C-Class (Mercedes-Benz)

 ニュース
2024年06月24日(月)

・米国の商用電気自動車(EV)メーカーCenntroは6月18日、「ロジスター400 (LS 400)」電気トラック20台余を5月に米国の顧客に納入したと発表した。Cenntroは「LS400」の組み立てと納入を加速しており米国西海岸全域を起点に事業拡大を図っている。 

・「LS400」は合計80.6kWhとなるリン酸鉄リチウムバッテリー2個を搭載するクラス4の電気トラックで充電1回あたりEPA推定値で84マイル(約134km)を走行できる。最大積載量7,455ポンド(約3.4トン)、貨物容量491立方フィート(約14立方メートル)、最高時速62マイル(約100km)。 

・「LS400」は2023年12月にカリフォルニア州大気資源局(CARB)から同州のHVIP (ハイブリッド ゼロエミッション トラック バス バウチャー インセンティブ)への参加が認められ、顧客には6万ドルのバウチャー(払い戻し券)が提供されている。 

(Cenntro Inc. press release on June 18, 2024)

2024年06月20日(木)

・メルセデス・ベンツは6月19日、欧州33カ国で部分的な自動運転を実現する自動車線変更(Automatic Lane Change: ALC)機能を導入した。Driving Assistance Plusパッケージに含まれるALCは、「Cクラス(C-Class)」、「Eクラス」、「Sクラス」、「GLC」、「CLE」、「EQE」、「EQS」、「EQS SUV」、「EQE SUV」を含む15モデルで装備が可能。工場での直接の装備のほか、2024年9月からはOTA (over-the-air)アップデートによる装備も可能となる。

・OTAアップデートは2023年1月以降のモデルが対象となり、インフォテインメントシステムMBUXまたはMercedes Meアプリから行うことができる。

・40を超える既存の運転支援システムに追加されたALC機能は、アクティブ車間距離支援DISTRONICが作動すると高速道路で自動的に車線を変更し、追い越しや出口へのナビゲートを行う。ドライバーはアダプティブ・クルーズコントロールで希望の速度を設定し、アクティブステアリングアシストが車線変更を行う。

・レーダーセンサーとカメラで周囲の状況を把握し車線変更を行うALC機能は、欧州では時速80~140kmで作動し、少なくとも2車線の適切な高速道路が必要となる。

Based on Mercedes Benz press release

2024年06月18日(火)

・6月13日付の複数メディア報道によると、メルセデス・ベンツは「Cクラス(C-Class)」セダンの世界的な需要低下のため、南アフリカのイーストロンドン(East London)工場で最大700人のレイオフを実施する計画だという。3シフト制から2シフト制に移行する可能性についても協議される予定。イーストロンドン工場では最新世代の「Cクラス」セダンを南アフリカ市場および輸出向けに生産しており、生産された車両の90%以上が輸出されている。

・メルセデス・ベンツの南アフリカ法人であるMercedes Benz South Africaは、約3,000人の従業員を雇用している。同社は労働関係法第189条3項に基づき、生産事業の再編を目的とした協議プロセスを開始した。

Based on multiple sources