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中国充電インフラレポート (上)

充電スタンド700万基超、大手充電サービス運営企業、政策プラン、国家標準

要約

中国充电基础设施数量

 充電インフラはEVを大規模に普及するための要である。中国は世界で最も充電インフラの設置数が多く、サービス範囲も広く、様々なタイプの充電インフラシステムを構築している。中国電気自動車充電インフラ促進聯盟(EVCIPA)によると、20238月末時点における全国の充電インフラ(公共+個人)は累計720.8万基、そのうち公共充電スタンドが227.2万基、個人用充電スタンドが493.6万基となっている。

 公共充電スタンドにおける充電サービス運営企業の上位5社(特来電(TELD)、星星充電(StarCharge)、雲快充(YKC)、国家電網(State Grid)、小桔充電(Orange Charging))が7割近くのシェアを占め、多くの自動車メーカーと提携している。上汽、蔚来(NIO)、Teslaなど一部メーカーも自社による公共充電ステーション建設に力を入れている。なお、蔚来(NIO)は現在中国国内最大のバッテリー交換ステーション運営企業で、上汽、広汽もバッテリー交換ステーションの整備を開始している。

 政策面では、20236月に国務院弁公庁が《質の高い充電インフラ体制のさらなる構築に関する指導意見》を発表した。幅広く網羅し、適切な規模で、合理的に構成し、機能が整備された質の高い充電インフラ体制を2030年までに構築することを目指す。国家発展改革委員会、国家エネルギー局、交通運輸部、住宅都市農村建設部などの部門も継続的に政策文書を発表する。農村部、居住地域コミュニティ、高速道路サービスエリア、公共駐車場などで充電インフラ建設を重点的に推進していく。

 中国充電インフラレポートは(上)(下)で構成され、(上)では主に中国の充電インフラの現状、政策プラン、国家標準(GB)及び大手充電サービス運営企業の充電製品を紹介する。引き続きリリースする(下)では主なEVブランドの充電製品に関連する約30のブランドを紹介する。

 

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