F-Series (Ford)

 ニュース
2019年11月13日(水)

・11月1日に発表され15日までに正式に承認される見込みのフォードと全米自動車労働組合(UAW)間の暫定労働協約では、フォードは新しい労働協約の期間にあたる今後の4年間で、電動車の導入を増やす計画を立てているという。
・各電動化プロジェクトの詳細な採用時期や投資金額は明らかにされていないが、電動化を含んだ工場別の投資額と投資内容は下記の通りである。

フォードの電動化を含んだ投資計画

工場名 投資額
(百万ドル)

投資内容

ミシガン州
ミシガン(Michigan)工場

1,100 ミッドサイズピックアップの新型「レンジャー(Ranger)」と新型ミッドサイズSUV「ブロンコ(Bronco)」への投資と、自動運転改修(Modification)センターを開設する。
ケンタッキー州
ケンタッキートラック(Kentucky Truck)工場
1,000 ハイブリッド(HV)バージョンを含むフルサイズSUVの新型「エクスペディション(Expedition)」とリンカーン「ナビゲーター(Navigator)」を生産する。新型「スーパーデューティー(Super Duty)」トラックへ投資する。

オハイオ州
オハイオ(Ohio)工場

900 確定情報ではないが電気自動車(EV)であると思われる2023年に加わる新車(モデル名不明)に投資する。

ミシガン州
ディアボーントラック(Dearborn Truck)工場

700 フルサイズピックアップの新型「F-150」とそのHV及びEVバージョンの生産、EV用バッテリーの組み付けを行う。

ミズーリ州
カンザスシティ(Kansas City)工場

400 新型「F-150」及びフルサイズバン/ワゴンの「トランジット(Transit)」のEVバージョンを生産する。
ミシガン州バンダイク(Van Dyke)トランスミッション工場 400 新EV用eトランスアクスルのマシニング加工と組立、新EVモーターの生産を行う。
ケンタッキー州ルイビル(Louisville)工場 100 HVとプラグインハイブリッド車(PHV)を含むコンパクトSUVの「エスケープ(Escape)」とPHVを含むリンカーン「コルセア(Corsair)」を生産する。

ミシガン州リボニア・
トランスミッション(Livonia Transmission)工場

100 EV用のeトランスミッションギアを生産する。
ミシガン州
ローソンビル(Rawsonville)工場
60 HV用バッテリーの生産を継続し、4世代バッテリーの生産能力を増強する。

出所: 2019年11月1日に公表されたUAWのFordとの暫定合意内容

2019年11月04日(月)

BorgWarner (ボルグワーナー)は、フォード「F-150」の3.5L EcoBoostエンジン用アップグレードターボチャージャーを発表した。同社はこのターボチャージャーをラスベガスで開催のSEMAに出展する。この製品は最小限の変更で十分なパワーアップをもたらす。コンプレッサーステージと耐熱材料を使用しており、ドライバーは優れたエンジン性能を享受するとともに、レスポンスや燃費効率も維持できるという。(2019114日付プレスリリースより)

2019年09月10日(火)

・9月5日付のDetroit Newsは、現在行われている2023年までの労働協約交渉では電気自動車(EV)生産は焦点にはならないが、UAWが自動車産業のEVシフトに関する40ページの調査結果をまとめたと報じた。
・「Taking the High Road: Strategies for a Fair EV Future」というタイトルが付けられた調査結果資料では、「EVシフト」により米国での雇用創出の可能性があると述べられている。また、労働者の配置換えや部品を生産する非自動車関連企業での雇用への移行が起きると結論付けた。
・調査結果は、労働者に対する新車用部品組立のトレーニング実施という形での米国製造業への再投資や、米国での製造バリューチェーン内での労働者の雇用確保に向けた新しい仕事の創出を提案する。
・EVシフトは米国製造業への再投資の機会となるが、もしEVや関連部品が輸入されたり低賃金労働を課す公正さに欠けるサプライヤーが供給してしまえば、その機会は失われる。
・今後10年間に導入が見込まれるEVは、現在のガソリン乗用車やトラックと比較して部品やアッセンブリー点数が大幅に削減され雇用の減少につながるほか、バッテリーやモーターの海外調達の可能性もあるとしている。
・フォードは初の電気クロスオーバーとなるメキシコ製モデルを2020年に発売するほか、ピックアップトラック「F-150」のEVバージョン導入を計画する。また、人気車種のEVバージョン導入も予想されている。
・GMも様々なボディスタイルに対応できる次世代EVプラットフォームをキャデラックのモデルから採用する予定で、2023年までに20車種のEVを導入する計画を発表している。
(Detroit News article on September 5, 2019)