Japan Mobility Show 2023開幕




・日本自動車工業会は、10月26日(木)から11月5日(日)までの間、Japan Mobility Show 2023を開幕する。プレスデーは10月25日と26日の2日間、一般公開日は10月28日から。東京ビッグサイト全館を中心に開催される。
・今回、「東京モーターショー」から「JAPAN MOBILITY SHOW」へと名称を変更し、出展企業も自動車業界の枠を超えて他産業やスタートアップが加わる。参加社数は475社(10月4日発表時点)となり、前回の東京モーターショー2019における192社から大幅に増えている。
・日本の完成車メーカーからは、トヨタがコンセプトカーとして電気SUV「FT-3e」、EVスポーツカー「FT-Se」、3列シート電気SUV「ランドクルーザー Se (Land Cruiser Se)」および電気ピックアップコンセプト「EPU」などを出展している。日産はEVコンセプトカーに加えて特別仕様車が参考出品する。スズキは電気SUV「eVX」、軽ワゴンEV「eWX」といったコンセプトカーを出展。また、初出展となるソニー・ホンダモビリティは「AFEELA Prototype」を日本では初となる一般公開を行っている。
・海外の完成車メーカーからは、メルセデス・ベンツ、BMW、BYDの3社が今回ブースを出展している。BYDからはプレミアムブランド仰望 (Yangwang) から電気自動車(EV)のオフロードSUV「U8」、BYDとメルセデス・ベンツの合弁会社によるハイエンドサブブランド騰勢 (Denza) からMPV「D9」がそれぞれ日本初披露となる。また、BMWからはCセグメントの電気SUVの新型「iX2」が世界初公開される。
・自動車メーカー以外では、鴻海精密工業股份有限公司 [Hon Hai Precision Industry (Foxconn /フォックスコン)]が主導するEV産業のイノベーションを目指すMIH (Mobility in Harmony)コンソーシアムが事業戦略として、都市型共有モビリティに最適化されたコンセプトカーやスマート物流向けのフリートソリューションを発表する。