「エクース（Equus）」の新モデルを公開した。3月から本格的に販売を開始する予定。
・新型「エクース」は躍動的なデザインを取り入れ、旧モデルより全長が40mm、全幅が30mm、全高が15mm大型化している。排気量4,600ccの「タウ」エンジンまたは3,800ccの「ラムダ」エンジンを搭載する。
・また、車線維持警告システム（LDWS: Lane Depar

Autoliv Inc.と Infineon Technologies AG（ドイツ）は、InfineonがAutolivの次世代シートベルト・プリテンション・システム「Active Seatbelt」向けにパワー半導体を独占供給すると発表。このActive Seatbeltには電気モーターと電子機器が使われ、衝突事故発生の数ミリ秒前からシートベルトの巻き取りを開始し、乗員の安全性を高める機能をもつ。Autolivでは、現在高級乗用