トヨタ bZ4X 2022モデルイヤー(欧州仕様)




主な特徴
- bZ4Xは、スバルと共同開発したe-TNGAプラットフォームをベースにしたトヨタ初の電気自動車。
- 市場とパワートレインの種類に応じて、異なるバッテリーパックのバリエーションが搭載されている。
- 71.4kWh1)(想定サプライヤー:プライムプラネットエナジー&ソリューションズ)
- 72.8kWh (想定サプライヤー:CATL)
- この車両の電動駆動ユニット(電動モーター、インバーター、ギアボックス)は、アイシンとデンソーの合弁会社であるBluE Nexusによって開発・製造されている。
- FWD : 150kWモーターx1
- AWD1): 80kWモーター x2
- 車載充電器、12V DC/DCコンバーター、その他のHV機能は、デンソー製の電力供給ユニット に統合されている。
注1): 今回のベンチマーク車両
HV バッテリー
- 想定されるセルサプライヤーは、パナソニックとトヨタの合弁会社であるプライムプラネットエナジー&ソリューションズ(PPES)製。
- 合計96個の角柱セルが4つのバッテリーモジュールに均等に配分され、直列接続されて公称電圧355Vを供給。
- バッテリーセルは、別個の冷却プレートを使用して液冷(水とグリコールの混合液)される。
- 主なハウジング部品は、鋼板(メインハウジングとカバー)とアルミニウム(押し出し成形サイドプロファイルとアンダーボディ保護プレート)。

フロント&リア EDU(Electric Drive Unit)
- 電動ドライブユニット(EDU)は、アイシンとデンソーの合弁会社であるBluE Nexusによって開発された。
- 各EDUには以下が含まれる。
- デンソー製半導体を使用した統合インバーター
- ヘアピン巻線を備えた油冷式PMSMモーター
- 1速減速ギアボックス
- スケールメリットを実現するため、フロントEDUとリアEDUに複数の同一部品を使用。
- フロントEDUにはパーキングロックが組み込まれ、パーキングロック ギアと中間ギアは一体型となっている。

Electricity Supply Unit(ESU)
- トヨタ bZ4Xには、デンソー製の電力供給ユニット(ESU) が搭載されており、複数のパワーエレクトロニクス機能を統合。
- 電動ドライブユニット、HVバッテリー、キャビンヒーター、 エアコンコンプレッサーへの電力分配
- 12V DC/DCコンバーター
- オンボードチャージャー
- 2つの鋳造ハウジングに機能を統合: 上部ハウジングに電力分配、 下部ハウジングにDC/DCコンバーターとオンボードチャージャー。
- 液冷(水グリコール混合物)は、下部ハウジング内のコンポーネントにのみ適用される。

レポート概要
以下のレポートをご用意しています。
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M1.1 – Level-1 ベンチマーク
計測された車両の主要性能をFEVの有する相場分布の中で比較し、概要性能を示します。
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M2.1 – エネルギー消費
包括的なセンサー機器を設置して、法定サイクルにおける車両のエネルギー消費を詳細に調査します
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M2.2 – 制御ストラテジー
運転サイクルと重要なミッション テスト中に詳細な測定データを取得し、車両制御戦略を分析します
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M2.4 – 充電性能
空調付きシャシーDyn.に高出力DC充電器を装備し、さまざまな温度条件下での充電性能をテストします
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M3.11 – 設計ベンチマーク バッテリーパック
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M3.12 – 設計ベンチマーク e-Axle
レポートは、フロントe-Axle、リアe-Axle別々に購入可能です。
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M3.13 – 設計ベンチマーク OBCとDCDC
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M3.21 – コストベンチマーク バッテリーパック
M3.21購入に当たっては、「M3.11 – 設計ベンチマーク バッテリーパック」とのセット販売となります。
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