510 (Baojun)

 ニュース
2024年10月02日(水)

・9月25日付のアルゼンチン現地メディアMotor1 Argentinaによると、Latin NCAP (ラテンNCAP)は、2024年型サブコンパクトSUVシボレー「グルーブ(Groove)」の安全評価が星ゼロの結果になったと発表した。この評価は、前面衝突、側面衝突、むち打ち、歩行者保護、ESC (横滑り防止装置)の各テストで実施されたものである。 

・前面衝突テストでは、車体構造と足元部分が不安定であり、ドライバーの胸部、膝、足に対する保護性能は限定的であった。側面衝突では、同乗者に影響を及ぼす大きな侵入があったうえ、標準的な頭部側面保護機能も備わっていなかった。また、一部のチャイルドシートは取り付け中に故障した。歩行者保護性能は、頭部については「弱いから限定的」、上肢については「不十分」、下肢については「限定的から良好」という結果であった。 

・さらに、2024年型シボレー「グルーブ」には、オプションとしてさえADAS技術が搭載されていないことが指摘された。 

・これに対しGMは声明を発表し、「GMでは、お客様の安全を非常に重視しています。当社が世界中で製造するすべての車両は、販売される国の政府安全基準に準拠しており、「グルーブ」も例外ではありません」と述べた。 

・シボレー「グルーブ」は、上汽GM五菱(SAIC-GM-Wuling)アライアンスによって中国で製造されており、中国国内では「宝駿(Baojun) 510」の名称で販売されている。中南米ではチリで最も売れたモデルであり、他の国々でも販売されている。 

(Motor1 Argentina on September 26, 2024)

2023年05月11日(木)

・上汽GM五菱傘下の宝駿汽車は5月10日、ブランド初となる5人乗りの電気自動車「宝駿雲朶(Baojun Yunduo)」の外観画像を公開した。
・すっきりとして丸みを帯びたラインに、エレガントで明るい色調を採用した。最高出力100kWのモーターを搭載し、最高速度は150km/hとなる。
・車体サイズは、全長4,295mm、全幅1,850mm、全高1,652mm、ホイールベース2,700mm。

宝駿汽車のWeChat公式アカウントに基づく

2021年11月15日(月)

・複数の米国メディアは11月10日、新型サブコンパクトクロスオーバーSUVのシボレー「グルーブ(Groove)」が、メキシコで5日に発売されたと報じた。
・2022年型となる新型「グルーブ」は、アマゾン・メキシコとの提携により、メキシコ市場での商品展開を強化し、電子商取引の主役である25歳から30歳の若者をターゲットとしたショッピングの嗜好に適応させていくという。
・両社の提携には、新型「グルーブ」を購入した顧客への特典の提供も含まれる。
・GMメキシコの広告・プロモーション担当ディレクターであるKarla Ortega氏は、「アマゾン・メキシコとの提携に期待しており、お客様がこの取り組みに価値を見出していただけると確信している」と述べている。
・新型「グルーブ」のアマゾン・メキシコ経由の購入を選択した顧客には、500ドル相当の特別仕様のツートンカラールーフ、250ドルのギフトカード、そして3カ月間のAmazon Music Unlimitedの利用権が与えられる。
・新型「グルーブ」は中国からの輸入車で、広西チワン族自治区柳州市にある上汽GM五菱の柳東工場生産の宝駿(Baojun)「510」をベースにしている。
(multiple sources on November 10, 2021)