・ZF LIFETECは2月12日、フロントシートでのケガの防止を強化するアクティブヒールエアバッグ(Active Heel Airbag)を発表した。アクティブヒールエアバッグは、世界中のほとんどの車種に適合できる。自動車メーカー向けには2028年に発売される予定。
・ニーエアバッグは、シートベルトとフロントエアバッグで構成される前部拘束装置を補完し、拘束エネルギーの一部を膝と大腿部を介して車両に伝達することにより、乗員保護をさら

・ZF Friedrichshafenは、11月25日から27日までドイツのMannheimで開催されるAIRBAG 2024において、グループ傘下のZF LIFETECが安全ソリューションを出展することを発表した。
・目玉は、デュアルコンターエアバッグやACR8シートベルトリトラクターなど、乗員の体格や着席位置に基づいたアダプティブレストレイントシステムソリューション。
・また、エンターテインメントとアシスタンス機能向けの圧力感知

・米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)は7月10日、BMWの北米法人BMW of North Americaがエアバッグのインフレーターが破裂し、鋭利な金属片がドライバーや他の乗員を直撃し、重傷を負ったり死亡したりする可能性があるとして、米国で39万4,029台を対象にリコールを実施すると発表した。同日付のデトロイトニュースが報じた。
・NHTSAによると、リコールの対象となるのは、2006～2011年型の「3シリーズ(3 Ser

・Autolivは、リサイクルポリエステル100%のエアバッグ用クッションを発表した。
・主要サプライチェーンパートナーと共同で開発された新しいリサイクル素材は、標準的なポリエステルエアバッグと同等の安全機能を提供しながら、ポリマーレベルで温室効果ガス排出量を約50%削減するのに貢献する。
・この製品は、製品全体で排出量を削減し、2040年までにサプライチェーン全体でGHG排出量を実質ゼロにするという同社のコミットメントの達成に向け

Autolivは、ベルヌーイの定理に基づいた、より大きなエアバッグをより効率的に膨張させ、開発時間とコストを削減できる新型助手席エアバッグモジュールを発表した。この製品は特許を取得している。今回開発されたBernoulliエアバッグは、2023年6月12日に米国ミシガン州Auburn Hillsで開催されたAutoliv Investor Dayに出展された。2023年第3四半期中に商品化される予定。流体の速度の増加は静圧の低下と同

Autolivは、2025年に初の二輪車用エアバッグを市場投入することを発表した。2025年第1四半期に生産開始予定のエアバッグは、二輪車のライダーが正面衝突で重傷を負うリスクを大幅に低減できる。二輪車エアバッグシステムには、エアバッグとオプションで自社開発の電子衝突センサーが含まれる。(2023年6月2日付プレスリリースより)

Autolivは、ベトナムでエアバッグ用のクッションとファブリックの最新鋭工場を立ち上げ2025年後半に生産を開始すると発表した。成長するアジア市場の要求に応え将来的なエアバッグ生産ニーズの拡大に備える。同社初のベトナム工場はベトナム北部のアマタシティ・ハロン工業団地(Amata City Ha Long Industrial Park)の約9万平方メートルの敷地に建設され、本格稼働後の従業員数は2,000名を予定している。同工場で

・タイの大手樹脂メーカーIndorama Ventures (IVL)は10月12日、2020年11月に東洋紡と合弁で設立したToyobo Indorama Advanced Fibers (TIAF)がタイ・ラヨーン(Rayong)に建設していた自動車エアバッグ用高性能ナイロン糸工場の開所式を実施したと発表した。
・IVLの子会社Indorama Polyester Industries (IPI)の敷地内に新設された工場は、年間

・12月16日付のマレーシア現地メディアPaul Tanおよび現地紙New Strait Timesの報道によると、メルセデス・ベンツのマレーシア法人であるMercedes-Benz Malaysia (MBM)は、販売回復への期待が高まる中、「Sクラス」のプラグインハイブリッド(PHV)バージョンとなる「S 580 e」(W223型)を発売した。
・同社によると、2021年は国内の自動車業界にとって激動の一年となったが、2021年

・起亜は12月16日、インドで7人乗りの新型コンパクトMPV「カレンス(Carens)」を発表した。パワートレインにはガソリンまたはディーゼルエンジンを搭載し、7速DCTと6速ATをオプションで組み合わせる。
・新型MPV「カレンス」は、インドと一部の市場で2022年の第1四半期から発売される。レクリエーション用車両として、インドのモダンなファミリー向けにデザインされた。クラストップの長さのホイールベースによって、広々とした3列シー

Bentelerは、ドイツSchloss Neuhaus工場のエアバッグチューブ加工用成形ラインへの投資を発表した。成形ラインはモジュラー方式で構築され、100%の部品テストなど柔軟に製品を製造することができるため、顧客固有の製品安全要件に対応することが可能になる。テスト終了後すぐに使用できるエアバッグジェネレータースリーブは、顧客の生産施設に直接納入される。これにより、顧客のプロセスが簡素化されると同時にサプライチェーンにおける欠

・ホンダは8月31日、タカタ製エアバッグのインフレーターをめぐるカナダでの集団訴訟で和解したと発表した。
・和解の対象は、インフレーターを採用したホンダとアキュラのモデル。
・ホンダは和解案の一部として、インフレーターの交換が行われていないエアバッグを装備した車両の所有者に交換の要請を継続すること、交換するための自己負担額を償還すること、交換修理サービス費用を負担することに合意した。
・交換用インフレーターの在庫は十分あるという。

・8月25日付のデトロイトニュースによると、ホンダは米国でのタカタ製エアバックのリコールに関して8,500万ドルの和解金を支払うことで合意した。米国で販売していたホンダとアキュラのモデルに搭載していたタカタ製エアバックインフレーターの欠陥について、46州から調査を受けていた。
・ニューヨーク州司法長官のLetitia James氏が和解を公表したが、48州の司法長官が関与した。
・ホンダは2008年以降、欠陥があるインフレーターを採

Autolivは、側面衝突事故から命を守る新型フロントセンターエアバッグの開発を発表した。このエアバッグは、2020年に19モデルに導入される予定で、11月19日に米国ユタ州Ogdenで開催のCapital Markets Dayに出展される。座席に取り付けられたエアバッグは、ドライバーと助手席の間のスペースに展開し、側面衝突時の衝突からドライバーを保護し、頭、肩、胸の外傷のリスクを軽減する。(2019年11月18日付プレスリリース

・現代自動車グループは9月18日、センターサイドエアバッグを開発したと発表した。
・運転席と助手席の間で作動しドライバーと助手席の乗客の頭部損傷を防ぐもので、助手席に乗客がいない場合でも助手席側の衝撃からドライバーを保護する。
・エアバッグは運転席に内蔵され、衝突を検知すると展開する。前列の乗客同士の衝突による頭部損傷を80%防ぐことができるという。欧州自動車工業会(ACEA)の調査によると、45%の割合でこのような前列の乗客同士の

・ホンダは8月23日、特にオフセット前突を含む幅広い前突状況下で乗員の安全性を向上するために、先進的な新設計の助手席フロントエアバッグの開発を発表した。2020年以降の新型車に採用するという。
・新エアバッグの開発や評価は、オハイオ州のホンダR&Dセンター(Honda R&D Americas, Inc: HRA.) の主導で安全システムのサプライヤーの一つであるオートリブ(Autoliv)と提携して進められた。
・膨張する袋状のコ

・デトロイトニュースは6月28日、ホンダが命に関わる危険性があるタカタのエアバックインフレーターを交換するために、米国で160万台を対象としたリコールを実施すると発表したと報じた。今回のリコールに目処がつけばタカタ関連のリコールは予定より6カ月前倒しで完了する予定で、その時点での総リコール台数は約1,290万台、 交換されたエアバックインフレーターの総数は2,260万個になる。
・今回のリコールは、2003年型から2015年型までの

・タイの樹脂製造大手インドラマ・ベンチャーズ (Indorama Ventures Public Company Limited、以下、IVL)は3月1日、エアバッグ用ファブリック製造の独UTT Beteiligungsgesellschaft mbH (以下、UTT)の買収を完了したと発表した。UTTはドイツとメキシコに製造拠点を配置している。
・UTTの買収により、IVLはエアバッグ用の原糸製造からファブリック製造をカバーする大

・現代自動車は1月21日、世界初の多重衝突時の性能を大幅に向上させたエアバッグの開発と商品化を発表した。多重衝突とは、最初の衝突事故が発生した後に更に樹木、電柱、建物や別の車などに衝突するケースを言う。
・現在のエアバッグは、最初の衝撃が弱く作動に至らない場合、2回目の衝突時には作動しない。
・現代自の新技術では、最初の衝撃で搭乗者の姿勢を把握する。その際エアバックが作動しなくても、2回目の衝突時には速やかに作動するよう設計されてい