テスラモデルY 分解調査データ
概要
2020年3月から納車が始まったテスラ初の電動SUVとなるモデルY。Munro & Associatesはいち早く購入して分解調査を実施しました。
マークラインズではその分解調査データの販売を行っています。
分解車両
- 最上級グレードの「Performance model with Performance Upgrade」、Autopilot付き
- 駆動モーターを前後に搭載したAWD
- フロント:交流誘導モーター
- リア:永久磁石同期モーター
- 航続距離はEPAモードで315マイル(506.9km)
- 電動開閉式トランク


データ概要
今回テスラモデルYに関連したレポートとして、目的と用途に応じて以下、3つのレポートをご用意しています。
1. テスラモデルY ベンチマークレポート $75,650 USD
モデルYの車両全体を解説するおよそ3,000ページのレポートには、以下の内容が含まれています。
・Zone 1 ボディ&シャシー
アクティブグリルシャッター/ ボディ / ブレーキ / クロージャシステム
電動パワーステアリング/ エクステリアライティング / エクステリアトリム
サスペンション / ウェザーストリップ / ワイパー / ホイール&タイヤ
・Zone 2 電子制御システム
12Vバッテリー / アクティブシャシー & ADAS / Data and Power出力 / ホーン
イグニッションシステム, リモートキーエントリー, TPMS / インフォテイメント
インテリア制御 / インテリアスイッチ / 低電圧ハーネス
オーバーヘッドコンソール&ライティング / ルームミラー
・Zone 3 内装部品&安全部品
カーペット& NVH / フロアコンソール / ヘッドライナー&バイザー / HVAC
インストルメントパネル / インテリア トリム / シート / シートベルト / エアバッグ
・Zone 4 パワートレイン&バッテリーパック
バッテリーマネージメント&充電 / バッテリーパック / 冷却パック&ライン
ギアボックス / ハーフシャフト / 高電圧ケーブル / インバーター&コンバーター
モーター
・Electrical Topology / ハーネス配線図
・Vehicle Fit, Finish & Quality report (FFQ™) /仕上げ見栄え品質評価
各Zone1~4には以下の項目が記載されています。
- Vehicle and Zone Executive Summaries / 車両概要とまとめ
- Zone Eye-Catching Features / 技術解説
- Zone Quick Cost Estimate Report / 部品別コスト分析
-
Zone Quick-Costed Bill of Material / コスト付き部品表(CBOM)
各項目の内容を以下に説明します。
Zone Eye-Catching Features / 技術解説
車両各部を観察した結果からコスト、重量の視点で注目点や課題を解説しています。
Zone Quick Cost Estimate Report / 部品別コスト分析
分解したすべての部品について、Munro社のコスト分析システムであるMunro Quick Cost Estimateを使用して分析しています。
Zone Quick-Costed Bill of Material / コスト付き部品表(CBOM)
構成部品のコスト、材質、重量をまとめた部品表になります。
Electrical Topology / ハーネス配線図
電子部品の搭載位置、高/低電圧ハーネスのレイアウト等が含まれまています。
Cooling Topology / 冷却システム図
冷却水と冷媒の経路、冷暖房のシステムの接続図を記載しています。 なお詳細な解説は、Model Y Thermal Systems Reportのご購入をご検討下さい。
Vehicle Fit, Finish & Quality report (FFQ™) /仕上げ見栄え品質評価
製品表面の整合(段差)、各部操作力とあわせ、重量、全すきま寸法を測定したレポートです。
2. テスラモデルY ゾーン別レポート
ゾーン別のレポートは、ベンチマークレポートのZone1~4と、Electrical Topology/ハーネス配線図を販売します。
・Zone 1 ボディ&シャシー $27,200 USD
・Zone 2 電子制御システム $32,300 USD
・Zone 3 内装部品&安全部品 $25,500 USD
・Zone 4 パワートレイン&バッテリーパック $38,250 USD
・Electrical Topology / ハーネス配線図 $4,250 USD
3. テスラモデルY サーマルシステムレポート
Model YはTeslaがオクトバルブと名付けたクーラントフロー制御部品を含めたユニークなサーマルシステムを搭載しています。
Munro社はその詳細を解析したベンチマークレポートを作成しました。
①サーマルシステム詳解:$12,750 USD
- クーラント回路図、オクトバルブによるクーラント制御システム
- エアコン回路図と制御システム
- システム構成部品(ヒートポンプ、温度センサー、ワイヤーハーネス、クーラント配管等)
②サーマルシステムコスト分析:$2,975 USD
構成部品の名称、材質、コスト、重量をまとめています。
③オクトバルブCTスキャン:$2,550 USD
オクトバルブとマニフォールドを様々な角度から撮影して内部構造(寸法、容積、板厚等)を明らかにしています。
Munro社が公開している分解動画
納車直後にMunro社が公開した動画「Sandy’s First impression」
Munro社は分解の様子を撮影した動画を公開しています。
すべての動画はこちら。⇒ https://munrolive.com/model-y-teardown
ウォールストリートジャーナル 2020年6月6・7日の土日版にて、自動車コラムニスト Dan.Neil氏は、モデルYについて次の様にコメントしています。
「テスラ モデルYは、まさに世界最高の車。」
この中で、ミドルレンジのクロスオーバーカーの中で、最も技術的に優れた電動車で、モデル3の部品を多く使いながらも、優れた静粛性と加速性能、革新的な熱管理システム(オクトバルブ)を実現したことを高く評価しています。 また、ビデオでモデルYの技術的なブレイクスルーを詳しく説明する Sandy.Munro氏の活動についても触れ、EV界のヒーローと称賛しています。
LEGAL DISCLAIMERS & SALES CONDITION (免責約款・営業契約に関するFAQ)
Q1:購入前にサンプルレポートを見られますか?
A1:マークラインズにご連絡下さい。
PDFのサンプル情報をお送りします。
内容に関するご質問もマークラインズにお問合せ下さい。
(注:サンプルでは重要なデータが隠されています)
Q2:この報告書は購入後、複写、配布、コピー、ファックスは可能ですか?
A2:このレポートの貴社内各部署へのコピー配布は可能です。
その他の宛先にコピー、ファックスをされる場合は、事前にマークラインズにご相談下さい。
正式には書面にてMunro & Associates Inc. に申し入れることになります。
ご相談のない場合は法的に問題となることがあります。
内容、価格等へのお問い合わせはこちら
マークラインズ株式会社 コンサルティング事業部
担当:石川
TEL:(03) 4241-3906
FAX:(03) 4241-3900
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