BYD Seal 2023モデルイヤー(欧州仕様)




主な特徴
- Sealは800V技術を適用したBYD EV e-Platform 3.0のモデル
- 82.5kWhの使用可能エネルギーを備えた高電圧バッテリー
- Cell-to-Body統合アプローチ
- LFPセルのBlade バッテリー
- 最大150kWのDC急速充電
- 最上位グレードのシステム出力は390kW、最大トルクは670Nm
- フロントモーターはASMモーターで、160kWpeak出力
- リアモーターはPMSMモーターで、230kWpeak出力
- 0-100km/h加速は3.8秒
- 1つのハウジングに高度に統合されたパワーエレクトロニクス機能(8-in-1)
- 2.92 mのロングホイールベース
- 3 kWまで可能なV2L
HV バッテリー
- 82.5kWh(Usable)LFPバッテリーパック
- 想定セルサプライヤーはBYDの子会社FinDreams
- 172個のブレードセルが直列接続(公称550V)
- エネルギー密度:約150Wh/kg
- パックはバッテリー冷却のため、車両の冷媒回路に組み込まれている。
- ブレードセルは、ボルトを使わず、多量の接着剤のみを使用してアルミニウムハウジングに組み込まれている。
- バッテリーディスコネクトユニットとBMSマスターPCBAは、バッテリーパック前面のコンパートメントに設置されている。

"8-in-1" リアEDU
- この車両のハイライトの一つは、8つの主要コンポーネントを1つのユニットに統合した革新的なリアEDUである。


Powertrain domain controller
- 6つのコンポーネントを1つのユニットに統合:
- モーター制御ユニット(インバーター)
- ピーク出力230kWのEモーター用インバーター
- SiC MOSFET技術
- インバーター半導体はEモーターと組み合わせて使用され、400Vから800Vへの昇圧を行う。
- オンボードチャージャー
- 11kWのAC充電および150kWのDC充電
- 最大3kWの車両負荷機能
- 配電ユニット
- 充電ポート、Eモーター、およびHVバッテリーへのHV接続
- DC/DCコンバーター
- バッテリー管理システム
- 車両制御ユニット
- モーター制御ユニット(インバーター)
- パワートレインドメインコントローラは、重量、スペース、コストを節約するための統合レベルの向上に向けた技術トレンドになっている。
レポート概要
以下のレポートをご用意しています。
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M1.1 – Level-1 ベンチマーク
計測された車両の主要性能をFEVの有する相場分布の中で比較し、概要性能を示します。
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M3.11 – 設計ベンチマーク バッテリーパック
BYDシールには、公称電圧550Vの84kWhバッテリーが搭載されており、セルツーパック方式で高度に統合されたLFPブレードセルを使用しています。
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M3.12 – 設計ベンチマーク e-Axle(フロント、リア 8in1)
フロントe-Axleは、160 kW のピーク電力に対応し、誘導モーター、インバーター、1速ギアボックスを備えています。リアe-Axleは 8in1 ボックス ソリューションと呼ばれ、電動モーターとギアボックスのほか、多くのパワーエレクトロニクス機能が統合されています。
レポートは、フロントe-Axle、リアe-Axle別々に購入可能です。 -
M3.21 – コストベンチマーク バッテリーパック
M3.21購入に当たっては、「M3.11 – 設計ベンチマーク バッテリーパック」とのセット販売となります。
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M3.22 – コストベンチマーク e-Axle(フロント、リア 8in1)
M3.22購入に当たっては、それぞれ、フロントe-Axle、リアe-Axleの「M3.21 – 設計ベンチマーク バッテリーパック」とのセット販売となります。
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