東芝SCiBセルのハイパワー製品戦略、進化し続ける液系リチウムイオン電池

スマートエネルギーWeek 2021 二次電池展 専門技術セミナーより

2021/04/28

要約

  本レポートは、第12回二次電池展(会期:2021年3月3~5日、会場:東京ビッグサイト)で開催されたセミナー「東芝SCiBセルのハイパワー製品戦略」(株)東芝 電池事業部 セル技師長 佐藤 麻子 氏の講演をもとに、東芝が2008年以来独自に開発・生産してきたリチウムイオン二次電池SCiBTMが持つ、原理的な特長および今後の戦略を紹介する。

  最新のリチウムイオン電池の電極は、正極側では多種を数えるが、負極側は黒鉛がほぼスタンダードである。これに対しSCiBTMは負極側に独創的な材質を使用することで、他の電池と一線を画す特長を与えられている。

チタン酸リチウムの物性 角形捲回構造のセル
SCiBの数々の長所は負極材料であるチタン酸リチウムの物性がもとになっている。 現在は写真の角形捲回構造のセルとして供給している。

(出所:東芝)

 

関連レポート:
スマートエネルギーWeek 2021:電動化関連技術(バッテリー編) (2021年3月)
インドにおけるCASE関連の開発動向 (1):電動化 (2021年2月)
The Battery Show & EV Tech Digital Days 2020 (2020年12月)
分析レポート リチウムイオン電池 (2020年8月)
次世代電池の選択肢:車載用途に向けた蓄電池技術 (2019年3月)