横浜ゴム (株)

会社概要

■URL

https://www.y-yokohama.com/

■本社所在地

〒254-8601 神奈川県平塚市追分2番1号

業容

-ブリヂストン、住友ゴムに次ぐ国内第3位のタイヤメーカー。以下3つの事業を手掛ける。

  • タイヤ事業:自動車、トラック・バス、小型トラックなど向け各種タイヤ、チューブ、アルミホイール、自動車関連用品
  • MB (マルチプルビジネス) 事業:タイヤで培ったゴム高分子技術をベースに工業品および航空部品などを製造
  • その他:スポーツ用品、情報処理サービス等

-2022年12月期、タイヤ事業売上高は会社全体の売上高の87.7%。

資本構成

-東京証券取引所プライム市場に上場 (2022年12月31日現在)
氏名又は名称 出資比率 (%)
日本マスタートラスト信託銀行株式会社 (信託口) 16.50
日本ゼオン株式会社 10.12
株式会社日本カストディ銀行(信託口) 9.11
朝日生命保険相互会社 6.78
株式会社みずほ銀行 3.81
第一生命保険株式会社 1.65
株式会社横浜銀行 1.55
SMBC日興証券株式会社 1.47
横浜ゴム取引先持株会 1.37
みずほ信託銀行株式会社退職給付信託 みずほ銀行口
再信託受託者 日本カストディ銀行
1.15
合計 53.56

主要製品

タイヤ (Tires)
-乗用車用各種タイヤ・チューブ・アルミホイール (Tires, tubes, aluminum wheels for passenger cars)
-トラック・バス用各種タイヤ・チューブ・アルミホイール (Tires, tubes, aluminum wheels for trucks and buses)
-小型トラック用各種タイヤ・チューブ・アルミホイール (Tires, tubes, aluminum for small trucks)
-自動車関連用品 (Automobile related products)

工業品 (Industrial Products)
-自動車用シーリング材 (Automotive sealants)
-自動車用ホース (Automotive hoses)
-自動車用接着剤 (Automotive adhesive)

沿革

1917年10月 横濱電線製造株式会社 (現在の古河電気工業株式会社) とBFグッドリッチ・カンパニー (米国) との折半出資により、タイヤおよび工業品の輸入販売を事業目的とした「横濱護謨製造株式会社」 (資本金250万円、神奈川県横浜市裏高島町) を設立。
1923年09月 関東大震災により、神奈川県横浜市の工場の操業を中止し、本社を東京市麹町区に移転。
1943年08月 三重県度会郡に三重工場を建設。
1945年04月 本社を東京都港区に移転。
1946年03月 静岡県三島市に三島工場を建設。
1950年04月 東京証券取引所および大阪証券取引所第一部に株式上場。
1952年08月 神奈川県平塚市に平塚工場 (現在の平塚製造所) を建設し、関東地方の諸工場を統合。
1961年10月 名古屋証券取引所市場第一部に上場。
1963年10月 商号を「横浜ゴム株式会社」に変更。
1964年06月 愛知県新城市に新城工場を建設。
1969年11月 米国にタイヤ販売会社「ヨコハマタイヤ コーポレーション」を設立。
1973年06月 茨城県東茨城郡に茨城工場を建設。
1974年10月 広島県尾道市に尾道工場を建設。
1986年11月 茨城県久慈郡大子町に総合タイヤテストコースを建設。
1988年11月 ゼネラルタイヤ社 (現在のコンチネンタル ゼネラルタイヤ)、東洋ゴム工業株式会社との合弁により、米国にタイヤ製造会社「GTY (ジーティワイ) タイヤ カンパニー」を設立。
1989年01月 北海道上川郡鷹栖町に冬用タイヤ専用テストコースを建設。
1989年10月 米国のタイヤ製造会社「モホーク ラバー カンパニー」を買収。
1991年04月 平塚製造所内に研究開発センタービルを建設。
1992年07月 米国のタイヤ製造会社「モホーク ラバー カンパニー」をタイヤ販売会社「ヨコハマタイヤ コーポレーション」に合併し、米国におけるタイヤの製造・販売一体の会社とする。
1996年06月 川鉄商事株式会社 (現JFE商事株式会社) との合弁により、フィリピンにタイヤ生産販売会社「ヨコハマタイヤ フィリピン」を設立。
1996年07月 タイに自動車用ウインド・シールド・シーラントの製造、高圧ホースと継手の組立てをする生産販売会社「ヨコハマ ラバー (タイランド) カンパニー」を設立。
2001年12月 ユーハット社、杭州ゴム集団公司との合弁により、タイヤ生産販売会社「杭州横浜輪胎有限公司」を設立。
2002年04月 独コンチネンタル社と折半出資による合弁会社「ヨコハマコンチネンタルタイヤ株式会社」を東京都港区に設立。
2004年01月 ティー サイアム コマーシャル カンパニーとの合弁により「ヨコハマタイヤ マニュファクチャリング (タイ) 」を設立。(2008年に100%子会社化)
2005年11月 中国上海に事業統括会社「横浜橡胶 (中国) 有限公司」を設立。
2006年04月 横浜橡胶 (中国) 有限公司の全額出資により、トラック・バス (TB) 用スチールラジアルタイヤの生産販売会社「蘇州横浜輪胎有限公司」を設立。
2007年01月 インドにタイヤ販売会社「ヨコハマ インディア」を設立。
2008年12月 ロシアにタイヤ生産会社「LLC ヨコハマ R.P.Z.」を設立。
2009年04月 タイに総合タイヤプルービンググラウンド「Tire Test Center of Asia」を建設。
2013年11月 韓国のクムホタイヤと技術・資本提携にかかる基本契約を締結。
2015年01月 不二精工(岐阜県羽島市)のタイヤビード専門会社 「亀山ビード株式会社」 (現非連結子会社)  の全株式を取得し完全子会社化。
2015年04月 タイヤ・工業製品用原材料の調達・販売会社 「Yokohama Rubber Singapore Pte. Ltd.」  (シンガポール、現連結子会社) を設立。
2016年03月 タイヤ事業におけるContinental AGとの業務提携を解消。
2016年07月 オランダのAlliance Tire Group B.V. (ATG)の全株式を取得し買収を完了。
2016年09月 米国ノースカロライナ州にタイヤ開発研究センターを設立。
2017年03月 産業車両用タイヤ会社「愛知タイヤ工業会社」を買収。
2021年11月 ハマタイト事業のスイスSikaグループへの譲渡が完了。
2022年04月 東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。

補足 1