Visteon Corporation

会社概要

■URL

http://www.visteon.com

■本社所在地

One Village Center Drive, Van Buren Township, Michigan 48111, USA

業容

-2000年1月、Fordの100%子会社として米国Delawareにて設立。後にFordが自動車部品事業関連の資産をすべて同社に譲渡し、2000年6月に独立。

-同社事業は、エレクトロニクス (Electronics) とその他 (Other) の2部門で構成。

  • エレクトロニクス部門: オーディオシステム、情報ディスプレイ、インストクラスター、インフォテインメントシステム、テレマティクスソリューション、ヘッドアップディスプレイ (HUD) 等のコックピット製品に注力。
  • その他部門: 非継続事業の旧内装 (Interiors) 部門と旧クライメート (Climate) 部門の関連事業を含む。2016年11月に売却した南アフリカ事業、2016年第4四半期に決算対象から除外された南米事業、および2015年第4四半期に売却した事業等。

-同社は取り扱う製品群すべてにおいて、グローバル市場シェア上位10社に入っている。情報ディスプレイとインフォテインメントシステムでは世界トップ企業の1社。









車載エレクトロニクス製品のグローバル市場規模 (単位:億ドル)
製品分野 2016年
グローバル市場規模
2021年
グローバル市場規模 (予想)
2016年
市場シェア
年平均成長率 (予想)
情報ディスプレイ 25 43 24% 11%
インストクラスター 73 96 16% 6%
ヘッドアップディスプレイ (HUD) 5 16 3% 29%
オーディオシステム 52 28 6% (11%)
テレマティクスシステム 27 60 7% 14%
インフォテインメントシステム
(オーディオシステムを含む)
157 222 2.4% 7%

出所: Visteon 2016 "Deutsche Bank Global Auto Industry Presentation"

競合企業

-アルパイン
-Bosch
-Continental
-Delphi
-デンソー
-Harman
-日本精機
-パナソニック
-パイオニア

資本構成

-ニューヨーク証券取引所上場

主要製品

エレクトロニクス (Electronics)
インストクラスター (Instrument clusters)
-薄膜トランジスター (TFT) ディスプレイ付きインストクラスター (Instrument clusters with thin-film-transistor (TFT) display)
-LightScape高解像度再生インストクラスター (LightScape high-resolution reconfigurable instrument clusters)

ヘッドアップディスプレイ (Head-up displays: HUD)
-コンバイナーヘッドアップディスプレイ (Combiner head-up displays)
-フロントガラスヘッドアップディスプレイ (Windshield head-up displays)
-ARヘッドアップディスプレイ (Augmented reality head-up displays)

情報ディスプレイ (Information displays)
-デュアルビューディスプレイ (Dual view displays)
-デュアル有機EL (OLED) ディスプレイ (Dual organic light-emitting diode (OLED) displays)
-静電容量式タッチタブレット情報ディスプレイ (Capacitive touch tablet information displays)
-曲面レンズディスプレイ (Curved lens displays)

インフォテインメント (Infotainment)
-オープンアーキテクチャーインフォテインメントシステム (Open-architecture infotainment systems)
-無線ソフトウェアアップグレード機能付きシステム (Systems with over-the-air software upgrade capabilities)
-OpenAirプレミアムインフォテインメントシステム (OpenAir premium infotainment system)
-Phoenixインフォテインメントプラットフォーム - サイバーセキュリティおよびOTAアップデートを統合 (Phoenix infotainment platform with integrated cybersecurity and over-the-air updates)

コネクテッドオーディオ (Connected Audio)
-オーディオヘッドユニット (Audio head units)
-アンプ (Amplifiers)
-アナログ&デジタルラジオ (Analog and digital radios)
-OpenAirプレミアムコネクテッドオーディオシステム (OpenAir premium connected audio systems)

コネクティビティ&テレマティクス (Connectivity and telematics)
-テレマティクスコントロールユニット (Telematics control unit)
-ワイヤレスゲートウェイプラットフォーム (Wireless gateway platforms)
-eCallモジュール (eCall modules)
-SmartCoreコックピット単一モジュールマルチドメインコントローラー (SmartCore cockpit single-module multi-domain controllers)

沿革

1997年 Fordの部品内製部門からAutomotive Products Operations (APO) として独立。
2000年01月 Fordが完全子会社として設立、その後、フォードが自動車部品とシステム事業を同社に移管。
2000年06月 Fordが同社を分離独立。
2002年 ドイツKerpenに欧州本社とInnovation Centerを開設。
2002年 乗員安全装置事業から撤退。
2003年 シート事業から撤退。
2005年 中国上海にテクニカルセンターを開設。
2005年09月 北米内23カ所の工場と資産・負債をACH社 (Automotive Components Holdings, LLC) に譲渡。引き続き10月にはACH社の営業権をFordに売却。
2008年 ロシアに営業オフィスを開設。
2008年07月 Visteon UK Ltd.が英スウォンジー工場をLinamar UK Holdings Inc.に売却。スウォンジー工場はドライブライン製品を生産。
2008年08月 英国のHalewood工場をInternational Automotive Components Group Europe (IAC Europe) に売却すると発表。
2009年03月 英国子会社Visteon UK LTDが管財人の管理下に入ったと発表。
2009年05月 同社およびその米国子会社が米国連邦破産法11条を申請。
2010年03月 レーダーシステム事業をAutolivへ売却。
2010年11月 破産法保護下から脱却。
2012年09月 自動車用ランプ事業を、インドの自動車部品メーカーVarroc Groupへ売却。
2013年01月 クライメートコントロール事業をHalla Climate Controlに売却。
2013年10月 ロシア合弁会社Visteon Avtopribor Electronicsへの出資比率を49%から68.77%に引き上げた。
2013年11月 Yanfeng Visteon Automotive Electronics Co., Ltd.の株式の過半数を取得。
2013年12月 Yanfeng Visteon Automotive Trim Systems Co., Ltd. の保有株式の全てを合弁相手のHuayu Automotiveに売却。
2014年01月 Johnson Controlsより自動車用エレクトロニクス事業を買収すると発表。手続きは2014年第2四半期に完了する見込み。
2014年04月 韓国の合弁会社 徳洋産業 [Duckyang Industry] の株式50%を24.1百万ドルで売却。
2014年06月 Halla Visteon Climate Control (HVCC) は、日本クライメートシステムズの中国子会社である杰希思 (南京) 汽車空調 [Jie Xi Si (Nanjing) Automotive Climate Control] の株式51%を6.4百万ドルで取得すると発表。
「Changchun Faway Automobile Components Co. Ltd.」の株式50%をJohnson Controls Asia Holdings Co., Ltd.から取得。
2014年07月 Johnson Controlsのエレクトロニクス事業を265百万ドルで買収。
2014年08月 Halla Visteon Climate Control (HVCC) は、Cooper-Standard Holdings子会社のCooper-Standard Automotiveより、自動車向け熱交換・排ガス関連製品事業を46百万ドルで買収。
2014年11月 Reydel Automotive Holdings B.V.に内装部品事業の大部分 (欧州、アジア、南米事業) の売却を完了。
2014年12月 Reydel Automotive Holdings B.V.にインドの内装事業を売却。
Halla Visteon Climate Controlの株式約70%を、韓国の非公開投資会社Hahn & Companyの関連会社およびHankook Tireへ売却することで合意したと発表。2015年上期に売却完了予定。
2015年06月 同社が保有するHalla Visteon Climate Controlの全株式を売却し、クライメート事業から撤退。
2015年12月 ドイツBerlinの自動車内装部品工場をAPCH Automotive Plastic Componentsへ売却。
2016年07月 インドのAllGo Embedded Systemsを買収。自動車向けに組み込み型マルチメディアシステムやスマートフォンコネクティビティソフトウェアなどを納入している。

補足 1