上海モーターショー2019:日本、韓国メーカーの環境対応車

トヨタブランド初のEV、ホンダは中国専用EV第2弾、現代はEVとPHVを複数披露、日産のInfiniti電動スポーツセダン

2019/04/26

要約

X-NV CONCEPT
ホンダと東風汽車による共同開発の
中国専用EV「X-NV CONCEPT」

 今回のモーターショーでは、2019年から本格的に始まったNEVクレジットの要求に対応すべく、日本メーカー及び韓国メーカーともにEVやPHVを続々と発表した。

 トヨタ自動車(以下トヨタ)は、トヨタブランド初のEVモデルを中国で人気の車型SUVのIZOAとC-HRでワールドプレミア。レクサスブランドでは中国の富裕層に向けてラグジュアリーな移動空間を提供する「LM」を訴求した。また、モビリティカンパニーへの転換をコンセプトモデルを展示することで来場者にアピールした。

 ホンダは、中国専用EVの第2弾となる「X-NV CONCEPT」を初公開するとともに新型Odyssey Hybridモデルを展示。

 日産自動車(以下、日産)は、人気セダンSylphyの新型車を初公開するとともに、2台のコンセプトカーを展示。Infinitiブランドでは「Qs Inspiration」をワールドプレミアすることで改めて重要な市場である中国に注力する姿勢を見せた。

 三菱自動車は、クロスオーバーSUVのコンセプトカー「MITSUBISHI e-Yi CONCEPT」をアジアプレミア。スバルは、新型BRZを発表した。

 現代グループでは、現代自動車(以下、Hyundai)の主力モデルSonataの新型車をいち早く中国で披露。また、Encino(昂希諾/Kona) EVとElantra(領動)PHVの年内導入を発表し巻き返しを狙う。起亜自動車(以下、Kia)は、ミッドサイズセダン「K3」のフルモデルチェンジの発表、同時にガソリンエンジン車とPHVを展開する。



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