労使交渉
アストンマーチン、新たな2年間の労使協定を発表
・アストンマーチンは6月10日、ワークライフバランスの充実を目指し、2025年に製造技術者の賃上げと労働時間短縮を行う新たな長期協定を締結したと発表した。
・英国のアストンマーチン従業員と契約社員2,500人以上が、2024年と2025年に年4%の賃上げの恩恵を受ける。製造技術者は2025年にさらに1.5%の賃上げを受け、生産性と福利厚生を改善するために週の労働時間を1時間短縮する。
・この新協約は労働組合員にも承認され、今後2
![](/statics/news/2024/Aston Martin announced new long-term agreement for workers_Image1_20240611_thumbnail.jpg)
ACC、EV市場シフトの中で独カイザースラウテルンと伊テルモリのバッテリー工場の建設計画を再検討か
・イタリア金属労連(FIM-CISL) Belluno Treviso組合と複数の情報筋は6月5日、Automotive Cells Company (ACC)がドイツのカイザースラウテルン(Kaiserslautern)とイタリアのテルモリ(Termoli)にあるバッテリーセル工場の建設計画を再検討していると報じた。電気自動車(EV)の需要が減少する中、低コストのバッテリーを生産する方向へシフトするためとみられる。ACCは、拡大す
![](/statics/news/2024/ACC halts Kaiserslautern and Termoli battery plants amidst EV market shift_Termoli Gigafactory Image_20240607_thumbnail.jpg)
イタリア政府とステランティス、開発協定を締結 労働組合は雇用と投資の保証を要請
・イタリアの企業・メイドインイタリー省(MIMIT)は5月28日、ポミリアーノ・ダルコ(Pomigliano d'Arco)工場とカッシーノ(Cassino)工場に関する閣僚協議の後、開発協定によりイタリアの自動車生産を後押しすることを目指し、2023年12月に始まったステランティスとの協議の最新セッションを終了したと発表した。
・Urso大臣は、ポミリアーノ・ダルコ工場でのAセグメントハッチバック「パンダ」のような主要モデルの生産
![](/statics/news/2024/Italy and Stellantis concludes development agreement and unions urges for job and investment guarantees_Meeting Image1_20240529_thumbnail.jpg)
ステランティス、2030年までの伊工場におけるモデル割り当てと生産拡大を発表
・ステランティスは5月27日、Carlos Tavares CEOがトリノで労働組合との2回目の会談を行い、2030年までにイタリアで年間100万台(現在の生産レベルより40%増)の生産を目指し、同国内にある複数の工場への将来モデルの割り当てについて話し合ったことを明らかにした。Tavares氏は、電動化への移行が不透明な中、製造面での柔軟性を考慮したと強調したという。
・Aセグメントハッチバックのフィアット「500」に設定されるハ
![](/statics/news/2024/Stellantis_Italy_240529_thumbnail.jpg)
ステランティスの伊カッシーノ工場、従業員が2日間のストライキを実施
・イタリア金属労働者連合(FIOM-CGIL)と労働組合FLMU-CUBは5月22日、ステランティスとアルファロメオの経営陣が課した生産率の上昇と耐えがたい労働条件を理由に、ステランティスのカッシーノ(Cassino)工場で2日連続のストライキを実施すると発表した。
・解雇基金への依存度が高いことで過度な労働負荷と先行きの不透明さが生じており、最近のレイオフによってさらに悪化している。一時稼働休止の増加やボーナスの削減に加え、1シフ
![](/statics/news/2024/Stellantis Cassino plant workers strike over production demands and working conditions_Image_20240523_thumbnail.jpg)