ブリヂストン、新軽量タイヤ技術「Enliten」を開発

ブリヂストンは、新軽量タイヤ技術「Enliten」を開発したと発表した。自動車メーカーが欧州の規制によりCO2排出に関して厳しい制限を受けている中、同社が発表した技術となる。「Enliten」は従来のプレミアムサマータイヤと比較して、転がり抵抗を平均20%減少させ、タイヤ重量を平均10%軽量化させた。これにより内燃機関エンジン車は燃費改善やCO2排出の削減を見込めるほか、電気自動車 (EV) については航続距離とバッテリー寿命の延長も期待できる。なお同社はこれらの環境性能を、タイヤ摩耗性と安全性を低下させることなく実現させたとしている。(2019年6月13日付プレスリリースより