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インドの日系部品メーカー:工場新設、生産能力拡充、開発拠点としての強化

アイシン精機、新日鉄、デンソー、東海ゴム、日本精工、日本電産、ニフコなどの動向

要 約

 インドの2011年度 (2011年4月~2012年3月) の自動車生産台数は404万台、新車販売台数は343万台、自動車輸出台数は60万台。生産・販売台数規模は共に世界第6位に成長し、2012年度の新車販売は377万台が見込まれている。新車販売の伸び率は2011年度、2012年度は1ケタ台へ鈍化しているが、中長期的には中間所得層の増加に伴う需要拡大が見込まれている。

 このため、自動車メーカー各社は完成車の生産能力の増強を進めている。インド最大手のMaruti SuzukiはMehsana工場の建設と既存工場の増強で、2015-16年までに生産能力を50万台増やし、全体で200万台とする。トヨタは既存2工場で10万台増強し、2013年の年産能力を31万台に引き上げる。日産はRenaultとの合弁工場の生産能力を2012年に倍増し年40万台とした 。

 こうした動きに対応して、日系部品メーカーの現地への新規進出や既存工場の生産能力増強、生産品目の拡大、インドを開発拠点として強化する動きなどが見られる。地域としては、New Delhiおよびその近隣のHaryana州、Rajasthan州などの北部(Maruti Suzuki、ホンダなどの工場がある)、Chennai市があるTamil Nadu州(日産・Renault、現代自動車、フォードなどの工場がある)やBangalore市があるKarnataka州(トヨタの工場がある)などの南部、Mumbai市やPune市があるMaharashtra州(タタ、VW、GMなどの工場がある)やGujarat州(Tataや建設中のスズキ/フォードの工場がある)の中部と、全国に広がっている。部品メーカーによっては、南北両拠点を同時並行で強化するケースや、一部の部品をインドに生産移管する計画もある。 

 以下は、インドにおける日系部品メーカーの最近動向である(収録対象は、2012年11月初までの約1年間)。

India Map
日系自動車メーカーの主なインド拠点

関連レポート:日系部品メーカー動向レポート

メキシコ・ブラジル編 (2012年9月)、中国(華中地区/西南地区)編 (2012年7月)、中国(華南地区-広東省)編 (2012年7月)、

中国(華東地区)編 (2012年6月)、中国 (東北/華北地区)編 (2012年5月)、米国編 (2012年7月)、

欧州編 (2011年11月)、ASEAN  (インドネシア、ベトナム、マレーシア他) 編 (2012年6月)、

タイ編 その一 (2012年6月)/ その二(2012年7月)

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