MENU

ホンダ:2030年までにEVとソフトウェアに10兆円投資

垂直統合型のEVバリューチェーンを構築、日産・三菱と協業

2024/08/22

要約

CES 2024
CES 2024で「Honda 0シリーズ」のEVコンセプトモデル「SALOON」と「SPACE-HUB」を発表
(出典:ホンダの2024 ビジネスアップデート(2024.5.16))

  ホンダは2024年5月に、「2024 ビジネスアップデート」と題して電動化の進捗を紹介した。2020年代後半以降のEV普及期に向けて、2026年から新たなEVシリーズ「Honda 0シリーズ」をグローバルに展開し、2030年においてEV/FCEVの販売比率40%、EV生産200万台を目指している。


  2030年には、バッテリーコストを現行比20%削減、カナダで2028年に稼働開始するEV専用工場での生産コストを35%削減し、EV事業の営業利益率5%を実現する計画。

  上記の計画実行のため、ホンダは2030年までの10年間に、電動化・ソフトウェア領域に10兆円を投資する計画。またその財源確保のため、2021~2025年度に二輪事業、ICE/ハイブリッド事業の体質強化により12兆円の営業キャッシュフローを創出、2026~2030年度には、さらにEV事業が収益に貢献することにより12兆円を超えるキャッシュ創出を目指すとしている。

  ホンダと日産は2024年8月、次世代SDV、バッテリー、e-Axleなどの領域で協業していくと発表した。新たに三菱自動車も参画する。


関連レポート:
北京モーターショー2024:日系メーカー(2024年5月)
日系自動車メーカー各工場のカーボンニュートラルへの取り組み(2024年3月)
CES 2024:新型EVはOEM各社の戦略を強調(2024年2月)
Japan Mobility Show 2023:電動化関連技術(2)(2023年11月)
日系自動車メーカーの電動車投入計画(2023年8月)
ホンダ:EV戦略を加速、バッテリー・資源の調達で提携強化(2023年6月)

 

 

このレポートは有料会員限定です。 残り 7 章
無料会員登録により、期間限定で続きをお読みいただけます。

ご利用に関するお問い合わせ先

月~金 9:00~18:00 (祝祭日を除く)
japan 日本
〒100-6114 東京都千代田区永田町2-11-1
tel-icon 03-4241-3907
カスタマーサポートデスク
メディア関係者様向け
USA 米国
Southfield, Michigan, USA
+1-248-327-6987
MEX メキシコ
León Guanajuato,Mexico
+52-477-796-0560
DEU ドイツ
Frankfurt am Main, Germany
+49-69–904-3870-0
CHN 中国 (上海)
〒200001 上海市黄浦区
+86-21-6212-6562
CHN 中国 (深圳)
〒51800 広東省深圳市南山区
+86-755-2267-1725
THA タイ
Klongtoey, Bangkok, Thailand
+66-2-665-2840
IND インド
Gurgaon, Haryana, India
+91-124-4048779