メキシコの10月自動車生産は11.1%増、輸出は12.7%増
・メキシコ自動車工業会(AMIA)が発表した2017年10月の生産台数は、前年同月比11.1%増の36万5,111台で、10月として過去最高となった。内訳は、乗用車が10.0%減の16万7,067台、ライトトラックが38.6%増の19万8,044台。1-10月の累計生産台数は前年同期比10.0%増の319万4,872台で累計でも過去最高となっている。
・メーカー別生産台数では、GMが19.6%増の8万3,083台、日産が1.5%減の7万8,950台、FCAが40.2%増の6万3,024台、VWが12.1%増の4万8,302台、起亜が38.1%増の2万4,327台となった。
・モデル別生産台数では、日産「セントラ(Sentra)」が2万7,621台、シボレー「シルバラード(Silverado)」が2万5,062台、ジープ「コンパス(Compass)」が2万4,627台、フォード「クルーキャブ(Crew Cab)」が2万464台、日産「ヴァーサ(Versa)」が2万4台。
・10月の輸出台数は前年同月比12.7%増の28万7,465台で、乗用車が13.0%減の11万6,412台、ライトトラックが41.0%増の17万1,053台だった。
・メーカー別輸出では、GMが35.3%増の7万3,301台、FCAが24.7%増の5万6,948台、日産が9.2%減の3万9,993台、VWが15.0%増の3万5,847台、フォードが4.0%増の2万2,477台であった。
・モデル別輸出台数では、「ラム(Ram)」が2万5,057台、シボレー「シルバラード」が2万4,775台、日産「セントラ」が2万137台、ジープ「コンパス」が1万9,477台、GMC「シエラ(Sierra)」が1万2,415台。
・地域別の輸出累計では、米国向けが10.4%増の196万1,097台で、全体の76.1%を占めている。カナダを含めると北米向けが84.6%となった。
・なお、米国市場で10月に販売された車両のうち、メキシコ製は16.3%とであった。1-10月ではメキシコ製は13.9%を占めた。
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メキシコの生産台数データをみる(ご参考)
メキシコの自動車生産・輸出台数
2017年 10月 |
2016年 10月 |
増減比 | 2017年 1-10月 |
2016年 1-10月 |
増減比 | |
生産台数 | ||||||
乗用車
|
167,067 | 185,552 | -10.0% | 1,669,173 | 1,672,523 | -0.2% |
ライトトラック
|
198,044 | 142,938 | 38.6% | 1,525,699 | 1,232,448 | 23.8% |
合計
|
365,111 | 328,490 | 11.1% | 3,194,872 | 2,904,971 | 10.0% |
輸出台数 | ||||||
乗用車
|
116,412 | 133,768 | -13.0% | 1,243,008 | 1,226,909 | 1.3% |
ライトトラック
|
171,053 | 121,347 | 41.0% | 1,332,353 | 1,079,384 | 23.4% |
合計
|
287,465 | 255,115 | 12.7% | 2,575,361 | 2,306,293 | 11.7% |
出所:Asociacion Mexicana de la Industria Automotriz A.C. (AMIA)