広州汽車集団:2015年に300万台の生産体制を構築

自主開発や新エネ車事業の推進に注力、市場シェア拡大に向け新規合弁事業に積極投資

2012/03/02

要 約

 広州汽車集団は2010年末、2015年までの5ヵ年計画として、グループ全体の生産能力を300万台、売上高を4,000億元に拡大し、国際競争力を備えたグローバル企業に成長すると表明した。

 同社は5ヵ年計画を達成するため、自主開発の強化、新エネルギー車の推進、人材育成、ブランド力構築の4項目に注力する。自主開発事業については、2010年末に広汽乗用車が自主ブランド乗用車「伝祺(Trumpchi)」を投入したほか、2011年にも広汽ホンダが外資系合弁メーカーとしては中国初となる自主ブランド「理念(Everus)」の第1弾モデル「S1」を発売した。

 新エネルギー車の事業化に向けた動きも始まっており、2015年までにグループ全体で省エネ・新エネ車の生産・販売台数を20万台前後に拡大する計画。合弁パートナーのホンダではすでに電気自動車(EV)の実証実験を開始しており、2012年にも広汽ホンダを通じて市場投入される見通し。

 広州汽車集団はまた、2009年から新規合弁事業の推進にも注力している。2011年末までにFiat、吉奥控股集団、三菱との合弁事業が進行しており、うち、Fiatと吉奥控股集団の合弁についてはすでに新会社が設立されている。三菱との合弁についても2012年9月に設立される見通しという。

>>>>> 関連レポート:
ホンダの海外事業 (2012年1月掲載)、Fiat/Chrysler グループの中国事業 (1)(2011年12月掲載)(2)(2012年1月掲載)