BYD Yangwang U8 分解調査・3Dスキャンデータ/BOM
概要
マークラインズは、BYDが大型オフロード車市場に投入した最高級モデルで、長澤まさみさんが出演しているTVコマーシャルでも紹介が始まった、Yangwang U8（ベース価格約2,300万円）を購入し、2024年8月に開設したベンチマークセンターでの車両ベンチマーク第一弾として、全構造分析レポート(含むBOM、３Dスキャンデータ）の販売を開始しました。
特徴技術
- BYD独自の個別輪駆動（IWD: individual wheel drive）
4つの独立した電気モーターで車輪を駆動、左右の車輪を逆方向に回転させることで、スライド縦列駐車、タンクターンが可能 - ブレードバッテリー(リン酸鉄リチウムイオン)
容量：49.05kWh、総電圧：800V、Cell to Chassis - 緊急フロートモード
最大1,000mmの深さまで渡河可能 (シュノーケルを装備すると最大1,400mm)
洪水等災害時の緊急避難として、水上航行も可能
（30分間浮上したまま、時速3kmで前進可能） - オフロード車専用インテリジェント油圧車体制御システム
サスペンション総調整ストローク：150mm、
最大ウエーディング深さ：1m
ワンクリックで本体を水平にできる - 先進インテリジェント運転支援システム
ライダー3個、ミリ波レーダ5個、超音波レーダ14個、
高解像度カメラ16個を含む38個のセンサーを搭載 - オールラウンドで楽しめるスマート キャビン
アクティブサイドサポートシート
曲率R800の12.8インチOLEDフレキシブル曲面スクリーン
星空サンルーフ - 自動車向けドローンベイ(調査車両には非搭載)
インテリジェント・ストレージ、自動バッテリー交換、
充電管理、ワンクリックでのドローン離陸と着陸が可能
▲ クリックするとタンクターン時の動画を観ることができます。
諸元
BYD Yangwang U8 中国仕様2023年モデル
| 全長x全幅x全高 | 5319x2050x1930mm |
|---|---|
| ホイールベース/トレッド前/後 | 3050/1740/1731mm |
| 空車時装備重量 全/前軸/後軸 | 3460/1730/1730kg |
| エンジン排気量/排ガスレベル | 1997cc（発電専用）/国6 |
| エンジン定格出力/回転数 | 200kW/5000rpm |
| 車両駆動方式 | 4モーター駆動力各輪制御 |
| 走行モーター形式 | 永久磁石式同期モーター |
| 最高/定格出力（1モーターx4） | 880/260kW |
| 駆動バッテリー容量 | 49.05kWh |
| 最高速度/登坂能力/渡渉水深 | 200km/h /100%/ 1m |
販売レポート概要、価格
下記、構造分析レポート*、およびコスト分析レポートの販売を開始しました。
BYDはセンサー類を除いてタイヤとガラス以外は基本的に全部内製で部品の開発、製造を行なっているとのことです。
■ eパワートレイン、e-Axle構造分析レポート＆モーターコスト分析レポート
420万円(税別)
|
eパワートレインの構成、特徴解説、パッケージング3Dスキャンデータ |
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e-Axleの部品構成、インバーター、モーター、減速機の構造解説、3Dスキャンデータ |
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モーターの部品構成、コスト分析 |
■ バッテリーパック構造分析レポート(バッテリーセル現品付)
350万円(税別)
下記レポートに併せて、バッテリーセル(1枚)現品をお付けします。
- バッテリー構造分析：バッテリー部品構成図、構造解説、冷却プレート水路経路/形状、
パック内配線図、3Dスキャンデータ
■ サーマルマネージメント構造分析レポート
230万円(税別)
- サーマルマネージメント構造分析：サーマルマネージメント関連部品構成図、構造解説、
サーマルマネージメントシステム図、3Dスキャンデータ
■ フルレポート
800万円(税別)
- 上記全てを含むレポート ＋ フルビークル3Dスキャンデータ/BOM
上記以外の部品調査、3Dスキャンデータのご要望がありましたら、下記問い合わせ先にご連絡下さい。
また、分解後の部品販売も行っております。
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マークラインズ株式会社 コンサルティング事業部
担当：木村
TEL：(046) 203-9302
e-mail：benchmark@marklines.com
