部品・素材
フォード、連邦政府の支援を外れても、ミシガン州LFPバッテリー工場の建設を進める構え
・フォードでTechnology Platform Programs and EV Systemsを担当するLisa Drake VPは6月23日、30億ドルを投じてミシガン州マーシャル(Marshall)に建設中のBlueOval Battery Park Michigan (現時点で60%が完成済み)を、クリーンルーム設備の設置前にメディアに公開した。同氏は、「2026年にバッテリーの生産を開始する」と述べ、トランプ大統領と議会

四維図新、2025世界半導体大会で製品を紹介
・四維図新(Navinfo)は、2025年世界半導体大会で新製品・技術を紹介した。
・AC7870は、傑発科技が開発した初のARM Cortex-R52コアを搭載したマルチコア高周波数MCUチップ。このチップはISO 26262 ASIL-Dの機能安全標準に対応し、HSM(Hardware Security Module)モジュールを内蔵しており、中国国内および国際的な高水準の情報セキュリティ要求に対応可能。
・ソフトウェアでは、主

仏新興Novacium、シリコン系負極材採用リチウムイオンバッテリーセルを生産開始
・次世代素材・プロセスを開発するフランスの新興企業NOVACIUMは6月20日、第3世代シリコン系負極材(GEN3)を採用した円筒形リチウムイオンバッテリーセルの工業生産を開始した。このバッテリーは容量4,000mAh、充電サイクル1,000回を実現し、モビリティ、民生電子機器、通信、防衛産業の厳しい要件に適している。
・同社はこの技術の事業展開を量産移行により加速することも決定し、GEN3シリコン系負極を早々に生産ラインに導入し

Grupo Antolin、短期的脱炭素化目標をSBTiで検証
・Grupo Antolin-Irausaは、科学的根拠に基づく目標イニシアティブ(SBTi)から短期的な脱炭素目標の検証を受けた。
・同社は、2034年までにスコープ1と2の温室効果ガスの絶対排出量を60%、スコープ3の排出量を35%削減することを目標としている (2023年基準) 。
・この検証は、地球、人、ビジネスの3つの柱に基づいて構築された同社の持続可能なビジネス戦略をサポートするもの。
(2025年6月19日付プレスリリ
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ETAS、Eclipse Safe Open Vehicle Coreプロジェクトに参加
・ETAS GmbHはドイツ自動車工業会(VDA)の覚書(MoU)に署名し、S-CORE (Eclipse Safe Open Vehicle Core)プロジェクトの創設メンバーになったと発表した。S-COREは、自動車業界向けの安全なコアスタックとコードファーストアプローチに基づく欧州のオープンソースソフトウェアエコシステムの構築を目指している。
・このイニシアティブは、車両ソフトウェアの複雑化、技術革新の市場投入時間の短縮、製

MATERI’ACT、持続可能な自動車部品材料NAFILean Visionを発表
・FORVIAの持続可能な素材子会社であるMATERI’ACTは、目に見える自動車部品用に設計された先進的なバイオコンポジットであるNAFILean Visionを発表した。
・NAFILean-Rの成功に基づいて開発されたNAFILean Visionは、消費者由来の低炭素リサイクル樹脂と、麻、木材、ヨシ、つるの芽、牡蠣の殻などの再生可能バイオマスを最大25%組み合わせている。ライフサイクルアセスメントによると、CO2排出量を最大
