Bosch ConnectedWorld 2024
AIを強化し、パートナーと協力して前進する
2024/04/10
- 要約
- 現在のパフォーマンスで未来を形成する
- AIとビジネスへの影響/アクティブなAI環境における価値と信頼の創出
- モビリティと輸送
要約
Bosch ConnectedWorld 2024のロゴ(出典:Bosch Media Kit) |
Bosch ConnectedWorld(BCW ボッシュ コネクテッドワールド)は2014年から開催されている年次イベントである。9度の開催を経て、BCWは、デジタルビジネス、AI、IoT、デジタルトランスフォーメーションの主要イベントとしての地位を確立した。今年のイベントはドイツの首都ベルリンのベルリン駅で開催され、オンサイトで3,200人以上、オンラインで8,500人以上が参加した。
42社の出展パートナー、14社のBoschパートナー、およびAI、グリーン技術、持続可能性、ロボティクス、自動運転などの分野を専門とする24社のスタートアップが参加し、今年の主なトピックに則したソリューションを紹介し、議論を促した。本イベントでは、協力や提携による持続可能性とイノベーションを促進するAIの進歩に焦点が当てられた。
また、開発者、製品所有者、プロダクトマネージャー、UXエキスパート、起業家、イノベーターなどのグローバルなメンバーによるAIとIoTのハッカソンが開催され、コネクテッド製品、アプリ、サービスの設計と開発、ネットワーキング、技術交流に対する実践的なアプローチが行われた。
本イベントのディスカッションは、AIとデータの範囲を統合したさまざまな焦点のテーマに沿って行われた。テーマはデジタルモビリティ/デジタル自動車、デジタル産業、デジタルビルディング、デジタルホームで、いずれにおいても今年のBCWの中心的価値である、持続可能性、文化、デジタルビジネス&イノベーションが取り上げられた。
前回のBCWでも頻繁に議論され、現在も自動車業界と極めて関連性が高いテーマとして、ソフトウェアデファインドビークル(SDV)がある。SDVは、機能を経時的に進化させることができる製品であり、機能やサービスを更新、アップグレードすることで顧客により良い体験を提供できる。この技術を管理することは、車両の価値とドライビング体験を再定義することであり、世界規模のモビリティ進化の基盤の1つでもある。
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