[CEATEC 2019] 京セラ、フロントガラスに投影する「3D-ARヘッドアップディスプレイ」を紹介

・京セラは幕張メッセで開催している「CEATEC 2019」で、立体表示で安全と快適性をサポートする「3D-ARヘッドアップディスプレイ」のデモンストレーションを実施している。「3D-ARヘッドアップディスプレイ」は視点検出カメラ、液晶ディスプレイと視差バリアで構成される3D画像制御により、走行速度やナビ情報などをフロントガラスに映し出す。また、フロントガラスに直接映し出すことで、運転中の視点移動や焦点移動を最小化できる。
・「3D-ARヘッドアップディスプレイ」は視差バリア方式による2視点裸眼立体表示と、視点検出カメラによるリアルタイム画像補正が特長で、7.5mの虚像距離により表示の大画面化と奥行き表現領域の拡大を実現している。
・京セラのブースでは「3D-ARヘッドアップディスプレイ」の他、対象物までの距離検出ができる「カメラ-LIDARフュージョンセンサー」やAIによる障害物の検知が可能な「AI認識カメラ」、逆光や暗闇などの見えにくい場面でも障害物を検知できる「FIR(Far Infrarerd Radiation、遠赤外線)カメラ」などを展示している。
