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American Axle & Manufacturing Holdings, Inc.

会社概要

■URL

https://www.aam.com/

■本社所在地

One Dauch Drive, Detroit, MI 48211-1198, USA

業容

-すべての車両セグメント向けにEV、HV、内燃機関車向用ドライブライン、金属成形品を開発・製造を行う。

-同社は、ドライブライン事業セグメントとメタルフォーミング事業セグメントの2つで構成。2019年第1四半期に、同社は事業再編によりパワートレイン事業を分割し、その一部をドライブライン事業、残りをメタルフォーミング事業に組み入れた。第3のセグメントであった鋳造は2019年12月に売却され、現在は同社の事業に含まれない。同社は2021年第1四半期にセグメント再編を完了した。2023年第1四半期に、従来ドライブライン部門に分類されていた一カ所の工場をメタルフォーミング部門に移管した。

  • ドライブライン:フロント/リアアクスル、ドライブシャフト、デフASSY、クラッチモジュール、バランスシャフトシステム、ディスコネクトドライブライン技術、電動車/ハイブリッド車向けドライブライン製品およびシステム
  • メタルフォーミング:アクスルおよびトランスミッションシャフト、リングおよびピニオンギア、ディファレンシャルギア/ASSY、コンロッド、可変バルブタイミング製品など、エンジン、トランスミッション、ドライブラインのコンポーネント

-同社は1月29日、GKN Automotiveの親会社であるDowlaisを現金と株式で買収すると発表した。Dowlaisの企業評価額は約11億6,000万ポンド(14億4,000万ドル)。企業統合と称されるこの取引の完了後、AAMの株主は合併後のグループ全体の約51%、Dowlaisの株主は約49%を保有することになる。統合後の新会社は、デトロイトのHolbrook Ave.にあるAmerican Axle Manufacturingの本社に本社拠点を置き、AAMの会長兼CEOであるDavid C.Dauch氏が率いる。取引完了後も、AAMはニューヨーク証券取引所においてティッカーシンボル「AXL」で取引され、新しいAAM株式は正式な発行通知を条件にニューヨーク証券取引所へのプライマリー上場が承認される。この統合により、内燃機関、ハイブリッド、EVのパワートレインをサポートする複数の自動車セグメントにおいて、地理的なプレゼンスを拡大し、バランスのとれたものとなる。AAMは年間収益を約120億ドル(調整前)と見込んでいる。取引完了後の最初の1年に、この統合により、年間約3億ドルのコストシナジーと収益増加が見込まれている。本取引は、欧州連合(EU)や米国、Dowlaisが合弁会社を運営する中国などの株主や規制当局の承認を経て、2025年に完了する見通し。(2025年1月29日付プレスリリースより)

 

主要納入先

-同社は、GMが北米で生産するフルサイズ後輪駆動小型トラック、SUV、クロスオーバー車の車両プラットフォーム向けに、リアアクスル、4WDシステム、AWDアクスルを供給する主要サプライヤー。この他にもメタルフォーミング部門から製品を納入しており、2024年12月期売上高に占めるGM向けは約42%。

-Stellantis向けは、大型ピックアップトラック「Ram」とその派生車向けに、ドライブラインシステム製品を供給。2024年12月期売上高に占めるStellantis向けは約13%。

-Ford向けは、「Bronco Sport」「Maverick」「Edge」「Escape」「Lincoln Nautilus」等の特定車種プログラムにドライブライン製品を供給。2024年12月期売上高に占めるFord向けは約13%。

資本構成

-ニューヨーク証券取引所に上場

主要製品

ドライブラインシステム (Driveline systems)
-AT用クラッチモジュール(Automatic transmission clutch modules)
-AWDモジュール (AWD modules)
-バランスシャフトシステム (Balance shaft systems)
-等速ジョイント (Constant velocity joints)
-クランクダンパー (Crank dampers)
-減衰ギア (Damped gears)
-ディファレンシャルASSY (Differential assemblies)
-ディファレンシャルキャリア(Differential carriers)
-ディファレンシャルケース (Differential cases)
-ドライブシャフト (Driveshafts)
-e-AAM ハイブリッドおよび電動ドライブシステム (e-AAM hybrid and electric drive systems)
-EcoTrac ディスコネクトAWDシステム (EcoTrac disconnecting AWD systems)
-エンジンクランクダンパー(Engine crank dampers)
-エンジンアイソレーションプーリー(Engine isolation pulleys)
-フロントアクスル (Front axles)
-マルチピース式ドライブシャフト (Multi-piece driveshafts)
-パワートランスファーユニット (Power transfer units)
-Quantum AWD/RWD モジュール (Quantum AWD/RWD modules)
-Quantum軽量アクスル (Quantum lightweight axles)
-リアアクスルシステム (Rear axle systems)
-リアビームアクスル (Rear beam axles)
-リアドライブモジュール (Rear drive modules)
-サスペンションモジュール (Suspension modules)
-NVH性能アルミドライブシャフト用Sylentフォームライナー (Sylent foam liner for aluminum driveshaft NVH performance)
-トルクトランスファーデバイス/電子制御カップリング (Torque transfer devices / Electronic control couplings)
-TracRiteアクスルディファレンシャル (TracRite axle differentials)
-TracRiteトランスアクスル・トランスファーケースディファレンシャル (TracRite transaxles / Transfer case differentials)
-トランスファーケース (Transfer cases)
-トランスミッションディファレンシャルASSY (Transmission differential assemblies)
-VecTracトルクベクタリングリアドライブモジュール (VecTrac torque vectoring rear drive modules)
-振動コントロールシステム (Vibration control systems)


メタルフォーミング製品 (Metal formed products)
-アクチュエーターリング (Actuator rings)
-アニュラスリングギア (Annulus ring gears)
-アプライプレート (Apply plates)
-アクスルキャリアハウジング (Axle carrier housings)
-アクスルシャフト (Axle shafts)

-ボールジョイントハウジング (Ball joint housings)
-ボールランプアクチュエーター部品 (Ball ramp actuator components)
-ボールソケット (Ball sockets)
-ベアリングキャップ (Bearing caps)
-ブレーキピストン (Brake pistons)
-クラッチハウジング (Clutch housings)
-クラッチプレートおよびハブ (Clutch plates and hubs)
-クラッチ歯 (Clutch teeth)
-コンロッド (Connecting rods)
-パーキング歯付きCVT部品 (CVT components with net parking teeth)
-ディファレンシャルASSY (Differential assemblies)
-ディファレンシャルギア (Differential gears)
-ドライブシャフト、プロペラシャフトヨークおよびトラニオン (Driveshaft and propeller shaft yokes and trunnions)
-DTUハウジング (DTU housings)
-フロント/リアハイポイドピニオン (Front & rear hypoid pinions)
-フロントアクスルディスコネクト部品 (Front axle disconnect components)
-ハイポイドリングギア (Hypoid ring gears)
-インナー/アウタータイロッドおよびリレーロッド (Inner and outer tie rods and relay rods)
-入力ギア (Input gears)
-インプットシャフト (Input shafts)
-成形ギア (Net formed gears)
-成形スプライン (Net formed splines)
-アウトプットシャフト (Output shafts)
-プラネタリーキャリア (Planetary carriers)
-PTUシャフト、ギア (PTU shafts and gears)
-ローター(Rotors)
-シザーギア(Scissor gears)
-シャフトスピードセンサー (Shaft speed sensors)
-SmartBar電動スタビライザーシステム (SmartBar electronic stabilizer systems)
-ソレノイドボディ (Solenoid bodies)
-スプラインスリーブ (Splined sleeves)
-スプロケット (Sprockets)
-ステムピニオン (Stem pinions)
-スタブシャフト (Stub shafts)
-サスペンション部品 (Suspension components)
-テフロンバンドASSY(Teflon banded assemble)
-テンションデバイス (Tensions devices)
-タイロッドソケットおよびリンク (Tie rod sockets and links)
-タイミングシステム部品およびキット (Timing system components and kits)
-トランスファーギア (Transfer gears)
ートランスミッションシャフト、ハブおよびギア (Transmission shafts, hubs and gears)
-トラニオンおよびスパイダー (Trunnions and spiders)
-バルブボディ (Valve bodies)
-可変バルブタイミング部品 (Variable valve timing components)
-ホイールハブおよびスピンドル (Wheel hubs and spindles)

沿革

1994年03月 Richard E. Dauch率いる投資家グループが設立。
1997年10月 Blackstone Capital Partners II Merchant Banking Fund L.P.が管理・運営する
AAM Acquisition Inc.に買収される。
1998年 American Axle & Manufacturing of Michigan, Inc.の事業を受け継ぎ、現社名でデラウエア州に設立。
1998年 Albion Inc.を買収。
1999年 Colfor Manufacturing, Inc.とMSP Industries Corporationの2社を買収。
2001年 Detroit ForgeにStabilizer Bar Development Centerを開設。
2004年 インドPuneにPune Business Office & Engineering Centerを開設。
2005年 中国上海市、韓国ソウル市にオフィスを開設。
2005年 Process Development Centerを開設。
2006年 中国Changshu、ポーランドOlawaに新工場を設立。
2007年10月 Sona Koyo Steering Systems Limitedとインドで合弁会社AAM Sona Axle Private Limited (AAM Sona Axle) を設立。
2008年02月 タイで新工場建設開始。
2008年12月 中国のHefei Automobile Axle Co, Ltd.,と折半出資による合弁会社設立を合意。
2010年03月 米国ペンシルベニア州Lancasterに新工場を設立。
2010年09月 Spyker Cars (オランダ) 傘下のSaabと合弁会社「e-AAM Driveline Systems AB (e-AAM)」を設立。
2011年01月 Sona Koyo Steering Systems Limitedとの合弁会社AAM Sona Axleを完全子会社化。
2011年09月 タイ Rayongに新工場を新設。
2012年02月 過去にSaabとの合弁会社であった、スウェーデンのe-AAM Driveline Systemsの全株式を取得。
2012年05月 メキシコで2番目の金属加工拠点 AccuGear Silao を新設。
2012年08月 インド Chennai に生産拠点を開設。
2012年09月 スウェーデン Arjeplog にウインターテストセンターを新設。
2017年04月 Metaldyne Performance Groupを16億ドルで買収。
2019年第1四半期 事業構成を4セグメントから3セグメントに再編し、パワートレインセグメントを解消するプログラムを開始。
2019年12月 鋳造セグメントを売却。これにより、141.2百万ドルの現金と60百万ドルの繰延支払債務を受領。
2022年06月 ファスナー、モジュール、金属成形部品の開発・製造を行うTekfor Groupの買収を125百万ユーロで完了。

補足 1

ご利用に関するお問い合わせ先

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〒100-6114 東京都千代田区永田町2-11-1
tel-icon 03-4241-3907
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