C-Class (Mercedes-Benz)

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2022年07月20日(水)

※英LMC Automotive社のアナリストによるショートレポート(7月18日付)をマークラインズが翻訳したものです。データはGlobalDataを基にしており、マークラインズと異なります。

・GM vs トヨタ
2022年上半期の米国販売は1月にトヨタがGMを1.6万台上回り、スタートで先行した。両社は今年2月に同程度となったのち、GMが3-6月にトヨタを上回る伸びをみせ、2022年上半期は結局GMがトヨタに4.2万台の差を付けた。もし、デトロイト3が2021年の半導体危機によって深刻な打撃を受けたとするならば、2022年はアジアの自動車メーカーがより多くの混乱に直面し、中国のゼロ・コロナ政策でさらに状況が悪化したはずである。しかし、アジアの自動車メーカーに限った話ではない。ビュイックは米国の生産モデルが1車種しかなかった影響で、販売が前年同期に比べて57%減少した。GMはグループとしての事業の大きさが一部のブランドの苦戦を目立たなくしている。シボレー「トラバース(Traverse)」でいえば、前年同期比47%減となり、GMC「ユーコン(Yukon)」などの収益性の高いSUVも2桁台の減少に見舞われた。トヨタについては、すべてが悪いニュースばかりではない。ブランド別では上半期に90万台超を販売したのはトヨタブランドのみであり、フォードブランドに7.4万台の差を付けた。モデル別ではトヨタ「RAV4」が20万台を超え、フォード「F-150」を1.9万台上回った。「F-150」自体はシボレー「シルバラード(Silverado)」とわずか500台の僅差で、上半期のモデル別販売2位に立った。LMC Automotiveとしては、2022年通年の米国販売でGMがトヨタを14.5 万台上回り、ブランド別ではトヨタがフォードを15万台上回ると予測している。

・ホンダ vs 現代自グループ
6月は現代自グループが2022年の上半期の中で月間最高の販売となった一方、ホンダは最低の販売台数を記録した。2022年上半期はホンダが自動車部品の確保に苦労したため、前年同期比39%減と大幅に減少し、自動車メーカーの中で最も大きな減少率を示した。ホンダはシェアを2.6%ポイント落としてわずか7.5%と、過去20年間で最低水準となった。モデル別では、前年同期比でプラスに成長したのは2モデルのみであった。コンパクトSUV「HR-V」が前年同期を5,000台、アキュラのスポーツクーペ「NSX」が63台上回ったのとは対照的に、最も人気の高いコンパクトセグメントSUV「CR-V」の上半期販売は11.7万台で、前年同期を9.7万台も下回った。一方、現代自グループは最量販モデルであるコンパクトSUV「ツーソン(Tucson)」が8万4,000台となった。LMC Automotiveの予測では、幅広いラインアップに助けられた現代自グループが2022年にホンダを45万台上回り、2034年まで優位に立つと予測している。

・テスラvs他の自動車メーカー
テスラは年初からプレミアムセグメントを牽引し、2022年上半期の販売台数は前年同期比71%増だった。「Model Y」はテスラの最量販モデルの地位をかろうじて維持しているが、「Model 3」がわずか1,400台差で追い上げている。2021年初めにテスラは「Model Y」の増産に注力したため、他のモデルの販売に苦戦した。2022年上半期は「Model S」と「Model X」の改良で混乱がさらに進み、前年同期が低水準なこともあって「Model S」の販売台数は717%増と大幅に増加した。2021年上半期のプレミアムセグメントはBMWが牽引し、2位のメルセデス・ベンツに7,000台の差で首位に立った。2022年上半期はテスラがBMWを6.1万台上回る飛躍を遂げ、4-6月のプレミアムセグメントのシェアを16%まで押し上げるのに寄与した。同セグメントの6月単月の16.5%というシェアは、2020年12月と2021年12月に次ぐ過去3番目の高さとなる。通常、プレミアムセグメントの販売は第4四半期に伸びる傾向にあり、下半期は2位争いが激化すると予想される。上半期はBMWがメルセデス・ベンツを1.2万台上回ったものの、5月に投入された「Cクラス(C-class)」セダンにより、第2四半期にBMWを200台上回った。しかしながら、LMC AutomotiveはBMWが2022年の販売でメルセデス・ベンツに差を1.3万台付けると予測している。

・ピックアップvs 乗用車
2021年の半導体不足によってデトロイト3がより大きな影響を受けたため、乗用車に対するピックアップの勝利は翌年に持ち越された。ピックアップは乗用車を21.3万台下回って2021年を終えたものの、2022年上半期は4.1万台上回った。2022年に入り乗用車が2.2%ポイントのシェアを失って、初めてシェアが20%を下回ったのに対し、ピックアップは1.6%ポイントのシェア増となった。この大幅な増加の背景には、比較のベースとなる2021年の販売が低水準であったこと、新しいサブセグメントの登場という2つの大きな理由がある。2021年上半期は、市場全体が前年同期比29%増の回復をみせる中、ピックアップの販売台数はわずか14%増であり、他のセグメントはそれを上回る伸びを示していた。同時に、現代自動車とフォードがそれぞれ7月と9月にコンパクトピックアップを投入して、両モデルは2022年上半期累計で5万7,000台を販売しており、ミッドサイズピックアップが失った3万6,000台を補うのに十分なほど好調であった。LMC Automotiveは、2022年通年はピックアップのシェアが19.2%、乗用車は18.4%になると予測している。

 
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2022年05月23日(月)

・メルセデス・ベンツは5月19日、商品ラインナップをTop-End Luxury、Core Luxury、Entry Luxuryの3つに分け、高級車戦略を再構築すると発表した。今後の投資の75%超をTop-End LuxuryとCore Luxuryを中心とする最も収益性の高い市場セグメント向けの製品開発に充てる計画。コートダジュールで開催されたイベントEconomics of Desireを通じて明らかにした。
・Top-End Luxuryには、メルセデスAMGとメルセデスマイバッハブランドに加え、「EQS」、「EQS SUV」、「Sクラス(S-class)」、「Gクラス(G-class)」、「GLS」にを中心にラインアップを拡大する。EV「Gクラス」では、バッテリー素材開発専門企業Sila Nanotechnologiesが開発した先進バッテリーセルの搭載も選択できる。
・加えて、収集家用の限定生産車シリーズ「ミトス(Mythos)」プログラムを投入する計画も発表された。
・Core luxuryセグメントには、「Cクラス(C-class)」と「Eクラス(E-class)」が含まれ、販売台数が最も多いラインアップとなる。
・Entry Luxuryセグメントでは、ラインアップを7種類から4種類に減らす一方で技術レベルを向上させていくという。
・メルセデス・ベンツは高級セグメントでの戦略を進め、市場の環境が非常に悪化した場合には8%、悪化した場合には10%、横ばいの場合には12%、好調の場合には14%の利益率を目指すとしている。同社は欧州での売り上げについて、2025年までに80%超が直販になると見込んでいる。
(Mercedes-Benz press release)

2022年05月23日(月)

Continental (コンチネンタル)は、メルセデス・ベンツ「Cクラス(C-Class)」に、同社のPremiumContact 6EcoContact 6タイヤが採用されたと発表した。PremiumContact 6は、安全性と快適性を提供する製品ライン。トレッドに特殊なゴムコンパウンドを使用し、優れた安全性とウェットブレーキ性能を実現。高いコーナリング安定性を発揮するタイヤ設計となっているうえ、タイヤ外周を囲む溝が濡れた路面や乾燥した路面でのハンドリング性能を高める。EcoContact 6はエネルギー効率や燃費性能、ハンドリング、ブレーキ性能に優れる製品ライン。トレッドのプロファイルがあらゆる環境の路面に対応することで、タイヤを長寿命化するという。また、特別開発のゴムコンパウンドを使用し、タイヤが路面と接触したときの摩擦とエネルギー吸収を抑え、転がり抵抗を低減した。(2022年519日付プレスリリースより)