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Frankfurt Motor Show 2019:アジアメーカーの展示取材

アジアのメーカーは電動化トレンドへの対応をアピール

要約

IAA 2019 会場風景

 9月12日から22日まで、フランクフルト国際モーターショー2019、別称IAA 2019(Internationale Automobil-Ausstellung)が同市のMesse地区を会場として開催された。今年のモーターショーでは「Driving tomorrow」がスローガンとして掲げられ、一般来場者や業界関係者がモビリティサービス・プロバイダーやハイテク企業が紹介する様々なイノベーションに触れる機会を持った。

 今回の際立ったトレンドと言えるのは、電気自動車および電動車が大きな存在感を示したことであった。多くのメーカーが様々なモデルの発表、展示を通して、欧州議会が可決した規制(EU)2019/631達成へのコミットメントを示そうとしていることが明確に見てとれる。同規制は化石燃料の削減とその結果としてのCO2排出量の削減に取り組むことを求めている。

  今年のIAAでは不参加の企業も目立った。参加を見合わせたアジアの大手メーカーには、マツダ、日産、トヨタ、スバル、スズキ、三菱などがある。 欧州と米国の主要な自動車メーカー/ブランドでも、Fiat、Jeep、Volvo、Peugeot、Citroen、DSそしてDaciaが参加していない。出展社数も2017年の994社から今年は838社に減少した。同様に来場者数も2017年の810,400人に対して今年はおよそ560,000人にまで減少した。

 

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