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オートモーティブワールド秋2022:自動運転、ADAS

裾野の広がりを見せるAD、ADAS技術開発

要約

 初秋の幕張メッセで開かれたオートモーティブワールドの技術展示会。ネプコンジャパン、ロボデックス等と同時開催の為多くの来客があったが、自動運転に関するエリアは比較的小さく、展示数自体は多くなかった。しかしながら様々な開発支援技術や施設の紹介があり、ADAS開発の裾野の広がりを感じさせられるものであった。

 AD、ADASの機能開発についてはNVIDIAの自動運転開発プラットフォームを紹介したMACNICA。機能を実現するための制御アルゴリズムやソフトウェアの開発としてはAdaCoreのモデルベース開発ツールを紹介したIT Access。そして実際の製品として世に出すためには必要となる、機能安全やサイバーセキュリティ、そしてSOTIF(Safety of the Intended Functionality)に関する技術支援ツールを紹介したUL Japanの展示が目を引いていた。またADAS開発に欠かせない実路での開発評価支援として、収集したデータの管理と運用を合理化するQuantum社のツールを紹介したNGCがある。また道(どう)を挙げて自動運転の実験を誘致していたのが北海道である。効率的且つ安全に実験できる場所の確保と運用はカーメーカーにとって重荷の部分であり、ニーズと合致すればAD、ADAS開発に大きく貢献することが期待される。

 部品展示は1社のみであったが、機能開発からソフト・ハードの部品開発まで、更に公道実験支援と様々な階層と領域の技術が紹介されていた。

MACNICA ITAcess
MACNICAの展示ブース
NVIDIAの自動運転開発プラットフォームを紹介
IT Accessの展示ブース
AdaCoreのモデルベース開発ツールを紹介


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