カルソニックカンセイ (株)

会社概要

■URL

https://www.calsonickansei.co.jp

■本社所在地

〒331-8501 埼玉県さいたま市北区日進町 2-1917

業容

-日産系部品サプライヤー。日産グループへの売上高比率は84.1%。(2016年3月期)
-熱交換器製品、排気製品、空調製品、電子・電装製品、内装製品等およびその複合製品であるモジュール製品を開発・製造。

中期経営計画

-2011年6月、2016年度までの中期経営計画「CK GX4 T10」を策定。「4つのG」 をキーとした成長戦略の実行により、3つの 「T10の実現」 を目指す。

  • 4つの「G」: Green・Growth・Global・Great Company
  • 3つの「T10の実現」:

1) 世界をリードする環境対応新製品を10製品創出する →2014年度までに7製品を市場投入。2015年度は2製品を投入。
  >>>詳細は「製品開発」を参照
2) 売上高 Globalトップ10 を実現する →2016年度までに売上高1兆円以上の目標に対し、2015年度に一年前倒しで達成
3) 営業利益のレベルでも Globalトップ10 を実現する →2016年度に営業利益率7%レベル


事業動向

-2016年3月期、同社グループの連結売上高は主要顧客の生産台数の増加や、円安による為替の影響が寄与し、過去最高の1兆533億円となり前年度に比較して877億円 (9.1%)の増収となった。

-2013~2015年度、売上高・営業利益とも3期連続で過去最高を更新。

資本構成

-東京証券取引所第一部に上場 (2016年3月31日現在)
氏名または名称 出資比率 (%)
日産自動車株式会社 40.7
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 (信託口) 5.0
日本マスタートラスト信託銀行株式会社 (信託口) 3.5
全国共済農業協同組合連合会 2.7
みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 資産管理サービス信託銀行株式会社 2.0
日本生命保険相互会社 2.0
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 (信託口 9) 1.8
BBH BOSTON CUSTODIAN FOR JAPAN VALUE EQUITY CONCENTRATED FUND A SERIES OF 620135 1.1
CHASE MANHATTAN BANK GTS CLIENTS ACCOUNT ESCROW 1.1
CBNY-GOVERNMENT OF NORWAY 1.1
合計 61.1

-日産自動車が同社の保有全株式を売却する方向で検討していることが明らかになった。日産は24日、「カルソニックカンセイはルノー・日産アライアンスにとって最も重要なパートナーの一つであり、同社の競争力の向上につながる様々な選択肢を考慮し検討している」とのコメントを発表した。日産は同社に約4割を出資する筆頭株主。日産が保有する全株式を売却した場合の売却額は、23日の終値で計算すると1千億円規模になる。日産は売却で得た資金を今後の戦略投資に 充てるものと見られる。(2016年5月25日付日刊自動車新聞より)

主要製品

コックピットモジュール (Cockpit Modules)・内装製品 (Interior Products)
-メーター (Instrument clusters)
-空調室内ユニット (HVAC units)
-電子電装部品 (集中スイッチ) (Electronic components; centralized switches)
-インストルメントパネル (Instrument panels)
-ボディコントロールモジュール (BCM) (Body Control Modules (BCM))
-CPM用ハーネス (Main harnesses)

空調製品 (エアコンシステム) (Climate Control Systems)
-エアコンユニット (Air conditioning units)
-インテークブロワーユニット (Intake blower units)
-コンプレッサー (Compressors)
-コンデンサー (Condensers)
-レシーバータンク (Receiver Driers)
-2重配管 (Pipes)

コンプレッサー (Compressors)
-可変容量タイプ (Variable displacement compressors)
-固定容量タイプ (Rotary compressor series)

熱交換製品 (Heat Exchange Systems)
-ラジエーター (Radiators)
-コンデンサー (Condensers)
-モーターファン (Motor fans)
-チャージエアクーラー (インタークーラー) (Charge air coolers (Inter coolers))
-EGRクーラー (ガソリンエンジン用) (EGR coolers for gasoline engines)
-ラジエーターコアサポート (Radiator core support)
-ビルトイン オイルクーラー/ウォーマー (Built-in oil coolers / warmers)
-エンジンファンシュラウド (Engine fan shroud)
-複合型熱交換器 SLIM COOL (Single Layer Integrated Cooling Module)

電子製品 (Electronics Products)
-車体電装部品 (Body Electronics)

  • BCM (ボディコントロールモジュール) (Body Control Module)
  • ADPS (パワーシートコントローラ) (Auto Driving Position System)
  • キーレスエントリー (Keyless Entry)
  • エアバッグコントロールユニット (Airbag control units)
  • 乗員検知システム (Occupant Detection System)

-ヒューマンマシンインターフェース部品 (Human Machine Interface Components)

  • メーター (Meter clusters)
  • インテリジェントコントロールディスプレイ (I-CON; intelligent control display)
  • コントロール (集中スイッチ) (Controls; integrated switches)

-パワーエレクトロニクス部品 (Power Electronics Components)

  • LBC (Li-ionバッテリーコントローラ) (LBC; Lithium Ion Battery Controller)
  • EV車用インバーター (Inverters for EVs)
  • HVAC用LIN通信モータアクチュエーター (LIN communication motor actuators for HVAC)
  • FCM (ファンコントロールモジュール) (Fan control modules)
  • ブロワーモーター (HAVC用) (Blower motors for HVAC)

排気製品 (Exhaust Systems)
-HOT END

  • エキゾーストマニホールドコンバーター (Exhaust manifold converters)
  • UFC (アンダー・フロア・コンバーター) (Under floor converters)

-COLD END

  • フレキシブルチューブ (Flexible tubes)
  • マフラー本体 (Mufflers)
  • 制御バルブ (Control valves)

-その他

  • ディーゼルエミッションコントロールデバイス (DOC/DPF) (Diesel Emission Control Device)

沿革

1938年08月 東京都港区赤坂溜池において資本金2万円で日本ラジエーター製造株式会社を設立。
1948年12月 本社を東京都中野区南台 (現在地) に移転。
1952年12月 社名を「日本ラヂヱーター株式会社」と変更。
1954年06月 日産自動車株式会社に各種ラジエーターの全面的納入を開始。
1962年02月 東京証券取引所に株式を上場。
1962年06月 神奈川県横須賀市夏島町に追浜工場を建設。
1966年06月 神奈川県愛甲郡愛川町 (神奈川県内陸工業団地) に厚木工場を建設。
1969年07月 栃木県佐野市栄町 (佐野工業団地) に佐野工場を建設。
1972年10月 米国カルフォルニア州ロサンゼルスに米国駐在員事務所を開設。
1974年05月 群馬県邑楽郡邑楽町に群馬工場を建設。
1976年06月 米国カルフォルニア州ロサンゼルスにカルソニック・インコーポレティッド (1988年1月社名を「カルソニック・クライメート・コントロール社」と変更) を設立。
1977年02月 大分県中津市に九州工場 (現 株式会社CKK中津工場) を建設。
1983年04月 米国テネシー州にカルソニック・マニュファクチャリング社を設立。
1986年02月 米国カリフォルニア州ロスアンゼルスに米国子会社を統括するカルソニック・インターナショナル社を設立。
1986年03月 英国にTI-ニホンU.K.社 (現 カルソニックカンセイ・ユーケー社ワシントン工場) 設立。
1986年05月 栃木県宇都宮市 (清原工業団地) にゼネラル・モーターズ社と合弁でカルソニックハリソン株式会社 (現 カルソニックカンセイ宇都宮株式会社)を設立。
1988年07月 米国テネシー州にシーイーアイ社を設立。
1988年08月 社名を「カルソニック株式会社」と変更。
1989年06月 英国デフェド州スラネスリーのスラネスリー・ラジエーター社グループを買収し、欧州子会社を統括するカルソニック・インターナショナル (UK) 社 (現 カルソニック・インターナショナル (ヨーロッパ) 社) を設立。
1991年04月 スペインにクリマティサドーレス・カルソニック社 (現 カルソニックカンセイ・スペイン社) を、韓国に大韓カルソニック社を設立。
1991年06月 栃木県佐野市栄町に開発本館を建設し、旧空調技術センターをテクニカルセンターに改称。
1991年09月 大分県宇佐市にカルソニック大分株式会社を設立。
1995年10月 カルソニック・マニュファクチャリング社およびカルソニック・クライメート・コントロール社を合併し、社名を「北米カルソニック社」とする。
1996年01月 韓国にセスコ社を設立。
1996年10月 カルソニックツインティー株式会社、カルソニックニットー株式会社およびカルソニックコーワ株式会社を合併し、社名を「カルソニックプロダクツ株式会社」とする。
1997年05月 メキシコにカルソニック・メキシコ社を設立。
1999年11月 株式会社カンセイとの合併契約書を締結。(合併期日2000年4月1日)
2000年04月 株式会社カンセイと合併し、社名を「カルソニックカンセイ株式会社」と変更。
2001年03月 米国に北米統括会社として北米カルソニックカンセイ社、メキシコにメキシコ統括会社としてカルソニックカンセイメキシコ社を設立。
2001年04月 タイにカルソニックカンセイ (タイランド) 社を設立。
2001年09月 マレーシアにセイコーインスツルメンツ株式会社と合弁でカルソニックエスアイアイ・コンプレッサー社 (現カルソニックカンセイ・マレーシア社) を設立。
2002年07月 ハーネス事業の営業の一部を譲渡。
2002年07月 九州工場を既存子会社 (カルソニック大分(株)) へ吸収分割により分社化し、(株) シーケーケー (現CKK株式会社) に社名変更。
2002年07月 中国にカルソニックカンセイ (無錫) 社を設立。
2003年07月 千葉県習志野市にセイコーインスツルメンツ社と合弁でカルソニックコンプレッサー株式会社を設立。
2003年10月 二本松工場を会社分割により分社化し、(株) CKFを設立。
2004年05月 東京ラヂエーター製造株式会社の第三者割当増資を引き受け、株式保有比率を40.07%に引き上げ連結子会社化。
2005年01月 日産自動車株式会社が当社の第三者割当増資を引き受け、株式保有比率を41.9%に引き上げ同社の連結子会社化。
2005年07月 中国上海に中国統括会社カルソニックカンセイ (中国) 社を設立。
2006年04月 北米カルソニック社、カンタス社の2社が合併。(合併後社名「北米カルソニック社」)
2006年06月 ルーマニアにカルソニックカンセイ・ルーマニア社を設立。
2007年01月 カンタス・メキシカーナ社、カルソニック・メキシコ社、カルソニックカンセイ・メキシコ社の3社が合併。(合併後社名「カルソニックカンセイ・メキシコ社」)
2007年04月 北米カルソニックカンセイ社、北米カルソニック社の2社が合併。
(合併後社名「北米カルソニックカンセイ社」)
2008年05月 埼玉県さいたま市に本社・研究開発センターを建設し、本社を移転、開発設計部門を集約。
2008年07月 マグナカンセイ社の株式を追加取得し連結子会社化。(現社名「カルソニックカンセイ・サンダーランド社」)
2008年12月 カルソニックコンプレッサー株式会社を吸収合併。
2010年09月 厚木工場での生産終了。
2012年05月 ブラジルにCalsonic Kansei do Brasil Industria e Comercio Ltda.を設立。
2012年05月 ロシアにCalsonic Kansei RUS LLCを設立。
2013年12月 Siam Calsonic Co., Ltd.の株式を追加取得し、連結子会社化。

補足 1