TECHNO-FRONTIER 2024：電動車関連

BEV分解展示、モーター、パワーデバイス及び関連部品など

2024/08/26

要約
BEV実車展示：Xiaomi SU7、BYD SEAL、Hyundai IONIQ 5 N
BEV分解展示：Geely ZEEKR 007、シトロエン AMI
モーター：エクセディ、福田交易（ate）、IE5モーター（東芝、三菱電機、ABB、安川電機）、ニデック
モーター部品：EASY-WIN、長城電子科技、大同特殊鋼、ネクストコアテクノロジーズ、イナック
パワーデバイス：STマイクロエレクトロニクス、東芝、萩原エレクトロニクス（StarPower）
パワエレ部品、センサー：甲神電機、スミダ、日本メルセン、横河計測

要約

会場の様子（Geely ZEEKR 007分解展示）

TECHNO-FRONTIER 2024（会期：2024年7月24日～26日、会場：東京ビッグサイト、主催：一般社団法人日本能率協会）が開催された。

主催の日本能率協会の発表によると、TECHNO-FRONTIER 2024の来場登録者数（3日間の合計）は22,932名、併催の展示会（メンテナンス・レジリエンスTOKYO、猛暑対策展、労働安全衛生展、騒音・振動対策展）を含めた全体では36,630名で昨年の33,940名より増えている。展示会の構成が変わっているので比較は難しいが、コロナ禍前の2019年の30,447名と比べて2割増の参加があったとみられる。

TECHNO-FRONTIERは1983年のモータ技術展としてスタートした展示会（今回は第42回モータ技術展）であるが、モーター製品やモーター製造設備の出展が減少傾向となっている一方で中国など海外の部品サプライヤーの展示は増えている。

本稿では、BEVの実車展示、分解品展示、モーターやモーター関連の部品、インバーターに搭載するパワーデバイスやパワエレ関連の部品、センサーなどを紹介する。