・日産は1日、2024年5月9日に発表した河西工業株式会社(以下、河西工業)への出資について、河西工業の株主総会における承認および当局による行政認可など必要な手続きが全て完了し、第三者割当により発行するA種優先株式を引き受けたと発表した。
日産のリリース

・Cluster Industrial は8月16日、河西工業がメキシコのLeónに支社を開設したと報じた。
・Kasai Mexicanaは、プラスチック製自動車部品の製造を専門としており、特にプラスチック部品の設計、製造、組立に焦点を当て、日産、ホンダ、マツダなどの顧客に製品を供給している。
・新オフィスの開設により、同地域で約100人の新規雇用が創出されると見込まれる。
(2024年8月16日付Cluster Industri

・河西工業は、日産から60億円の出資を受けると発表した。河西工業が第三者割当により発行するA種優先株式を日産が引き受けるという内容の投資契約を両社が締結したもの。
・60億円の充当先としては、北米、日本、欧州における構造改革費用としており、具体的には生産設備の拡充・移転といった拠点の最適化を行う。同費用として、北米向けに36億円、日本国内向けに6億円、欧州向けに18億円を充てる計画。
・河西工業は、2019年末に発生した新型コロナウ

河西工業は、いすゞの新型「エルフ(Elf)」に新開発の高性能インシュレーターが採用されたと発表した。同社従来製品に対して、約110%の断熱性能、最大役120%の吸音性能をもつほか、最大約105%の遮音性能を車両相当で達成しているという。素材はPET繊維のみを組み合わせたモノマテリアルとすることでリサイクルが容易となり、環境に配慮した製品でもあるとしている。(2023年10月24日付プレスリリースより)

河西工業は、新たに薄肉高発泡成形技術の開発に成功したと発表した。これは樹脂材料の使用量削減と製品性能を両立させる技術で、更なる車両の軽量化およびCO2削減へ貢献する。この技術を活用したフロントドアトリムとスライドドアトリムは、トヨタの新型「アルファード(Alphard)」、「ヴェルファイア(Vellfire)」に採用された。(2023年8月31日付プレスリリースより)

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河西工業は、米国自動車研究センター(CAR)とALTAIRが主催するALTAIR ENLIGHTEN AWARD 2023のサステナブルプロセス部門で、奨励賞を受賞したと発表した。受賞したのは、河西工業の省資源技術であるハイパピア(Kasai Hi-Papia：KHP)で、リサイクル性とサステナビリティが評価されたという。ハイパピアは、河西工業独自のリサイクル技術による使用済繊維PETと樹脂PPとの複合成形素材で、自動車内装部品用材

河西工業は、米国子会社であるKasai North America, Inc. (Kasai NA)が保有するマディソン(Madison)工場を譲渡すると発表した。河西工業は同工場を譲渡した後、リースバック契約を締結し、生産活動を継続する。なお、具体的な譲渡先および譲渡価格は非公開。近年の新型コロナウイルス感染症や半導体供給不足による車両の減産や、新車立上げによる増産といった受注高の不透明な環境の中、適正規模での生産が行えるようにす