マツダ:BEV化を段階的に推進
ラージ商品群のCXシリーズを拡充、長安汽車とNEVを開発
2025/03/31
- 要約
- 「ライトアセット戦略」を発表
- 電動車の導入計画
- 電池の調達:パナソニック エナジーと提携
- 中期経営計画:BEV化を段階的に推進
- 米国での生産と販売
- 2024年度の業績見通し
- GlobalData 販売予測: マツダの2028年ライトビークル販売は133万台
要約
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MX-30 Rotary-EV(出典:マツダ) |
マツダは2025年3月18日、マルチソリューションで電動化を推進していく「ライトアセット戦略」を発表した。スモールプレイヤーとしての競争力を高めるアプローチで、低投資で高い資産効率を確保し、競争力のある技術・商品を提供していく。
同社は2022年から2030年までの9年間を3つに区切って、段階的に電動化、BEV化を進める方針。2030年時点のグローバル販売におけるEV比率は、25%から40%を想定している。
第1フェーズ(2022~2024年)にはラージ商品群を投入し、同時に蓄積してきた電動化技術を活用した商品を投入した。第2フェーズ(2025~2027年)では、新しいハイブリッドシステムを導入するとともに、電動化が先行する中国市場においてEV専用車を導入、またマツダのグローバルBEVの導入も開始する。第3フェーズ(2028~2030年)では、BEV専用車の本格導入を進めるとともに、電池生産への投資を進めていく。
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