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SAE China 2023(1):商用車カーボンニュートラル技術ロードマップ1.0

内燃エンジン、HEV、PHV、BEV、FCV技術の発展動向

2023/11/16

要約

商用车碳中和路线图发布
商用車カーボンニュートラルロードマップ技術1.0の発表

 第30回中国汽車工程学会年会展覧会(SAECCE 2023)20231025-27日に北京で開催された。「省エネパワートレイン、新エネルギー、シャシーシステム、インテリジェントコネクテッド、車両統合と性能、共通技術」の6つの分野を大きなテーマとして、1つの総会、2つのメインフォーラム、3つの工程院メンバーフォーラム、19の技術検討会、42のテーマ別分科会を含む60余りのフォーラムが開催された。同時に開催された技術展覧会には150社余りの企業やブランドが参加し、展示スペースは1.5万平方メートル、約1万人の来場者があった。

 中国汽車工程学会監事長、商用車カーボンニュートラル協同刷新プラットフォーム専門家委員会主任の李開国 氏は20231025日のSAECCE 2023の総会で「商用車カーボンニュートラル技術ロードマップ1.0」の研究成果を発表した。中国の技術ロードマップの観点から2030年までに商用車は内燃機関の省エネ化や低炭素化の発展に重点を置き、NEV商用車を徐々に普及させる。また、2030年以降はNEV商用車の発展が急激に加速し、最終的にはNEV商用車が中心となり、ゼロカーボン燃料のエンジンはエネルギーが豊富なエリアで発展し、内燃機関が少量存在する形で発展するとした。エネルギー供給の観点からは、グリーン電気、グリーン水素などのゼロカーボンエネルギーが徐々に主なエネルギー供給源となる。充電/バッテリー交換ネットワーク、水素ステーションが徐々に主なエネルギー供給設備となり、その他のゼロカーボン燃料供給ステーションはエネルギーが豊富なエリアで集中的に発展するとした。本レポートは、「商用車カーボンニュートラル技術ロードマップ1.0」の研究成果に関する講演内容を簡潔にまとめたものである。


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