横浜ゴム (株) 2011年12月期の動向

ハイライト

-決算期を3月31日から12月31日に変更したため、2011年12月期は2011年4月1日から2011年12月31日の9ヶ月間。

業績

(単位:百万円)
  2011年
12月期
2010年
3月期
増減率
(%)
要因
全社
売上高 465,133 519,742 - -
営業利益 26,290 29,490 - -
経常利益 20,717 23,356 - -
当期純利益 11,618 13,923 - -
タイヤ事業
売上高 379,220 413,372 - -国内新車用タイヤの販売は、震災の影響を受け、低調に推移した。国内市販用タイヤは堅調で、海外販売も欧州、中近東、アジアを中心に順調に推移。
営業利益 23,365 24,952 - -

受注

トヨタ
-小型ハイブリッドカー「Aqua」の新車装着用(OE)として、環境タイヤコンセプト「BluEarth」に基づいて開発した「S73 BluEarth」の納入を開始したと発表。(2011年12月27日付プレスリリースより)
-「プリウスα」に「ADVAN db(アドバンデシベル)」が採用されたと発表した。(2011年6月11日付日刊自動車新聞より)

ダイハツ
-新型軽自動車「Mira e:S」の新車装着(OE)用タイヤとして、「BluEarth A34」の納入を開始したと発表。(2011年11月1日付プレスリリースより)

マツダ
-コンパクト車「Demio」に燃費特性を高めた環境タイヤが採用されたと発表した。(2011年8月25日付日刊自動車新聞より)

Daimler
-ハイパワー車向けタイヤ「ADVAN Sport V105」がDaimlerの2シーターロードスター「Mercedes-Benz SLK-class」に新車装着されたと発表。(2011年5月30日付プレスリリースより)
-ハイパワー車向けタイヤ「ADVAN Sport V105」がDaimlerのプレミアムラグジュアリー4ドアクーペ「Mercedes-Benz CLS-class」に新車装着されたと発表。(2011年5月30日付プレスリリースより)
-海外市場向けハイパフォーマンスタイヤ「S・drive(エスドライブ) AS01」がDimlarが発売した「Smart fortwo」の新車装着用タイヤとして採用されたと発表した。(2011年7月25日付日刊自動車新聞より)

事業計画

-2011年12月、日本のタイヤメーカーで初のロシアでのタイヤ製造を開始した。操業開始当初の生産能力は年間70万本で、その後140万本まで拡大する計画。

>>>次年度業績予想(売上、営業利益等)

3年間の見通し

(単位:億円)
  2012年度 2013年度 2014年度
売上高 5,750 5,950 6,300
営業利益 400 500 600

タイヤ生産能力(本数)

(単位:万本)
  2012年 2013年 2014年
国内
三重(トラック・バス、小型トラック) 590 590 590
三島(乗用車) 1,390 1,390 1,390
新城(乗用車) 1,410 1,410 1,410
新城南(乗用車) 280 280 280
国内 計 3,670 3,670 3,670
海外
米国(乗用車) 620 620 620
米国(トラック・バス) 58 60 60
フィリピン(乗用車) 700 800 1,000
中国(乗用車) 510 510 650
中国(トラック・バス) 34 34 34
タイ(乗用車、小型トラック) 400 400 400
タイ(トラック・バス) 35 35 40
ロシア 70 140 160
海外 計 2,427 2,599 2,964
合計 6,097 6,269 6,634

開発動向

研究開発費

(単位:百万円)
  2011年12月期 2011年3月期 2010年3月期
全社 9,307  12,747 13,280
研究開発本部 948  1,316 1,517
タイヤ事業 5,909  7,946 7,944

-2011年夏をめどに中国 にタイヤの研究開発(R&D)部門を設置する。 同社が海外で本格的なR&D機能を立ち上げるのは中国が初めて。中国市場向け製品の開発を加速することに加え、中国で調達可能な原材料の評価機能 を強化し、現地調達率を高めるのが狙い。生産、販売部門と合わせて開発部門の現地化を図ることで成長著しい中国市場におけるさらなるシェアアップにつなげ る。(2011年4月25日付日刊自動車新聞より)

研究開発体制

拠点名 所在地
RADIC研究開発センター 神奈川県平塚市
D-PARC 総合タイヤテストコース 茨城県久慈郡
T*MARY 冬季タイヤテストコース 北海道上川郡
Tire Test Center of Asia 総合タイヤテストコース タイ ラヨーン県

設備投資

設備投資額

(単位:百万円)
  2011年12月期 2011年3月期 2010年3月期
全社 22,400  24,900 17,500
タイヤ事業 19,500 22,200 14,800

-新商品の上市およびタイヤのハイインチ化・高性能化に対応するため、当社国内工場の製造設備増強、生産性向上および品質向上等を図るため、52億円を投資。
-海外子会社において、乗用車・ライトトラック用タイヤ製造設備の増設でLLC ヨコハマR.P.Z.において行った43億円の投資を中心に工場の新設・設備拡張を実施。

海外投資

-2011年中にロシアのリペツク州で乗用車用タイヤの生産を開始する。日系タイヤメーカー初のロシア生産で投資額は約148億円。(2011年8月18日付日刊自動車新聞より)
-フィリピンの乗用車用タイヤ生産販売会社であるYokohama Tire Philippines, Inc. (YTPI)において、新タイヤ工場建設に向けた鍬入れ式を行ったと発表。同社は2011年1月、YTPIの生産能力を2017年までに現在の年間700万本から1,700万本と2.4倍に拡大する計画を発表していた。2017年までに500億円を投資し、46万平方メートルの総工場敷地面積、5,000人の雇用を実現する計画。(2011年5月30日付プレスリリースより)

設備の新設計画(タイヤ事業)

(2011年12月31日現在)
事業所
(所在地)
設備内容 投資予定
総額
(百万円)
着手 完了
予定
完成後の
増加能力
横浜ゴム(株)
平塚製造所
(神奈川県平塚市)
生産設備 3,641 2011年
4月
2012年
12月
-
三重工場
(三重県伊勢市)
生産設備 3,316 2011年
4月
2012年
12月
-
三島工場
(静岡県三島市)
生産設備 2,740 2011年
4月
2012年
12月
-
新城工場
(愛知県新城市)
生産設備 7,833 2011年
4月
2012年
12月
-
尾道工場
(広島県尾道市)
生産設備 1,506 2011年
4月
2012年
12月
-
Yokohama Tire Manufacturing Thailand
本社・工場
(タイ ラヨーン県)
生産・その他の設備 4,604 2011年
4月
2012年
12月
-
L.L.C. Yokohama R.P.Z.
本社・工場
(ロシア リペツク州)
生産・その他の設備 13,650 2009年
7月
2012年
2月
乗用車用タイヤ
140万本
Yokohama Tire Philippines, Inc.
(フィリピン クラーク特別経済区)
生産・その他の設備 19,700 2011年
2月
2013年
12月
乗用車用タイヤ
300万本