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JMS 2025:BYD、小型電気トラック「T35」と軽EVプロトタイプ「ラッコ」を世界初披露 計13モデルを出展

・BYD Japan Groupは10月29日、東京ビッグサイトで開催されている「Japan Mobility Show 2025 (ジャパンモビリティショー、プレスデー:10月29-30日、一般公開日:10月31日-11月9日)」のプレスブリーフィングで、BYDアジア太平洋地域自動車販売事業部 総経理・BYDジャパン代表取締役社長の劉 学亮氏、BYDジャパンの100%子会社で日本の乗用車事業を統括するBYD Auto Japan代表取締役社長の東福寺 厚樹氏、日本の商用車事業を統括するBYDジャパン執行役員副社長の石井 澄人氏が登壇した。

・劉氏は、ハイエンドブランド仰望(Yangwang)の高性能EVスーパーカー「U9」に乗って登場し、BYDの直近の実績を紹介した。BYDは10月に新エネルギー車(NEV)の販売台数が1,400万台に達し、そのうち電気自動車(EV)は約160.6万台と世界一となった。日本での事業は節目の20周年を迎えた。

・次いで、商用車事業の石井氏が登壇し、日本に電気バスを投入してから10年を迎え、累計販売台数は年末までに約500台、電気バスのマーケットシェアは約70%に達すると説明した。現在3モデルをラインナップしており、そこに新たに加わるモデルとして、日本専用設計の小型電気トラック「T35」を世界初披露した。アルミバンと平ボディの2モデルを設定する。1回の充電での走行距離は、積載量を1トン程度確保しながらも250kmを実現。普通免許で運転できる。先進運転支援システム(ADAS)、シートベンチレーションやシートヒーター、大型モニタなど多くの安全・快適機能を搭載するほか、外部給電機能としてV2HとV2L、OTAアップデートに対応している。2026年春ごろに発売を予定。価格は架装費込みで800万円前後を検討しているという。

・乗用車事業の東福寺氏は、2023年の日本での販売開始からこれまでの累計販売台数が7,123台となったと説明したうえで、2モデルの新型車を披露した。1つは日本初公開となるプラグインハイブリッド車(PHV)のミッドサイズSUV「Sealion 6 DM-i (中国名:宋Plus)」。BYD独自のDM-i(Dual Motor Intelligence)システムは、「バッテリーを得意とするBYDらしく、積極的にEVとして走行し、いざという時にエンジンがかかる仕様」と説明。静かで滑らかで、心地よい走りを提供するという。「Sealion 6 DM-i」は11月1日に先行予約が開始され、12月1日に詳細が発表される予定。

・BYD初の中国国外専用設計モデルで日本独自の軽規格に準拠したEVプロトタイプ「ラッコ (RACCO)」を世界初披露した。同社が企業ミッションとして掲げる地球の温度を1度下げるという理念に基づき、絶滅危惧種のラッコからネーミングされた。日本の軽自動車の主流であるスーパートールワゴンスタイルやスライドドアを採用した。現在、衝突試験、総合試験、充電試験などを実施しているという。駆動用バッテリーに硫酸鉄リチウムイオン電池のブレードバッテリーを採用。電池容量の詳細は公表されなかったが、ショートレンジとロングレンジの2種類を用意する計画。2026年夏の発売を予定している。

・BYDはこれらを含め、乗用車部門から8台 (うち、ワールドプレミア:1台、ジャパンプレミア:3台)、商用車部門から5台 (うち、ワールドプレミア:1台、ジャパンプレミア:1台)、計13台を出展する。

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